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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 戸田優美子作陶展。 会場風景。 刳り抜きの技法による器群。 釉薬の発色、透明感がとてもきれいです。 通常、陶芸における器は、 粘土を轆轤で引き上げて成形します。 あるいは手びねり。 立体造形は、彫り刻む技法「彫刻(carving)」と、 かたちづくる技法「塑造(modelling)」に大別されますので、 陶芸は塑造の一ジャンルといえます。 例外的に、刳り抜き技法という、 彫刻に近い概念の制作方法もあります。 まず...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.19 Tue 07:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 ひとりたのしむ 昭和陶藝逸品展。 会場風景。 現代陶芸界のルーツである、 昭和陶藝の巨匠たちの逸品の数々。 2回に分けての紹介。 後半です。 塩釉色差茶碗 濱田庄司 繍花茶碗 河井寛次郎 信楽茶碗 金重素山 紅萩茶碗 三輪休和 練上嘯裂壺 松井康成 練上嘯裂壺 松井康成 古瓦茶托 ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.17 Sun 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 ひとりたのしむ 昭和陶藝逸品展。 会場風景。 現代陶芸界のルーツである、 昭和陶藝の巨匠たちの逸品の数々。 工芸美術品は、原則道具ですから、 使われるシチュエーションで、 使い分けが行われます。 例えば、誰が作ったかという基準だと、 ・お稽古道具や日用雑器、食器。 →「職人」モノ ・市井の茶人が茶事で使う道具。 →「作家」モノ。 ・市井でない茶人が茶事で使う道具。 ・美術館...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.16 Sat 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、藤野 征一郎 漆展。 会場風景。 漆芸家 藤野征一郎 1972 滋賀県生まれ 1998 金沢美術工芸大学 大学院美術工芸研究科 修了 2002 金沢卯辰山工芸工房 修了 現在 石川県にて制作活動 「黒觔斗(くろきんと)」と銘の付いた茶碗があります。 觔斗雲(きんとうん)は、「西遊記」に登場する、 猿の仙人である孫悟空...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.09 Sat 05:22
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、今西公彦作陶展。 会場風景。 丹波焼 松薪の灰が器の上に降りかかり、 釉薬と融け合って窯変し、 二つとない多様な色合や模様が一品づつ表れます。 土も個性というか、癖があり、 じっくり対話し、なだめすかせ、 黙する土に語らせようとしています。 手取り時の、筆者の予想を裏切る重さ、軽さそのものが、 引き出された言葉のようです。 炎と土と、作家の造形力。 茶碗の中に深い世界が宿っています。 黒...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.06 Wed 05:17
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(東京都中央区京橋2-10-10) では、市川 透 展。 会場風景。 備前焼の陶芸家、市川 透の作陶展。 市川透 1973 年 東京都出身 2011 年 陶芸家 隠崎隆一に師事 2015 年 岡山県玉野市で独立 フェインアートと異なり、 茶を点てて喫むため道具である茶碗は、 創造というモチベーションでは、ごく自然な流れである、 革新性や前衛性が高まれば、 用と美の対立が意識され始めます。 一方で、茶の湯の「美意識」の概念は、 わび・さび(侘・寂...
お茶を楽しむ生活 | 2017.12.01 Fri 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 うつわ謙心(渋谷区渋谷2-3-4)では、小林千恵展。 ギザギザシリーズと名付けられた 白磁の器。 文字通り、表面に細かい縦筋が入り、 口縁が虫食いの様に、 部分的に欠けています。 思わず「虫食いの様に」と書いたように、 欠けかたには規則性がなく、 端正なフォルムに対する恣意性が際立ちます。 フォルムを強く律しながら、 釉薬や絵付けに頼らず、 豊かな表情、温かみを漂わせること。 細かい陰影や、不規則なエッジは、 物静かに、 不思議な効果を生んで...
お茶を楽しむ生活 | 2017.11.27 Mon 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 渡辺愛子作陶展。 会場風景。 焼締め陶である伊賀・信楽の女性作陶家。 器肌は高温で焼かれることで、 降りかかった薪の灰が緑色のガラス質となります。 また、灰かぶりや黒い焦げが生じ、 それらは、火と土による自然現象(窯変)のようですが、 当然、熟練の作家にとっては、 想定内の結果です。 現代美術における抽象表現も、 自然発生的な不協和音を発しながらも、 実は、画家はその総てを制御しながら、 ドラ...
お茶を楽しむ生活 | 2017.11.26 Sun 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 江波冨士子・小西潮 二人展。 会場風景。 繊細な表情を持つ作風の、 二人の硝子作家展ですが、 ガラス工芸には不案内な筆者にも、 その手法の違いが分かります。 小西 潮は、「レース」が含まれる作品名が示す通り、 細い線の構成によって模様がつくられています。 一方、江波冨士子の模様は、 色点、色粒の集積で成り立っています。 結果、小西 潮の作品は、 透明ガラスの中を、色線がゆらゆら走り、 幾層に...
お茶を楽しむ生活 | 2017.11.24 Fri 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、今井一美展。 会場風景。 素直に、心温まる器たち。 センスがよくてお上手。 器いっぱいに果物や野菜が描かれています。 そこに描かれているのは、 果物や野菜が優しく温かい光で包み込まれ、 果物や野菜が優しく温かい光を発する世界。 説明しようとか、再現しようとかではなく、 果物や野菜からヒントをもらって、 器の中に、美しく優しいひと時を 宿らせようとしている。 そんな印象でした。 長皿...
お茶を楽しむ生活 | 2017.11.18 Sat 05:17
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