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JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その7 ■ベートーヴェンの信仰 シントラーによると,『ベートーヴェンはカソリック教の中に教育された。彼が本当に宗教的であったことは、その人生行路が十分に証明する。だがベートーヴェンの性格には、或るめざましい特色があった。宗教について全然話さなかったこと、或は各教派について何らの意見を吐かなかったことである。ベートーヴェンは、自然神教主義に傾いていた。・・・ベートーヴェンはイシスの神殿から写してきたといわれる二つの碑銘を自筆で書いた。...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:47
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その6 ■ベートーヴェンの風貌(2) 「私の母が或る時」、とシュテファン・フォン・ブロイニング(ベートーヴェンの幼な友だち)の息子ゲルハルト・フォン・ブロイニングは書いています。 「ベートーヴェンは美しくもエレガントでもないし、髪の毛をもじゃもじゃにして、むしろ野蛮な格好をしているので、女たちが気に入るのはどうしてだかわからないと、父・シュテファンに言ったとき、父はこう答えたのだった。『それでいてなおかつベートーヴェンは女たちに...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:45
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その5 ■ベートーヴェンの風貌(1) シントラーによるとベートーヴェンは、「ウィーンの尺で5フィート4インチ(1インチを2.54cmとすると162.6cm)を殆ど越していなかった。風采はこじんまりしていて、力強く、筋骨逞しかった。頭は異常に大きく、長い、もじゃもじゃした、灰色の髪の毛に覆われ、これはいつも混乱していて、外見にある野性味を添えた。この野性味は、よくあったことだが、ひげを非常に伸ばしていた時、これがために少なからず高められた。前額...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:40
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その4 ■ベートーヴェンの出自と音楽家としての目覚め(2) ベートーヴェンが15歳の時,ブロイニング家のサークルでベートーヴェンが知り合ったフォン・ヴォルトシュタイン(フェルディナント・エルンスト・フォン・ヴォルトシュタイン)伯の推挙により,ヨーゼフ二世の弟マックス・フランツから宮中礼拝堂オルガン奏者に任命されました。またヴィーンへの留学を勧められました。 16歳の時,マックス・フランツからハイドンの保護の下,数年間ウィーンに滞在...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:37
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その3 ■ベートーヴェンの出自と音楽家としての目覚め(1) ベートーヴェンは1770年12月16日,ボンで出生しました。祖父はボンの宮廷歌手から楽長になった人物でしたが、酒の内職をしていたことからか、妻つまりベートーヴェンの祖母をアル中で失っています。その息子であるベートーヴェンの父ヨハン・ファン・ベートーヴェンは、選挙侯礼拝堂のテノール歌手でしたが、アルコールを多飲し、ベートーヴェンが22歳の時に他界,母マリア・マグダレーナはベートーヴェ...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:29
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その2 ■ベート−ヴェンの肖像画 ベートーヴェンはどんな人物だったのでしょうか。どのような風貌だったのでしょうか。いかめしく眉間にしわを寄せている姿を思い起こしますが、写真のない時代だったため、残された肖像画に頼るしかありません。沢山の肖像画が残されていますが、いずれも違う顔に見えます。どれが本人に似たものなのか。描かれた時代のひとの証言が決め手になるはずです。 ボンで16歳ころ宮廷オルガニスト時代の影絵、ベートーヴェン(34歳)が仲...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:27
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その1 ■苦悩から歓喜へ ベートーヴェンで思い出す一番古い記憶は、家にあった蓄音機で聴いた78回転のベークライト製のレコードでした。ベルリンフィル演奏、オットークレンペラー指揮だからかなり値打ちもののレコードだったに違いありません。今と比べればけっしていい音とはいいがたいものの、重厚で温かみのある圧巻の音でした。それは「エグモント序曲」でした。 だが、その古いレコードは右から左へ字が書いてあり、迂闊にも逆に読んで「トンモグエ」と...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:22
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その4 父親「さあ 父さんの言うことを聞くんだ!」 娘「何でも聞くわよ。ただコーヒーだけはだめ」 父親「よし。お前がその気なら 婿殿も決して取らせないからな」 娘「あら!父さん お婿さんって!」 娘「わたしがコーヒーをやめるまで? じゃあ コーヒーのことは忘れるわ!」 「ねえ父さん わたしはコーヒーを一滴も飲まないわ」 父親「これでようやく婿殿をもらえるな!」 娘「もうきょうのうちにも 父さんどうかそうしてちょうだい」 「ああ お...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:20
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その3 コーヒーカンタータは、父親シュレンドリアン、コーヒー好きの娘リースヒェン、語り手の3人でのカンタータ(交声曲。バロック時代にはじまり、北ヨーロッパで発達した声楽曲。世俗カンタータ、教会カンタータがある)で、レスタティーボ(叙唱、朗唱)とアリア(旋律的な独唱)から成り立っています。 父親の名 Schlendrian には「旧態依然の慣行、旧弊居士」の意味があり、コーヒーが流行っていることを批判することに対する皮肉があったことが覗えます。その内...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:17
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その2 大バッハの音楽は、「ロ短調ミサ」「マタイ受難曲」「復活祭オラトリオ」「マニフィカト」などで知られる神への敬虔な信仰心をもたらすもの、「G線上のアリア」「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」「トッカータとフーガ」などよく知られていて多様ですが、庶民の生活に沿って作られた世俗カンタータとして「コーヒーカンタータ」「農民カンタータ」などがあります。 このうちの通称コーヒーカンタータ(Kaffee-Kantate)は「カンタータ第211番 静かに、黙って、おしゃべ...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:14
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