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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 前回紹介した魯卿あん(中央区京橋2-9)の店内には、 小間の茶室が、きっちりとつくられていますので、 これは見逃せないと、じっくり観賞。 1階の店舗の奥に造られた、 片流れ屋根の茶室。 貴人口と躙り口が矩の手に並んでいます。 貴人口から中を窺います。 躙り口面。 上下、軒桁と躙り口の敷居、 左右、柱で区画される面が正方形。 連子窓の敷居(躙り口の鴨居)が高さの中央を走り、 モダンなイメージ。 結果、連子の間隔がちょっと広め。 細い横貫...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.28 Thu 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 魯卿あん(中央区京橋2−9)では、初夢初碗展。 魯卿あん(ろけいあん)は、 筆者が定期的に通う「しぶや黒田陶苑」の京橋分店です。 北大路魯山人が開いた古美術の店「大雅堂」の跡地に、 ※魯山人の名を馳せた「美食倶楽部」の跡地でもあります。 2013年に開店しました。 北大路魯山人の常設展がメインですが、 今回のような企画展も開催されますので、 筆者のルーティン 「京橋・銀座画廊巡り」のついでに、 覘いてみました。 規模の大きな本展は、 ...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.27 Wed 08:29
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、 2016年 新年 酒器・茶器展。 会場風景。 穴窯陶廊 炎色野取扱作家6人による、 酒器・茶器展。 織部・唐津・丹波・染付・色絵・志野。 陶産地の伝統と作家の個性。 このように、作風の確立した実力派が集まるグループ展は、 それぞれの差異が浮かび上がることで、 個性が一層、わかりやすく際立ちます。 ひとつに見とれ、 目線が転じた途端に、別の茶碗に見とれと、 刺激的な一周が終われば、 気分を変えて、二周目...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.22 Fri 05:17
しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、2016 大酒器展。 開催期間 :2016年1月15日(金)〜1月26日(火)※1月21日(木)定休。 引き続き、後半13作品の紹介。 伊部馬上盃 金重巖 淵淵盃 三輪和彦 絵唐津盃 田中佐次郎 辰砂平盃 田中佐次郎 洋彩酒器 前田正博 ぐい呑 深見陶治 ぐい呑 ...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.19 Tue 05:08
しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、2016 大酒器展。 開催期間 :2016年1月15日(金)〜1月26日(火)※1月21日(木)定休。 会場風景。 唐津・志野・織部・備前・萩・色絵・青瓷など、 全国28名の人気の現代作家の新作酒器が、 一堂に展示されています。 酒器、酒盃、ぐい呑み、猪口、 日本酒の楽しみを格段と広げてくれます。 ガラス、磁器、陶器。 形状、材質、サイズ。 筆者もたしなむ程度ですが、毎晩酒器にお世話になっています。 仕事を終え、 自宅...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.18 Mon 04:55
中長小西(中央区銀座1丁目15)では、頂点を極めたお椀展。「頂点を極めたお椀」とは、国宝でもない限り、名称し難い、凄いネーミングですが、経緯を知れば成程と納得。会場の説明用写真パネル。登山家三浦雄一郎は、2013年に80歳で世界最高峰エベレストの登頂に成功し、史上最高齢記録 となりました。本展に出品されているのは、その偉業を支えた漆のお椀「ちょもらんま椀」です。世界最高峰エベレストで使われたので、「頂点を極めたお椀」と称されています。筆者は登山に関しては全くの不案内ですが、携帯する食器類の条...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.14 Thu 05:12
さる香炉瀬戸赤津焼23代宇助窯 加藤綱助作清流庵では例年通り、正月三日に初釜。正月らしく、荘厳さと華やぎを兼ね備えた長板総荘で。初釜は、なにからなにまで例年通りで、「大いなるマンネリ」を地で行っています。実際、筆者の母(裏千家教授)はここ25年ほど市谷加賀町の裏千家東京道の今日庵初釜式に通い続けていますが、濃茶は、家元の真台子、薄茶は、業躰先生によるお運び、という具合に、全く不変なのです。※菓子、床荘から手順まで一切合財。※道具は新作。新年の抱負といえば、「今年こそは変わるのだ。」あたりが定...
お茶を楽しむ生活 | 2016.01.06 Wed 10:42
しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、時をつなぐもの展。2015年12月25日(金)〜12月29日(火)会場風景。しぶや 黒田陶苑、年末恒例の干支展は、来年の申。4名の作家による猿をモチーフにしたオブジェ展。※器物、箱物もあります。12月31日と1月1日は、たった1日日付が変わるだけなのに、「一年の計は元旦にあり」と言われるように、年があらたまるタイミングは、気持ちの切り替えも自然と行いやすい時でもあります。その刷新の気分を、その年の動物の変化に託す工夫は、たいへん優れたアイディアです。ですから、お...
お茶を楽しむ生活 | 2015.12.26 Sat 05:12
しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、北大路魯山人展。会場風景。北大路魯山人多彩なジャンルで活躍し、美食の道をきわめた異才の芸術家。市販のものでは満足がいかず、自分で納得のいく器をつくるため、「器は料理の着物」というコンセプトのもと、和食の魅力を読み解いた結果として、その革新に挑み、日本の美意識、もてなしの精神、自然観を器に結晶させました。同時に恐るべき多作家でした。魯山人は遅い年齢で作陶を始めたので、轆轤回しが苦手でした。轆轤は職人にやらせ、最後に自らが仕上げ(手捻りを加え)、釉...
お茶を楽しむ生活 | 2015.12.13 Sun 05:18
しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、金重巖展。会場風景。金重陶陽(人間国宝)を祖父に、金重道明(無形文化財)を父に持つ金重巖。去年の同じ時期に観賞した個展から、わずか1年しか経っていないのに、その様変わりに驚かされます。このレベルの作家は作風が確立し、その熟成、進化を歩むものと思っていましたが、この先生※会場で金重先生とお呼びしたら、先生ではありません。作り手です。とおっしゃいまして、しみじみ印象的でした。は、確立どころか、別の山を築き始めるといった塩梅で、体内からクリエイターな...
お茶を楽しむ生活 | 2015.12.08 Tue 05:38
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