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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、備前 大桐大展。会場風景。花器がメインの壺物の作品群。まずは、端正で自在な造形力に感心。作家の父が彫刻家ということが、「造形」を自然なものにしているのかもしれません。幾何学的な成り立ちながら、プロダクト的冷たさはなく、微妙なフリーハンドの柔らかさが、鉱物を連想させます。何とも言えない深い肌合い。経験知に基づく計らいがあるものの、自然の不可抗力にゆだねます。わずかに歪んで立ち上がるフォルムと、ここしかないと思わせる...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.19 Mon 05:32
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 二畳台目シリーズの9回目。珍散蓮(ちんちりれん)四君子苑(しくんしえん)は茶苑を併設した数寄屋造りの建物です。実業家で茶人であった北村謹次郎(1904−1991)の旧自宅。昭和時代の数寄屋建築の傑作です。昭和38年には近代数寄屋建築の泰斗・吉田五十八により、母屋が近代数寄屋建築に建替えられました。四君子苑には、鴨川を隔てて大文字を正面に望む広間「看大」、主茶席小間「珍散蓮」などの茶室があります。■好み:北村捨次郎■広さ:二畳台目 向柱・中板■八炉区分:台目切本勝手■床...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.18 Sun 05:25
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活二畳台目シリーズの8回目。春江院茶室(しゅんこういんちゃしつ)春江院は、愛知県名古屋市緑区大高町にある曹洞宗のお寺。書院の西にある草庵風茶室。明治時代後期に建てたと伝わります。■好み:下村實栗※尾州久田流茶道の開祖■広さ:二畳台目 炉幅向板・向柱■八炉区分:向切り本勝手■床の間位置:下座床■類似間取りの茶室:なし「春江院茶室で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。■間取り概略。一見普通の二畳台目向板向切に見えますが、異例なことに、炉の幅だけ向板を入れて...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.17 Sat 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活■一畳台目※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。081 向板・向柱向切本勝手(下座壁床):今日庵082 隅炉本勝手(下座床):金毛窟083 向板向切本勝手(下座壁床):四方庵※類似の茶室:反古張席084 向切本勝手(下座壁床):花晨亭085 向斜板向切本勝手(上座床):清隠086 中板隅炉本勝手(上座床):菅田庵087 半板・踏半板向切本勝手(上座床):官休庵088 向板向切逆勝手(亭主上座壁床):遺芳庵089 中板・中柱向切逆勝手(下座壁床):暮雨巷09...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.15 Thu 10:39
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活二畳台目シリーズの6回目。西行庵(さいぎょうあん)洛東円山公園の南に西行庵があります。歌僧西行が一時庵を結んだと伝えられるところで、西行を祀るささやかな草堂があります。明治26年に修復が加えられ、その時、堂を守る人の住居として、営われたのが現在の西行庵です。その中にこの二畳台目席があります。■好み:不明■広さ:二畳台目 向板■八炉区分:向切り本勝手■床の間位置:下座壁床■類似間取りの茶室・退蔵院:「囲席」(かこいのせき) 本勝手壁床・薮内家:「雲脚」(うんきゃく) 本勝...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.15 Thu 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で真之行台子の稽古。先月、炉でやっていますので、割とすんなり進みます。4,5月に炉、風炉と続けて稽古することは、記憶に新しく、比較できるので効果的。道具を荘り付けて、長丁場のスタート。濃茶を練り上げ、正面を正し定座に出したところ。引き続き、水指を入れ替えて薄茶の稽古。建水を進め、居ずまいを正したところ。今日の棗、茶杓は竹尽しの個性派。棗:輪島塗 中棗 竹林 宗寛作茶杓:笹葉茶杓 銘/露の宿床花主菓子干菓子
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.14 Wed 14:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 阿曾美術(中央区銀座3−3)では、小川待子展?。陶芸家というより、陶芸の枠を超えた造形作家。「伝統的な」工芸を超えて、造型としてのプリミティブなありようを追求してきました。今回は茶道具も制作したようです。期待しつつ5階の画廊へ。茶碗。部分詳細。茶碗。色々な角度から。さすがに、ぎりぎりに追い込みながら造形する作家ならではの、生な成り立ちの器。鉱物の様な陶芸作品。茶器。これには感動しました。大地に直結した形が、そのまま自然に茶器になっています。茶室がそのまま神秘...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.14 Wed 05:27
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活二畳台目シリーズの5回目。半床庵(はんしょうあん)文京区千駄木にある、武者小路千家の東京出張所に建つ茶室。東京都の指定有形文化財。※京都にある久田家半床庵(二畳中板)は別の茶室。■好み:久田宗全■広さ:一畳二台目 向板■八炉区分:台目向切り非勝手(ひがって)※点前座の左右に客畳があるので。■床の間位置:下座床■類似間取りの茶室:特になし。「半床庵で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。■間取り概略。極めてユニークな構成なので、じっくりと。茶室中央に、台...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.13 Tue 05:21
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 二畳台目シリーズの7回目。雲脚(うんきゃく)雲脚は、藪内家初代剣仲の相伝の賀に、利休から贈られたものと伝えられます。■好み:千利休■広さ:二畳台目 三角向板■八炉区分:向切本勝手■床の間位置:風炉先斜め壁床■類似間取りの茶室:なし「雲脚で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。■間取り概略。全体では、平三畳の角が斜めに取れた平面。丸畳二畳の客座と台目畳の点前座からなり、炉を向切にし、風炉先に三角の向板を入れています。南面ににじり口、西面に二枚障子の貴...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.12 Mon 17:28
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 二畳台目シリーズの4回目。縮遠亭(しゅくえんてい)渉成園(しょうせいえん)は東本願寺の飛地境内地(別邸)です。池泉回遊式庭園で、洛北の詩仙堂を開いた石川丈山が作庭したと伝えられています。縮遠亭は、渉成園内の印月池に浮かぶ北大島に建てられた茶室。1884年(明治17年)頃に再建された建物です。■好み:片桐石州■広さ:二畳台目 ■八炉区分:台目切本勝手■床の間位置:曲り亭主床※板敷の踏み込み床のようです。■類似間取りの茶室:特になし。「縮遠亭で濃茶を点てる。」の図。※建水...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.12 Mon 05:20
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