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国内の施設園芸のスタディーグループについての記事を先般書いてみました。施設園芸国であるオランダのスタディーグループについて触れられた論文があり、ご紹介します。論文名は「オランダの施設園芸における農業者育成の現状と特徴」、著者は農研機構で農業経営を研究されている山田伊澄さんです。オランダの施設園芸について、教育訓練や農業者育成の支援の仕組みについて現地での聞き取り調査を行なったもので、2014年4月に受理された論文です。論文によると、オランダでは農業者同士での情報交換、外部アドバイザーによる支援、...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.09.01 Sun 23:55
2019年8月20日付け日本農業新聞JA面の連載記事「ラボが生む革新 連携企業の挑戦」として、収穫ロボットメーカーのinaho(いなほ)の記事が掲載されています。アスパラガスの収穫ロボット開発で最近よく名前を伺う企業で、4月12日のブログでも取り上げたこともあります。記事の内容は4月12日のブログと同様に収穫ロボットをレンタルすることがあり、さらに料金体系の紹介が新たに加わっています。 収穫ロボットレンタルの料金体系 「ロボットは収穫時にアスパラガスの重量を計測。市場取引価格を参考...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.20 Tue 10:42
実用的なAI利用の話題です。苗生産は日本の施設園芸や野菜生産を下支えしており、そこでのAI利用というのは非常に象徴的な気がします。 https://tsuchiya-agri-ce.com/2019/08/19/grafting_ai/ JUGEMテーマ:農業
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.20 Tue 00:22
複合環境制御、統合環境制御といった環境制御技術の導入が生産現場では進んでいます。メーカー各社も製品開発を積極的に行い、展示会にまいりますと様々な製品展示がされています。ヘクタール規模の大規模施設ではオランダなど海外メーカーの独壇場でしたが、最近では国産メーカーの対応製品もみられます。 制御機能や対応規模の面で進化をしている環境制御機器ですが、その一方で高価な機器をどのように使いこなすかが問われています。規模によりますが、本体とセンサー類を組み合わせた価格帯は100数十万円〜300万円程度と幅広...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.16 Fri 20:22
7月31日に厚生労働省より「令和元年度地域別最低賃金額改定の目安について」として報道発表がありました。これは同日開催された第54回中央最低賃金審議会による厚生労働大臣への答申によるもので、今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は27円(昨年度は26円)となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額とのことです。また全都道府県で20円を超える目安額となっており、引上げ率に換算すると3.09%(昨年度は3.07%)となっています。 今後は目安額にもとづき地方最低賃金審議会で地域別最低賃金審議が行われ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.10 Sat 06:26
施設園芸の端境期、作替時期に当たる8月はイベントシーズンでもあり、昨日今日と千葉県旭市でも施設園芸の大規模なセミナーが開催中です。千葉県での開催にもかかわらず全国からの参加者も多く、また講演者も施設園芸の盛んな高知県や宮崎県の方もおり、全国的なイベントになっていました。その中で宮崎県のキュウリ生産者の方が「スタディグループ」活動について紹介され、興味深い内容でしたので、お伝えします。 キュウリ生産者のスタディグループ オランダの施設園芸生産者の間で広まったと言われるス...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.08 Thu 06:32
学生時代の専門課程で講義を受けた先生方は、比較的世代が近いこともあって、当時から親密にさせていただいていました。助手や助教授だった先生方は、その後、教授や学部長、副学長や学長などになられた方も多く、現在はほとんどが退官され第二の人生を歩まれている方も多くいらっしゃいます。それでも母校の千葉大学の退官は65歳と遅く、第二の人生をスタートするには少し遅い時期かもしれません。東京農業大学など他の農学系大学で教鞭をとられる先生が多いのですが、ご紹介する安藤敏夫先生は非常にユニークな第二の人生を歩まれ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.08.04 Sun 13:01
日本と韓国の外交関係、経済関係に暗雲が立ち込めています。農業や施設園芸の分野でも農産物や種子、資材等の輸出入で両国のつながりは深く、これから様々な影響が発生するのかもしれません。流動的な状況で論評は控えたいと思いますが、改めて韓国の施設園芸の特徴である外国人労働者雇用について、日本と比較しながら振り返りたいと思います。 韓国での外国人労働者の雇用政策 韓国は日本と同様に移民政策を取っていません。しかし3K現場などでは労働力不足があり、外国人労働力の受け入れについて政府...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.31 Wed 13:38
収穫工程までのICT利用と収量向上 農業の生産・出荷工程は、農場における収穫までの工程と、選果、貯蔵、出荷などの収穫後の工程に2分できます。施設園芸でも、センシング、モニタリングや環境制御などのICT利用の場面は、施設内での栽培〜収穫の工程で多くみられました。ここでのICT利用ではもっぱら生産性の向上に主眼がおかれています。施設生産性(=単収)、労働生産性、エネルギー生産性などで、投入資源や投入金額に対しての収量や品質をどれだけ高められるかがポイントになります。 ICT導入効果は...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.30 Tue 11:56
人工光型植物工場が普及し、加工・業務用途でも利用されるようになってきています。最近ではセブンイレブンのベンダー企業が大規模な植物工場を稼働させ話題になっています。 そんな中で、従来のGAPなどとは異なり人工光型植物工場に特化した認証規格の制定の動きが出てまいりました。 土屋農業技術士事務所の投稿でご紹介しています。ぜひご覧ください。 ホームページ「農業・施設園芸・植物工場の未来」もご覧ください by 土屋農業技術士事務所 所長 土屋 和 ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.17 Wed 10:12
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