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JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その3 ■ベートーヴェンの出自と音楽家としての目覚め(1) ベートーヴェンは1770年12月16日,ボンで出生しました。祖父はボンの宮廷歌手から楽長になった人物でしたが、酒の内職をしていたことからか、妻つまりベートーヴェンの祖母をアル中で失っています。その息子であるベートーヴェンの父ヨハン・ファン・ベートーヴェンは、選挙侯礼拝堂のテノール歌手でしたが、アルコールを多飲し、ベートーヴェンが22歳の時に他界,母マリア・マグダレーナはベートーヴェ...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:29
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その2 ■ベート−ヴェンの肖像画 ベートーヴェンはどんな人物だったのでしょうか。どのような風貌だったのでしょうか。いかめしく眉間にしわを寄せている姿を思い起こしますが、写真のない時代だったため、残された肖像画に頼るしかありません。沢山の肖像画が残されていますが、いずれも違う顔に見えます。どれが本人に似たものなのか。描かれた時代のひとの証言が決め手になるはずです。 ボンで16歳ころ宮廷オルガニスト時代の影絵、ベートーヴェン(34歳)が仲...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:27
JUGEMテーマ:コーヒー ベートーヴェンとコーヒー その1 ■苦悩から歓喜へ ベートーヴェンで思い出す一番古い記憶は、家にあった蓄音機で聴いた78回転のベークライト製のレコードでした。ベルリンフィル演奏、オットークレンペラー指揮だからかなり値打ちもののレコードだったに違いありません。今と比べればけっしていい音とはいいがたいものの、重厚で温かみのある圧巻の音でした。それは「エグモント序曲」でした。 だが、その古いレコードは右から左へ字が書いてあり、迂闊にも逆に読んで「トンモグエ」と...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:22
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その4 父親「さあ 父さんの言うことを聞くんだ!」 娘「何でも聞くわよ。ただコーヒーだけはだめ」 父親「よし。お前がその気なら 婿殿も決して取らせないからな」 娘「あら!父さん お婿さんって!」 娘「わたしがコーヒーをやめるまで? じゃあ コーヒーのことは忘れるわ!」 「ねえ父さん わたしはコーヒーを一滴も飲まないわ」 父親「これでようやく婿殿をもらえるな!」 娘「もうきょうのうちにも 父さんどうかそうしてちょうだい」 「ああ お...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:20
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その3 コーヒーカンタータは、父親シュレンドリアン、コーヒー好きの娘リースヒェン、語り手の3人でのカンタータ(交声曲。バロック時代にはじまり、北ヨーロッパで発達した声楽曲。世俗カンタータ、教会カンタータがある)で、レスタティーボ(叙唱、朗唱)とアリア(旋律的な独唱)から成り立っています。 父親の名 Schlendrian には「旧態依然の慣行、旧弊居士」の意味があり、コーヒーが流行っていることを批判することに対する皮肉があったことが覗えます。その内...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:17
JUGEMテーマ:コーヒー バッハとコーヒー その2 大バッハの音楽は、「ロ短調ミサ」「マタイ受難曲」「復活祭オラトリオ」「マニフィカト」などで知られる神への敬虔な信仰心をもたらすもの、「G線上のアリア」「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」「トッカータとフーガ」などよく知られていて多様ですが、庶民の生活に沿って作られた世俗カンタータとして「コーヒーカンタータ」「農民カンタータ」などがあります。 このうちの通称コーヒーカンタータ(Kaffee-Kantate)は「カンタータ第211番 静かに、黙って、おしゃべ...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:14
JUGEMテーマ:コーヒー 音楽家とコーヒー 好きな音楽を聴きながら好みのコーヒーを飲む。そうした日頃の些事を忘れホッとできる時間は嬉しいものです。音楽とコーヒーはどのように関わっていたでしょうか。何人かの音楽家とコーヒーの関係について記してみます。 バッハとコーヒーその1 バッハといえば小学校の音楽室の壁に貼ってあったカツラ姿の威厳のある姿を思い出します。ハイドンもヘンデルもなぜあれほど長い髪をしていたのか不思議でしたが、かしこまった時にだけカツラをつけると知ってだまされた気が...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 20:12
JUGEMテーマ:コーヒー 「カッフェ・パウリスタ」 その3 「樹木とその葉 春の二三日」(若山牧水) 『遲い夕飯を終つた頃、幸ひ雨間となつてゐたので出て七間町あたりを彷徨ひ、カフエー【パウリスタ】といふ名を見附けて其處へ寄つた。ひどく醉つた末、明朝訪ねるつもりであつた法月のりつき俊郎君方に電話をかけると、彼は驚いて弟浩二君と共に其處へやつて來た。そして更に一杯飮み直し、十二時すぎて宿に歸つた。』 「茶話 大正五(1916)年」(薄田泣菫) 『饗ばれる学生は多勢おほぜいだし、饗ぶのは...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 19:55
JUGEMテーマ:コーヒー 「カッフェ・パウリスタ」 その2 次の芥川の作品でパウリスタの店内の様子が少し垣間見えます。 「彼第二」(芥川龍之介) 『僕等は金(かね)の工面をしてはカッフェやお茶屋へ出入した。彼は僕よりも三割がた雄(おす)の特性を具えていた。ある粉雪の烈しい夜、僕等はカッフェ・【パウリスタ】の隅のテエブルに坐っていた。その頃のカッフェ・【パウリスタ】は中央にグラノフォンが一台あり、白銅を一つ入れさえすれば音楽の聞かれる設備になっていた。その夜もグラノフォンは僕等の話...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 19:53
JUGEMテーマ:コーヒー カフェと文人(3) 「カッフェ・パウリスタ」 その1 日本にコーヒー文化を広めたといってもいい喫茶店「カフェパウリスタ』は1911年(明治44)10月銀座京橋に開店、1913年(大正2年)改組したとされています。 ただ、『大阪府箕面市の市史担当職員が、箕面有馬鉄道(現・阪急電鉄)の箕面駅前が写った明治当時の絵はがきを拡大鏡で調べ、駅前の建物の壁にカタカナで「カフェーパウリスタ」の文字を発見。さらに、明治44年6月24日付の大阪朝日新聞の広告に「箕面公園入ロ カフェーパウリス...
コーヒー談話室 | 2015.05.21 Thu 19:49
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