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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
このテーマについて
読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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転職を重ねてたどりついた

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「この世にたやすい仕事はない」 津村記久子 著 新潮文庫 2月13日に読み始め、2月19日に読了。   昨年12月に「ディス・イズ・ザ・デイ」というサッカー本大賞受賞作の小説を読んだことは、このブログでも書いたとおり。 そこで、近いうちに「この世にたやすい仕事はない」を読みたいとも書いた。 公言したとおりに読み終えた。   この本を読もうと思った理由は、カングレーホ大林というサッカーチームが出てくるから。 「ディス・イズ・ザ・デイ」に...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.24 Thu 21:55

佐々木信也氏を野球殿堂に

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「オレたちのプロ野球ニュース 野球報道に革命を起こした者たち」 長谷川晶一 著 新潮文庫 2月11日に読み始め、2月18日に読了。   2月8日のこのブログの記事内で、伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」について書かれた本に少しだけふれた。 著者はディレクター・プロデューサーとして番組にずっと関わり続けた山田修爾氏。 中の人が書いた本と言っていいだろう。 今日取り上げる本は、伝説のスポーツ報道番組を外の人が書いた本と言えようか。 と書いたもの...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.21 Mon 22:27

主人公に著者を重ね合わせ

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「警告(上・下)」 マイクル・コナリー著 古沢嘉通 訳 講談社文庫 2月7日に読み始め、2月12日に読了。   マイクル・コナリーの長篇第34作。 あらためてこんなに出していたんだということに驚く。 と同時に、ほとんど読んでいることにもわれながら驚いた。 下巻の巻末に『マイクル・コナリー長篇リスト』が載っていて、ここを見て9作目の「バッドラック・ムーン」は読んでいないと思った。 多分11作目の「シティ・オブ・ボーンズ」も読んでいない気がする...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.18 Fri 22:02

その時、列車は走っていた

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史」 原武史 著 朝日新書 2月5日に読み始め、2月10日に読了。   “鉄学者”原武史先生による日本の近現代史を題材としたコラム集。 あとがきの言葉から引用すると、『本書は、2019年10月から朝日新聞土曜別刷り「be」4面に連載を始めたコラム「歴史のダイヤグラム」を(略)加筆修正し、一部のタイトルを改めたうえで、新たに構成してまとめたもの』だ。 原先生の前任は歴史探偵こと半藤一利氏で、氏が体調...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.17 Thu 22:11

チンパンジーは猿じゃない

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「Ank:a mirroring ape」 佐藤究 著 講談社文庫 1月31日に読み始め、2月6日に読了。   佐藤究による鏡の三部作の第2弾。 第1弾は、今年最初に読み終えた「QJKJQ」。 こちらは江戸川乱歩賞を受賞したとは言え、かなり実験的な作品だと思った。 今回の作品は、ミステリとは言えないが文句なく面白いエンターテイメント小説だった。   上に書いたように第1弾は江戸川乱歩賞を受賞したが、第2弾のこちらは吉川英治文学新人賞と大藪春彦賞をダブル受...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.11 Fri 20:57

私は「レコパル派」でした

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「『FMステーション』とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記」 恩藏茂 著 河出文庫 1月26日に読み始め、2月3日に読了。   2009年刊行の単行本が一部題名を変えて昨年文庫化された。 なぜいま文庫になったのかを考えた。 2年ほど前からカセットテープが再評価され、さらにブームと言われるようになったことが大きいのだろう。 カセットテープとFMラジオからのエアチェックは、80年代では切っても切り離せない関係だった。 特に金銭的に簡単にはレコード...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.08 Tue 20:56

そんな痛みは耐えられない

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「凍てついた痣」 カリン・スローター著 田辺千幸 訳 ハーパーBOOKS 1月23日に読み始め、1月30日に読了。   ジョージア州の架空の街を舞台にした『グラント郡』シリーズの第3弾。 前作から1年後の翻訳紹介となったが、原著は2003年に刊行されている。 主役と言っていいのは、まず検死官であり小児科医でもあるサラ・リントン。 そして彼女の元夫であるグラント郡警察署長のジェフリー・トリヴァーが捜査の陣頭指揮を取る。 主人公とは言えないもののシリー...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.07 Mon 22:06

伝達者から生産者を目指す

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「情報生産者になってみた ―上野千鶴子に極意を学ぶ」 上野ゼミ卒業生チーム著 ちくま新書 1月18日に読み始め、1月25日に読了。   この本を読む3年前、似た題名の本を読んでいる。 それが「情報生産者になる」という、やはりちくま新書の一冊だ。 著者は上野千鶴子。 今回読んだ本のサブタイトルの中にある名前。 この2冊の関係は、「なる」が情報生産者になるための技を伝授する立場から書かれたもので、「なってみた」が技を伝授された立場の人間によっ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.02.02 Wed 22:14

牢の中に安楽椅子はないが

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「黒牢城」 米澤穂信 著 KADOKAWA  1月17日に読み始め、1月22日に読了。   1月19日(水)に第166回直木三十五賞が発表された。 二作が受賞し、そのうちの片方が今回取り上げる「黒牢城」。 やっと取ったかと思った反面、私にとってタイミングが悪かったとも思ってしまった。 私がこの「黒牢城」を読むことにしたのは「このミステリーがすごい!2022年版」で1位を取ったからであって、直木賞を取ると予想したからではない。 だが電車の中でこの本を読んだら...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.01.31 Mon 22:05

空気を読む前に感じるもの

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「日本の気配 増補版」 武田砂鉄 著 ちくま文庫 1月10日に読み始め、1月17日に読了。   今年は今までと読む順番・間隔を変えようと思っている。 昨年までは、同じ著者の本や同じジャンルの本はあえて間隔を開けて読んでいた。 だが今年は続けて読もうと思うのだ。 新書では音楽のジャンルのものを3冊続けた。 今回は先日読んだ「コンプレックス文化論」の、そして「紋切型社会」の著者の武田砂鉄の本だ。   まず『はじめに』で空気と気配の違いに...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2022.01.23 Sun 23:15

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