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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 知人から、自宅の八畳の和室が、 お茶が出来る様にならないかと相談を受けました。 上が現状の図面。 ごく普通の八畳間で、出入り口は引き違い襖の一か所だけです。 ※他の壁には窓が付いていますが、 本論と関係がないので省略しています。 改修工事はせず(入り口はそのままで)、 畳を敷き替え、炉を切るだけで済ませたいそうです。 一見、簡単そうですが、 検討してみると、以外と難しい事がわかります。 で、筆者の答えは下記の図です。 下座床の発想が...
お茶を楽しむ生活 | 2016.04.03 Sun 05:22
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、向切で濃茶、薄茶点前の稽古。 炉の切り方は8通りあり、八炉といわれています。 まず、大きく分けて、入炉(いりろ)と出炉(でろ)とがあります。 出炉とは点前座に接する畳に炉を切る方法で、四畳半切と台目切があります。 入炉とは、上の写真のように、点前畳の中に炉を切る方法で、 客畳に寄せて切る炉を向切、客畳と反対の方向に切る炉を隅炉といいます。 ※上の写真は向切。 以上の4通りの炉に、それぞれ本勝手と逆勝手があり、 合わせて8通りというこ...
お茶を楽しむ生活 | 2016.04.01 Fri 05:09
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は釣釜で初炭の稽古。 桜が咲き始め、 炉の季節も終わりに近づく3月は釣釜を使います。 ゆらりと揺れる釣釜を見ると、春を感じます。 元祖の囲炉裏が連想される、わびた雰囲気。 釜は、いつもは五徳の上に乗せられていますが、 釣釜では五徳を取り除き、 天井に打たれた蛭釘(ひるくぎ)から釜を釣り下げます。 釣釜に用いる釜は、細長くて味のあるものが向いています。 炭の組み方はいつもと同じですが、 釻は必要ありません。 道具を置き合わせ、...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.31 Thu 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 うつわ謙心(渋谷区渋谷2−3)では、片瀬和宏展。 2016年3月28日(月)〜4月3日(日) 二年前の個展で作家が下記の様なコメントを書いていました。 数多とある和食器と呼ばれる品々。 其処(そこ)に自作も分類されていくのなら、 どう際立っていけるか探っていきます。 恐らく、今現在の創作ポリシーも変わっていないでしょうし、 新作を見ればそれが確認できます。 簡単なコメントですが、多くを語っています。 まず、作家は自分の作品を和食器と定義していますが、...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.30 Wed 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、瀬沼健太郎硝子展。 会場風景。 お茶道具といえば陶器がメインで、サブ的に竹や木工。 硝子ものがないわけではありませんが、 季節や祭事に因んだ、アクセント的な登用に限られます。 茶の湯独特の雰囲気や境地である「わび」「さび」感に 簡素・枯淡な陶器との相性が良かったこともありますが、 そもそも、草庵の茶、侘び茶の完成期に、 日本における硝子工芸が未熟で、 道具の「真・行・草」の整備、分類に加えられなかった...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.28 Mon 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、織部 小山智徳展。 2016年3月25日(金)〜3月29日(火) 会場風景。 織部とは何だろう、 織部と称する基準は何だろうと思います。 釉薬、形、文様、絵付け。 作陶家は自身の織部としての規範を持ち、 それを満たした作品を織部として、世に問います。 以下、ちょうど1年振りの小山先生との会話。 Q:今回は多様な茶碗が出ています。 A:一通り造ってきて、もっと色々作りたくなりました。 Q:茶席に出すとインパクト...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.26 Sat 05:18
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、渡部秋彦展。 会場風景。 1年前の個展では、 多様な形、多彩な仕上げの作品が並んでいました。 今年は打って変って、青瓷一本。 作行きも派手さを押さえた静かな美。 創作のベクトルが絞られ、その分先鋭化していて、 優しい佇まいに、厳しさが潜んでいます。 窯変青瓷茶碗 貫入の赤い線は、作家がベンガラを、 じっくりと染み込ませた結果。 窯変黒緑瓷小茶碗 窯変灰青瓷...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.20 Sun 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 TOTOギャラリー・間(港区南青山1-24)では、 岸 和郎の個展「京都に還る_home away from home」。 会場風景。 建築家 岸 和郎の京都をメインとした数多くのプロジェクトが、 模型やドローイング、映像等、さまざまな切り口で展示されています。 4階会場の奥の空間には、 岸 和郎と、茶道家・木村宗慎氏と共同で創作した立礼卓が置かれていましたので、 このブログで紹介。 立礼式(りゅうれいしき)。椅子に腰かけて行う茶道の点前形式。 1872年(明...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.18 Fri 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2−7)では、鈴木大弓作陶展。 会場風景。 去年の個展からちょうど1年振り。 1年ごとに個展を観賞すれば、 1年間の作陶家の創作上の進化、変化が見えてきて、 別の興味深さも味わえます。 去年の作家紹介文をそのまま転記します。 信楽の作陶家 鈴木大弓(hiroyumi) 1981年仙台市生まれ。 作家に伺うと、陶芸とは無関係の家に生まれたものの、 大学時代の陶芸クラブでその魅力に取りつかれ、 この道に入ったとの事。 驚いたのは...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.15 Tue 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、 愛しき絵と白いやきもの展。 会場風景。 白いやきものと、絵画の競演。 しぶや黒田陶苑は、 近現代の巨匠陶藝家の逸品と、 気鋭の現代陶芸家の作品を扱う陶芸の専門店ですが、 代表の本質は、さらに広いカテゴリーである「美術商」なので、 当人の感性を刺激する、 優れた美術品(絵画、立体)や書、古美術に出会ってしまうと、 素通りできないようです。 そんな広い守備範囲を生かして、 異業種の美の「組み合わせ」...
お茶を楽しむ生活 | 2016.03.13 Sun 05:02
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