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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 昭楽作の黒楽茶碗「大黒」の写しを購入しました。 「大黒」は、長次郎七種(利休七種)の一つで、 重要文化財です。 長次郎七種とは、初代楽長次郎作の茶碗のうち、 千利休が名作として選んだと伝えられる七種。 とはいえ、現存しているのは、 「大黒※個人蔵」「東陽坊※個人蔵」「早船※畠山記念館蔵」の三碗だけで、 「大黒」と「東陽坊」が重要文化財に指定されています。 「大黒」は、長次郎の作品の中でも傑出した茶碗で、 典型的な「宗易形」の茶碗と言われています。&...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.10 Thu 05:24
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1−8)では、菱田賢治・陶漆展。 陶漆とは陶磁器に漆を塗った陶胎漆器の名称。 日本の二大伝統工芸を統合する技法なので、 それそれの技能を体得した上で、 陶芸でもなく、漆芸でもない、 新しい用と美の世界を構築するという、 極めて高度な技術と、独創的な感性が必須です。 ※これを押さえなければ「面白い」で終わってしまいます。 菱田賢治は、1964生れ。東京芸術大学デザイン科、同修士課程卒。 (株)電通のアート・ディレクター、 公立大...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.04 Fri 05:03
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は桃の節句ということで、 裏千家十四世淡々斎好みの徒然棚の稽古。 なぜ桃の節句というと、 平面が菱型という(残念なほど)即物的な理由からですが、 華やかなイメージに、よく合っています。 大きな棚なので、炉だけに用います。 濃茶の場合は特殊な扱いはありません。 主客からの姿。 薄茶点前では、最初と最後に ユニークな所作が出てきます。 上部の袋棚に棗を荘っておきます。 茶碗を勝手付きに仮置きした後、 最初に左手で左方の戸を開け、 次に...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.03 Thu 10:40
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、池西剛作陶展。 2月26日(金)〜3月2日(水) 会場風景。 池西 剛 1961年に大阪府吹田市に生まれました。 各地にて日本・朝鮮・中国の陶磁を学び、 1994年、愛媛県今治市に五連房式登窯、単室窖窯を築窯しました。 1995年より個展にて、作品発表を続けています。 今回は新作の黄瀬戸と黒が揃います。 作家にも色々と伺いましたが、 求道家風の研究者の面と、茫洋とした雰囲気を併せ持つ人柄と、 生み出された作品と...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.28 Sun 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、 ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品。 2016年2月26日(金)〜3月8日(火) ※3月3日・6日休み 会場風景。 現在の陶芸界の礎となり、いまだに極北として耀く、 昭和陶芸の巨匠たちの逸品展。 しぶや 黒田陶苑ならではの、誠に贅沢な企画。 早速、一点づつじっくりと。 赤楽茶碗 銘「秋譜」 山田山庵 山田山庵(やまだ さんあん): 1906年(明治39) 〜 1995年(平成7) 陶芸家と同時に実業家。 楽長次...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.27 Sat 05:19
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、内田鋼一 壷展観。 2016年2月19日(金) 〜2016年2月23日(火) 会場風景。 大小様々な壺が並んでいます。 壺。 皿や碗、丼のような、その場使いの食器とは異なり、 主に食料貯蔵や移動などに使われる容器。 蓋がしやすいように口縁部が狭く、全体はまるい形。 文明の始まりほど古くからある道具。 NHKの「美の壺」のネーミングが示す通り、 なにやら無限の容量を備えた神秘性がありますので、 入れ物としてスタート...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.20 Sat 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、岸田匡啓作陶展。 会場風景。 2007年唐津で修業を始め、 2009年川上清美に師事し、2012年唐津にて独立した、 唐津焼の若手作家。 唐津焼は種類が多く、それぞれ特徴がありますので、 個展でも、多様な作品が集まり、 楽しい観賞体験になります。 唐津焼は素朴で力強い傾向がありますが、 この作家はさらに、 しなやかさと柔らかさが加わったイメージ。 1年前の個展に比べて、派手な外連味(けれんみ)が薄れて、 抑え...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.14 Sun 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 うつわ謙心(渋谷区渋谷2−3)では、橋本忍展。 2016年2月11日(木)〜16日(火) ここでの毎年2月の個展が恒例なので、 ちょうど1年振りの観賞。 作家が持ち合わせた感性や技法は変わりませんが、 やはり技術的な進化、 美的感性の変容があって、 ああ、ここまで完成度高いレベルでも、 伸び代 があるのだなあと、 創作という世界の深さ、厳しさを改めて実感。 この作家の特徴は、 ガチットした揺るぎないシンプルなフォルムに、 ギラリと光る銀色の釉薬と、 複雑...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.13 Sat 05:15
今日は大炉で初炭手前。 普通の炉は一尺四寸(約42.4センチ)四方ですが、 大炉は一尺八寸(約54.5センチ)四方で、 一回り大きく、逆勝手に切ります。 炉縁は木地、炉壇もねずみ色に仕上げられ、 ごく侘びた風情です。 炉中の様子は、 炉に向かって右手前に五徳を据え、 その反対側、左向こうに炉中の仕切りとして、 雪輪瓦を立て、 外側にしめし灰を盛り、灰さじをさしておきます。 ということで灰器は使わず、 この大炉の中で全てを済ませますので、 侘びた風情に見合った、独特の手前になっていま...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.10 Wed 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 2月に入ると厳寒の頃だけということで、大炉を開きます。 大炉は、裏千家十一世玄々斎が、 嘉永二年(1849)年、知恩院門跡尊超法親王(華頂宮)を迎えて献茶の折に、 八畳広間の咄々斎の隣の六畳間に、 暖をとるために切られ、 薄茶もここで行われたのが始まりです。 という経緯で、 裏千家だけというリミテッド感あるお点前になっています。 筆者は咄々斎と六畳間の間取りを描いてみました。 (下図) 玄々斎は、八畳の隣に六畳の部屋を造りました。 六畳の部屋と八畳...
お茶を楽しむ生活 | 2016.02.09 Tue 05:35
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