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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活二畳台目シリーズの3回目。高林庵(こうりんあん)慈光院は、大名茶人で4代将軍徳川家綱の茶道指南も務めた片桐石州が、1663年、父のぼだい寺として建立しました。そこに、この「高林庵(こうりんあん)」(重要文化財)があります。■好み:片桐石州■広さ:二畳台目 中柱■八炉区分:台目切本勝手■床の間位置:亭主床■類似間取りの茶室:他に見当たりません。■主な特徴:引き違いの板扉をはずせば、二畳台目が四畳台目に変化します。「高林庵で濃茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正し...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.11 Sun 05:07
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、長谷川清吉展。会場風景。長谷川清吉は、1982年生まれの金工作家。ロンドンで彫刻を学んだ後、茶道金工家(父)三代目一望斎春洸の元、修行に入り、現在に至っています。水指建水花器釜妙に惹き付けられて、じっくり味わいました。硬い金属なのだと頭ではわかっていても、フォルムなのか、肌合いなのか、筆者にとっては、金属とは異なる素材感でした。冴えわたるモダンでもなく、朴訥一辺倒でもなく、もちろん、中庸でもなく、しかし、かちっとエッジ...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.10 Sat 05:05
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 二畳台目シリーズの2回目。転合庵(てんごうあん)小堀遠州(こぼりえんしゅう 1579〜1647)は、八条宮から茶入「於大名(おだいみょう)」を賜った際に、その披露のために京都伏見の六地蔵に茶室転合庵を建てました。※すごい動機です。その後、所蔵者の遍歴とともに移転を繰り返し、塩原又策(三共株式会社 今の第一三共の創業者)を経て、妻の塩原千代から1963年、茶入とともに、東京国立博物館に寄贈され、庭園内に移築されました。■好み:小堀遠州■広さ:二畳台目 中柱■八炉区分:...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.09 Fri 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 茶室とは、亭主が客を招き、お茶を点てて、もてなす施設です。ですから、亭主にとって点てやすく、客にとっては、心地良いひと時を過ごせることが、茶室が満たすべき機能です。このシリーズでは、世に名高い名茶室はどのような創意、工夫をしているのか、「間取り」に焦点を絞って、その魅力に迫りたいと思います。「間取り」だけに絞ると、例えば二畳台目席なら、八窓庵(遠州好み)、長生庵(仙鶴好み)、庭玉軒(宗和好み)、という有名な3席は、ほとんど同じで、半床庵(宗和好み)と縮遠亭(遠州...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.08 Thu 11:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 爽やかな5月。今日は初風炉。丸卓で大海茶入を使い、濃茶の平点前。いつもながら、炉に比べ、あっさりした流れに、ほっとしたり、物足りなかったり。シンプルな分、完成度高く。大海茶入を清めるところ。最後は、棚に荘り残し、薄茶へ。薄茶は、曲げの建水に茶碗を入れて、一回で持ち出す「入れ子点」で。点前の最後に、道具を全て荘りつけ、拝見はありません。今回は端午の節句にちなみ、鵬雲斎好写 独楽棗や、兜の茶碗が登場しているので、折角なので、拝見がない代わり、お点前中、一通り説...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.07 Wed 10:27
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 清流庵では月末の週は花月の稽古。今日は、濃茶付花月。花月之式に濃茶点前がついた式です。道具畳に棚を据え、水指、棗を棚に荘り、茶入を水指前に荘ります。■主は折据を正客の前に持ち出し、茶碗を運び出し、茶入と置き合わせ、建水を踏込畳の敷合せに置きます。■最初の月の人が濃茶を点て、一同で服し、のち薄茶の花月になります。■一の花が、袱紗捌き、棗清め、薄茶を点てて出します。■二の花は、右手で茶入れを棚の上に上げ、左手で棗を茶入のあったところに置き替え、その上に茶杓をのせ置きます...
お茶を楽しむ生活 | 2014.05.01 Thu 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1−16)では、丸田宗彦展。第二部 (茶碗・花入) 2014年4月25日(金)〜29日(火)会場風景。唐津焼、丸田宗彦(1961年〜)の個展。以下、ギャラリーHP展覧会案内文より、抜粋、転記。前略この度も、『白織部』という独特の唐津を創りだした。それは形や釉を変えるなどという小手先だけのことではなく、創・土・焼の三位一体がなければできない仕事。なんと急冷による引き出しによって創り上げた渾身の作品である。 後略唐津白織部茶碗斬新な作振り。薄い一重...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.27 Sun 05:26
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、長緒茶入で濃茶の稽古。日月棚に荘り付けた様子。水指の円弧のシルエットと、三日月形の中板が呼応します。建水をすすめ、居ずまいを直し、膝と茶碗の間に茶入を取った様子。茶入の扱い方、緒のむすび方が独特。右手で緒の二つ輪を入れて、緒の端だけを外に出した様子。※この後、結び目を解かない場合の扱い。打ち返して、天板に置きます。拝見から戻ったところ。引き続き、薄茶は入子点で。運びが困難な老人や、子供向けの点前とされますが、水を注がず、拝見もなく、あっさりした点前なので...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.23 Wed 10:27
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、真之行台子。初座の様子。風炉と違い、道具がゆったり配置されます。中立ち後、道具の入れ替え、置き換えを行います。流れは把握していて、あとは細部の詰めなので、集中的に稽古をすればモノになると思いますが、次はいつの事やら。ようやく、濃茶を練り、出したところ。前半戦終了。まだまだ続きます。唐金の皆具から緑交趾の皆具に入れ替え、引き続き、薄茶点前。「ああ、楽だ。」と素直に実感。床花。主菓子。干菓子。
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.16 Wed 12:05
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Bunkamura Box Gallery(渋谷区道玄坂2-24)では、あいするくらし展。サブタイトルは、−木と土と光と風と−染色装飾品:佐藤律子木工家具:下尾和彦・下尾さおりによる、空間と生活の提案。染色家佐藤律子による手染布をパネル化した作品。日常生活を彩るさりげないアート(壁面装飾品)として、上質でぴったりだなあと実感。作品と部分詳細。作品と部分詳細。鋭いセンスのコンポジションと、淡い色合いが魅力。木工家具ユニット作家、下尾和彦・下尾さおりによる、「立礼用お点前卓(手前)」と「客卓...
お茶を楽しむ生活 | 2014.04.12 Sat 05:21
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