[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
強烈な努力を、個々の棋士がするのは勿論必須だが、それだけでは限界がある。一瞬は輝いても、線香花火のように消えるだけだ。燎原の火のように燃え広がりはしない。日本囲碁界全体が、強烈な努力が必要なのだ。それは何か。特に日本棋院は、バブル期以降考え無しに正社員を毎年大勢雇い続けた企業のようなもの。大規模な「身を切る改革」が必要だ。具体的には、管理人が以前書いた(記事1、記事2、記事3、記事4、記事5)とおり、日本棋院と関西棋院は統合し、段位制を根本的に見直して「生産性が低い」棋士の大リストラをし...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.06.30 Sun 19:26
余、投了。一力、防衛。 中盤以降は凄まじい大変化だったが、常に一力が押していたと言えるだろう。小冠に格下げになった本因坊、3-0で終わってしまった。余は井山に十段戦1-3王座戦2-3以外に勝局なしで(井山の衰えも表れている?)、山城後継者一直線。やはり一力は格が違った。一力、さっさと号を名乗れ。こういう伝統は謙譲していては廃れてしまう。
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.30 Thu 18:23
昨日打たれた碁聖戦挑戦者決定トーナメント決勝戦、芝野虎丸vs安達利昌は、芝野が勝って井山裕太王座への挑戦者と決まった。安達はねえ…一力を倒して勝ち上がっているしザコではないが、かといって挑戦者にもなれないという微妙なポジションの棋士だ。今33歳でレーティング最高は今の9位。うん、ザコではない。ほぼ同い歳の富士田明彦もレーティング最高6位でタイトル挑戦無し。ちなみに関航太郎はレーティング最高9位である。管理人の私案なら、芝野は八段、富士田と安達と関は七段である。ついでに言えば伊田と広瀬と酒井も七...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.28 Tue 11:47
こういう渋い映画は大ヒットは無いことはわかりきっているのに多くの人が多くの費用をかけて制作してくれるのは大変有難いことである。碁の内容が物語に深く、本質的に関わっており、少なくとも囲碁ファンにとっては大変素晴らしい映画である。井山の場面は事前に知っていたのでわかったが、藤沢は見逃してしまった…。過去の仇敵と現在の冤罪と、二つの筋が交差する時の主人公の思考と行動は不合理だが、それは司法制度が整っている現代の感覚であろう。最後の隅は詰碁の有名な手筋で囲碁ファンには打つ前にわかるがそれがニヤ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.26 Sun 19:12
「日本囲碁大系」は昭和50年~52年に筑摩書房から発行された算砂〜秀哉の全18巻。その中で道策の解説は呉清源。わかってるな。道策を解説するなら最も相応しい棋士は呉清源だし、呉清源にこの中の誰かの解説を担当してもらうなら道策以外をお願いするのは失礼というものである。この全18巻が出版されてから47年。平成4年に再刊されたようだが、碁と解説の両方をAIで分析した改訂版を出してほしいものだ。
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.25 Sat 19:45
本日打たれた本因坊戦第2局、黒番一力・白番余。 この碁は…一力がずーーーっと押して、途中互角になった時期はあったがそれは短く、また一力が押して、大石を屠った。黒中押し勝ち。 うーん、余は一力と格が違う感じだ。一力も号を名乗る前に本因坊を失う恥はかきたくない。特に気合充実という感じか。これは次局で決着かな。そして一力よ、さっさと号を名乗れ。
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.23 Thu 18:07
ついに始まった本因坊戦第1局、一力遼本因坊に挑戦するのは余正麒。握って、黒番余・白番一力。 この碁は…AI碁だ。3でいきなりダイレクト三々。8でこちらの隅に打つのはAI前なら「先生に怒られる手」だ。AI前ならどう考えても右下隅の方が大きいし方向が良い。10でダイレクト三々返し。そして18とは…このカカリは本当に「先生に怒られないのが不思議な手」だ。こういう手を一力が打つということは、AIが推奨する手ということだ。AI前の人間には全く理解できない。37もこういう兄弟喧嘩気味な手が良いのか理解不能。5...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.14 Tue 17:52
大平修三(1930.3.16-1998.12.11)は日本棋院選手権戦(天元戦の前身)5期、日本棋院第一位決定戦(碁聖戦の前身)挑戦3回。淡路修三(1949.8.13-)は碁聖戦・天元戦・本因坊戦・名人戦で各挑戦1回。一流だが超一流まではあと一歩、という似たような格である。
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.05.05 Sun 19:09
芝野投了!!井山十段奪還!!! いやー芝野、この碁も「らしくない」打ち方だった。完全な勝ち碁だったのに井山の「取れるものなら取ってみろ」という開き直りにフルエて守ったのが実質的敗着。とは言ってもその次の井山の中央ケイマが評価値10%上げという「AI超え」の手なので酷な面はあるが…最後のコウ争いも大石をアテる絶対のコウ材に手を抜く「えっ!?」という短気で終わり。我慢して後の先が芝野の碁なのに…。それにしても井山、歳下からタイトルを奪うのは本来できないこと。張と井山は9歳4ヶ月差だが、井...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.30 Tue 17:46
日本棋院の100周年事業の一つとして「日本女子囲碁リーグ」というものが実施される由。特別協賛が阪急電鉄?で、協賛が三井住友カード?、?囲碁将棋チャンネル、センコーグループホールディングス?、広島アルミニウム工業?、ほかで、特別協力が日本経済新聞社と。5チーム(各チーム監督1名女流棋士4名)によりチーム(3名対3名)対抗戦をホーム&アウェイ方式(各チーム8対局)する。賞金は優勝チーム500万円、準優勝チーム200万円。 ふ〜む…もちろん新棋戦は大歓迎である。ただ、やはり女流棋戦かということと、女流ですら...
貧乏庶民の法的思考3 | 2024.04.23 Tue 14:19
全947件中 31 - 40 件表示 (4/95 ページ)