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本日打たれた王座戦第2局、黒番一力・白番井山。 この碁はねえ…100手くらいまで一力と互角に打てるのは井山だけ。105でどうするのかと思ったら106-108から114は技だ。黒も127と技を飛ばしてコウ争い、白も139にキカずに140とコウ解消は驚き。黒も147-153と白をダンゴにして味を残す。そして白は154-156と下辺右を生きる。素晴らしい攻防、これで互角なんだから凄い。163に164も度胸。169のピンツギは流石だったのに…171が敗着。なぜ、せっかくピンツギしたのにオサエるかな…これじゃあ169で171にオサエた凡手...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.24 Fri 18:43
昨日打たれた天元戦第2局、黒番一力・白番志田。 この碁はねえ…序盤からなだらかに評価値が黒に寄っていき、そのまま黒勝勢になり、結果は黒2目半勝ち。 いやはや…一力、志田を前局で見切った。前局は一進一退の攻防で、むしろ100手付近では志田寄りですらあったのを、113の敗着で志田が負けにした。ところが今局は、明白な敗着は無く、ただ少しずつ一力に寄っていき、評価値の「揺れ」が無いまま淡々と2目半。2目半なんてアマなら微差で、ヨセ段階でも評価値が「ぎゅいんぎゅいん」と上下すべきものだが、超一流...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.22 Wed 13:06
本日いよいよ始まった王座戦、井山裕太王座に挑戦するのは一力遼。握って、黒番井山・白番一力。 この碁はねえ…45と敢えてシチョウを残して神経質な碁になったが、一力に対して一進一退の五分は流石井山、というのが今の評価。しかし77は打ち過ぎか。それでも107まで鮮やかなフリカワリでまだ五分の熱戦。それが113-119が敗着、というか判断の誤り。左上黒の死活を読み切れていなかった。125が最後の敗着か、それとも勝負手か…126から正確に殺しに来られて138まで白の花見コウでは勝負あった。160手完、白中押し勝ち...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.17 Fri 17:29
芝野投了…一力、名人を防衛。 評価値は初日中盤は黒の芝野優勢だったが封じ手時点では僅かに白の一力に。二日目に一力が黒模様に打ち込んでシノギ勝負に行った時に芝野が少し優勢になったので正しく打てば芝野に勝ちはあった。おそらく小さく生かして打つべきだったのだろう。しかし芝野はトリカケに行き、一力が鮮やかにシノいで勝負あった。午後6時前の早めの終局、白中押し勝ち。 芝野、死活で読み負けては完敗だ。一力、4-2はカド番になってないのだから盤石。一力が負ける様子が思い浮かばない。素晴らしいの一言だ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.15 Wed 18:48
昨日から本日にかけて打たれた名人戦第5局、黒番一力・白番芝野。 この碁はねえ…初日に一力が押して評価値は84%と大優勢に。とは言っても序盤だが、それを最後まで維持するのが一力なんだよなあ…と思っていたが初日は69%で終了。二日目に入って103で評価値が激減。104との交換は明らかに白の形が整った。ここで白優勢に、そして129の時点で黒大石を取りに行く道があったかもしれない。芝野が自重して長期戦になったが、137に手を抜いて138から攻めを先にしたのは流石の機敏さ。160は巧手に見えたがAI的にはそうでは...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.08 Wed 20:58
昨日いよいよ始まった天元戦、一力遼天元に挑戦するのは志田達哉。握って、黒番志田・白番一力。 この碁はねえ…芝野をも完封する一力に対し、志田はよく頑張った。形勢は多少の上下はあれど基本的に互角で推移し、99あたりではむしろ白の方が難しそうだった。ところが113が明白な敗着で、ここはその3路左にコスミツケて様子を見るべきだったか。114とツケこされて118とオサエこまれては一気に黒の手数が短くなり、結果として156とほとんどタダで右下隅を打ち抜かれては碁は終わった。186手完、白中押し勝ち。 うーん、志...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.05 Sun 13:18
本日打たれた阿含桐山杯決勝、一力vs芝野、結果は166手完、白番一力の中押し勝ちで、阿含桐山杯を三連覇で締め括った。 ていうか一力の完璧超人が極まっている。評価値も一貫して押していた。凄過ぎる。まさに世界最強。ただただ称賛するほかない。日本棋院改革、一力が言えばどんな内容でも他の棋士は頭が上がらないのではないか。平伏すしかないのではないか。今こそ「令和の秀甫」として囲碁の歴史に名を残してくれ一力!
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.10.01 Wed 18:25
東京地判S41.10.21仮処分申立事件は、債務者が財団法人日本棋院、債権者が昭和10年4月に入段して昭和29年10月28日に六段となった棋士である。坂田栄男と同期のようだが、誰だろうか。「桃源会と称する囲碁クラブを主宰し」とあるが…。この判決文の中に、債権者主張内容として以下の記述がある。 「棋士手当を受ける権利。 債務者所属の棋士は、債権者から毎月その有する段位によって定められた一定額の金銭の給付すなわち棋士手当の支給を受けているのであり、債権者は六段位を有することによって毎月約5,000円の棋士手当...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.09.29 Mon 11:53
「日本棋院の決算書を見よう」というnoteがある。日本棋院の財政問題について、管理人以外にも関心を持って見解を表明する人がいるということだ。当該noteの筆者はエンジニアとのことだが、記事の内容は大変興味深い。大要としては、棋戦収入はそれなりに安定しているが、直接的にはコロナ禍を契機として新聞や書籍や碁会所や会費で稼げなくなり、棋士への支払いは変動しないので相対的に重い負担となっている、特に年金。ここが最重要と思うので、掲載されている表を引用させていただく。 計上金額 使用目的 ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.09.27 Sat 17:25
何事もまず現状を正確に認識することから始まる。日本棋院の定款には基本財産として以下が定められている。 土地:1174.63? 東京都千代田区五番町7番地2 土地:1023.97? 名古屋市東区橦木町1丁目19番地 本院と中部総本部の敷地である。登記情報を見ると、本院に建物との共同根抵当(根抵当権者:三菱銀行)が設定されており、極度額は1番が6,000万円、2番が2億9,000万円、3番が1億円、4番が1億5,000万円、5番が5,000万円である。つまり合計で6億5,000万円というわけだ。管理人はこの不動産の実勢価格を知らないので何とも言...
貧乏庶民の法的思考3 | 2025.09.25 Thu 13:47
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