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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(東京都渋谷区渋谷2−7)では、三藤るい作陶展。9月11日(金)〜9月16日(金)会場風景。唐津の若き女性陶芸家 三藤るい。2006年有田窯業大学卒業後、川上清美氏に師事、2009年唐津市に登り窯を築き独立しています。今年の6月に、同じギャラリーで観賞した(第226回で紹介)川上清美のお弟子さん。川上清美は豪放な力を秘めた作行きでしたが、三藤るいは堅実なスタイルを保持しながら、ポイントで創造者魂が煌めく印象。今回は茶碗がメインで、手に取れば、意外...
お茶を楽しむ生活 | 2015.09.15 Tue 05:18
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、備前 高力芳照展。開催期間 :2015年9月11日(金)〜9月15日(火)会場風景。備前の作陶家 高力芳照。巨匠 金重素山先生の内弟子で、若手人気作家。現在は閑谷に登窯を築き、備前にひたむきに取り組んでいます。備前焼うわぐすりをかけないで、良質な陶土をじっくりと焼き締めた結果うまれる、土と炎の出会いによる、素朴で自然な肌合い。「窯変」による、一つとして同じ模様にはならない偶然性。高力芳照は備前の特性を自家薬ろう中の...
お茶を楽しむ生活 | 2015.09.13 Sun 05:02
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は盆点の稽古。四ケ伝の一つで、唐物茶入れを盆にのせて扱う点前です。台子の基礎となる点前ですが、盆点独自の所作もあり、前段階の唐物と、応用編の行之行台子との微妙な差に思わずしびれます。上は、客の迎え付け前に、仕服に入れた唐物茶入を盆に乗せ、曲水指の前に1cm離して荘っておく様子。スタートからいきなり独特。茶碗は一旦左に仮置きしておいて、茶入の仕覆の緒(ひも)をほどき、火窓前に手なりに置きます。まず、盆を三の字に拭き清めるのです。茶入を真に清め、盆の上に置...
お茶を楽しむ生活 | 2015.09.10 Thu 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、栗原太・高橋裕美作品展。9月1日(火)〜9月6日(日)会場風景。今回の展示はお茶道具ではないので、別のブログ、「画廊めぐりノート」で紹介しようと思ったのですが、作風が茶味に溢れているので、このブログで紹介。お茶道具なら「遊びごとではない」と、思わず構えてしましますが、今回は、肩の力を抜いて、作家さんとの会話を交えつつ、楽しい観賞体験になりました。実は、このギャラリーの造作と施工・ディスプレイはお二人の仕業とのこと。...
お茶を楽しむ生活 | 2015.09.05 Sat 04:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は茶入荘で濃茶の稽古。本式の茶事なら、初入りの迎付をするまでに、床に軸をかけ、茶入を仕覆に入れ、床の間を3等分した上座(※下座の場合もあり)に、袱紗を敷いて茶入を仕覆に入れたままで荘っておきます。客は、掛物を拝見した後、茶入を見て、今日は茶入荘であることを知ります。※この時は外見を拝見するだけです。初座で懐石、炭手前、菓子を出して中立となります。中立の間に、床の軸を巻き、花を入れ、水指を据えてその蓋の上に茶巾、茶筅、茶杓をのせ、茶碗に、前席で床に荘った茶...
お茶を楽しむ生活 | 2015.09.03 Thu 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は5人で三友之式の稽古。清流庵では月の最後の週が花月の稽古です。三友は十三世円能斎が好まれました。名称は、花を入れ、香を炷き、薄茶を点てるという、三種の所作からきています。花、香を愛で、楽しみ、最後に薄茶でねぎらい合う、そんなイメージです。一方で、花月には五人が取った札で役割が変わり続け、瞬時に対応してゆく、スポーツ(ゲーム)感覚もあります。※今回も筆者は最初に花を引いて、亭主役になりましたが、その次ぎも花を引いて、亭主役が薄茶の初花になりました。珍し...
お茶を楽しむ生活 | 2015.08.27 Thu 05:17
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、高仲健一作陶展。8月22日(土)〜8月27日(木)会場風景。房総山中の陶画仙・高仲 健一(Takanaka Kenichi)1966 茨城県生まれ。学習院大学中退後、サラリーマン生活を経て画業に入りました。李朝の民画や陶芸に触発され、独学で作陶を始めました。古事記を皮切りに、漢籍をはじめ東洋の古典を徹底的に読み込み、その深部にある世界を絵画・陶器に表現してきました。湖を望む山上に古式建築の居宅を新築し、電線は引いたものの、熱源は薪の火のみ...
お茶を楽しむ生活 | 2015.08.25 Tue 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で奥伝の大円草の稽古。6月16日に稽古をしていますので、記憶が新鮮な内におさらいです。裏千家十三代円能斎考案の大円盆に、唐物茶入と和物茶入を載せ、 濃茶を二服点てる点前。客の迎え付け前に、大円盆の盆中左上に和物茶入れ、右上に唐物茶入れ、下中央に元節茶杓、茶巾を仕込んだ天目台、天目茶碗を飾り、一重口水指前に置きます。蓋置を点前畳右上隅3つ目、3つ目に置き、柄杓を乗せ、体に平行に引き、「総礼」。唐物茶入、和物茶入を清めた後、袱紗をそのまま折り込み、大円盆を...
お茶を楽しむ生活 | 2015.08.15 Sat 05:22
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、台子点前の基礎の四ケ伝の一つ、台天目の稽古。中国浙江省天目山の仏寺の常什を、鎌倉時代の禅僧が持ち帰り、合わせて喫茶方法も天目山の霊場から得てきたので、この地の寺院の茶碗を天目と呼びました。日本茶道の源の話です。流れは普通の濃茶と同じですが、象牙の茶杓、天目台、天目茶碗に対して特有の扱いがあります。全体の流れの中で、茶碗を勝手付に仮置きすることはありません。引き続き、夏涼しくということで、水面をたっぷり見せる平水指で薄茶点前。共蓋は大きく重いので、風...
お茶を楽しむ生活 | 2015.08.12 Wed 05:24
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は瓢棚を使った稽古。裏千家十四世家元 淡々斎好みの組み立て棚。濃茶点前では、初め水指を地板に、棗を天板の瓢のくびれたところに荘り、茶入を水指前に置きます。勝手付の側板を瓢形に刳抜き、刳抜いた瓢形を天板にするという、造作の手間の省略化と、意匠の面白さを兼ねたユニークなデザイン。※上から見下ろしても、横から見ても同じ瓢形が現れます。濃茶の所作における、この棚の特徴は、仕覆は打ち返さずに竹の柄杓釘にかけるところ。水指に水を次ぐ時は、半出、全出、どちらでも構い...
お茶を楽しむ生活 | 2015.08.06 Thu 05:01
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