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第2局

本日打たれた本因坊戦第2局、黒番一力・白番余。 この碁は…一力がずーーーっと押して、途中互角になった時期はあったがそれは短く、また一力が押して、大石を屠った。黒中押し勝ち。 うーん、余は一力と格が違う感じだ。一力も号を名乗る前に本因坊を失う恥はかきたくない。特に気合充実という感じか。これは次局で決着かな。そして一力よ、さっさと号を名乗れ。

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.23 Thu 18:07

第1局

ついに始まった本因坊戦第1局、一力遼本因坊に挑戦するのは余正麒。握って、黒番余・白番一力。 この碁は…AI碁だ。3でいきなりダイレクト三々。8でこちらの隅に打つのはAI前なら「先生に怒られる手」だ。AI前ならどう考えても右下隅の方が大きいし方向が良い。10でダイレクト三々返し。そして18とは…このカカリは本当に「先生に怒られないのが不思議な手」だ。こういう手を一力が打つということは、AIが推奨する手ということだ。AI前の人間には全く理解できない。37もこういう兄弟喧嘩気味な手が良いのか理解不能。5...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.14 Tue 17:52

修三

大平修三(1930.3.16-1998.12.11)は日本棋院選手権戦(天元戦の前身)5期、日本棋院第一位決定戦(碁聖戦の前身)挑戦3回。淡路修三(1949.8.13-)は碁聖戦・天元戦・本因坊戦・名人戦で各挑戦1回。一流だが超一流まではあと一歩、という似たような格である。

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.05 Sun 19:09

井山裕太が十段を奪還

芝野投了!!井山十段奪還!!! いやー芝野、この碁も「らしくない」打ち方だった。完全な勝ち碁だったのに井山の「取れるものなら取ってみろ」という開き直りにフルエて守ったのが実質的敗着。とは言ってもその次の井山の中央ケイマが評価値10%上げという「AI超え」の手なので酷な面はあるが…最後のコウ争いも大石をアテる絶対のコウ材に手を抜く「えっ!?」という短気で終わり。我慢して後の先が芝野の碁なのに…。それにしても井山、歳下からタイトルを奪うのは本来できないこと。張と井山は9歳4ヶ月差だが、井...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.30 Tue 17:46

日本女子囲碁リーグ

日本棋院の100周年事業の一つとして「日本女子囲碁リーグ」というものが実施される由。特別協賛が阪急電鉄?で、協賛が三井住友カード?、?囲碁将棋チャンネル、センコーグループホールディングス?、広島アルミニウム工業?、ほかで、特別協力が日本経済新聞社と。5チーム(各チーム監督1名女流棋士4名)によりチーム(3名対3名)対抗戦をホーム&アウェイ方式(各チーム8対局)する。賞金は優勝チーム500万円、準優勝チーム200万円。 ふ〜む…もちろん新棋戦は大歓迎である。ただ、やはり女流棋戦かということと、女流ですら...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.23 Tue 14:19

取締役

3/15に一力遼が河北新報社の取締役になったことを(迂闊なことに)今になって知った。週刊碁がないとこういう情報が目に入らない。既定路線とはいえ10年先のことかと思っていた。単なる従業員と取締役では「囲碁以外」に使う時間や労力が全く違ってくる。それでレーティング1位か2位を保っているのだから、驚異としか言いようがない。凄い人間がいるものだが、他の棋士、特に一力より若い棋士は恥ずかしくないのだろうか。一力は明らかに囲碁に集中していない。それに勝てないのは…

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.20 Sat 19:48

余正麒が本因坊戦の挑戦者に

本日打たれた本因坊戦挑戦者決定トーナメント決勝戦、芝野vs余、余の中押し勝ちで、一力遼本因坊への挑戦者は余正麒と決まった。余は「大冠」への挑戦はできていないが、ここで奪取すれば同郷の許より上となるだろう。井山と芝野を倒して挑戦であり文句なし。関西棋院としても久し振りのタイトル挑戦である。これで一力も倒したら、余がNo.1とも言える。タイトル歴が無いのが不思議だった余、ここで山城の後継者を脱することができるか。それにしても本因坊戦が「小冠」に格落ちしている現実は日本囲碁界の凋落を強烈に突き付けてくる...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.18 Thu 16:57

第4局

本日打たれた十段戦第4局、黒番芝野・白番井山。 この碁はねえ…序盤から中盤にかけて評価値の上下があったが、中盤の難所から井山が抜け出し、そのまま井山が最後まで押し切った。白中押し勝ち。 う〜ん、芝野。こういう「何もせずに負ける」のはいかにも芝野流だから調子が悪いわけではない。ただ、井山がここで踏ん張ったのは立派。かつての絶対王者は伊達じゃない。年齢による衰えは、長時間や多対局において最高の実力発揮を維持できないという形で表れる。逆に言えば、短時間や一局のみなら最高の実力発揮も有り得...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.15 Mon 17:21

第3局

本日打たれた十段戦第3局、黒番井山・白番芝野。 この碁は…なんということか…芝野が完勝過ぎる。井山が明白な悪手を打って形勢が一気に傾いた、のではない。序盤からジワジワと芝野が良くなっていき、中盤もそれが一貫して拡大し、終盤まで全くブレず。アマ的には大差ではないのに、押し返せない。井山がここまで手も足も出ない「格の違い」を見せつけられる完敗をするとは…早い終局、白中押し勝ち。 もはや井山の時代は完全に終わった。一力と芝野の2topの時代だ。芝野は主観的には楽に勝った。特に技を...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.04 Thu 17:26

第2局

本日打たれた十段戦第2局、黒番芝野・白番井山。 この碁はねえ…芝野の拙局だよ。右下で白がアテた時、芝野は素直に取る碁でしょ。自分からは仕掛けない「後の先」が芝野の碁でしょ。それを何を思ったか反発した。愚形にツガせるのが快感だったのかな。若いねえ。しかし取られていた種石が復活しては白の勝勢だ。ここから井山は素晴らしく、一直線に勝ちに向かった。勝勢であっても勝ち切るのは難しいのが碁である。特に、芝野のような「敗勢でも何もせずじっと相手の失着を待つ」プレッシャーに対しては。白中押し勝ち。 ...

貧乏庶民の法的思考3 | 2024.03.25 Mon 17:27

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