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千葉大学の大学院園芸学研究科にある環境調節工学研究室は、私の出身研究室です。施設園芸と植物工場での環境制御技術を広く研究しており、LEDの植物生産への応用研究にも数多く取り組まれております。教授の後藤英司先生の監修による「アグリフォトニクス??―LEDを中心とした植物工場の最新動向」が刊行されたのが2012年で今から7年前になり、私も共著者の一人として執筆をさせていただきました。しかし7万円以上もする、いわゆる豪華本で一般に出回る書籍ではありませんでした。 このたび「アグリフォトニクス??―LEDを...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.13 Mon 15:54
千葉大学園芸学部(千葉県松戸市)に、施設園芸、植物工場、養液栽培などでの野菜園芸生産を研究する蔬菜園芸学研究室(丸尾達教授、浄閑正史准教授)があります。大変歴史のある研究室で、OBや研究室の関係者、さらに関東近郊の園芸関係者が会員となっている研究会組織です。今週の土曜日に第326回例会がありますので、この場でお知らせいたします(私は蔬菜園芸学研究室のOBではありませんが、隣の果樹園芸学研究室を卒業し、土葉会の会員です。また2019年度の幹事長にご指名いただきました)。 千葉大学園芸学部(...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.12 Sun 12:49
最初の就職先はソフトウエアハウス 大学院を修了後は企業への就職を目指しました。当時は求人も少なく、学生課の掲示板にあった流通業(現在のイオン)の面接を受けに行き、もう1社、同級生が先に就職していたソフトウエアハウスも受けに行きました。結果的に後者に就職しましたが、前者に就職していたら全く異なる人生になっていたと思います。おそらくスーパーの売り場かバックヤードに配属され、店長候補として仕込まれていたかもしれません。また後者を選んだ強い理由はありませんでしたが、コンピュータに関係する仕事であ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.06 Mon 00:00
日本農業新聞の5月3日付け1面トップに「施設園芸情報一元化 全戸にシステム普及 AIが分析栽培最適化・・」との見出しの記事があります。 高知県の施設園芸の進展 高知県では施設園芸は主要産業であり、知事のリーダーシップで様々な施策を進めています。技術面では、CO2施用などの環境制御装置の普及が行われ、それをサポートする専門の普及指導員の育成もされてきました。また天敵の導入もいち早く行われるなど環境保全型農業が施設園芸にも浸透しています。また、次世代型ハウスと称する...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.05 Sun 23:33
還暦になって、これからの人生に思いを巡らす時間を持つようになりました。未来は過去の延長にある訳で、技術者としての自分の歩みを振り返っています。 大学受験 進学校から国立大学を受験するも、志望校(農学系)には落ちる。私学は合格したが、学費のこともあり浪人を決断した。試験範囲を網羅できていないのが失敗の要因とわかっていたので、教科書レベルからやり直す。当時は地元に予備校は無く、都内に毎日通うのも大変なため、予備校単科コース(現国、生物、化学)通学と通信添削(Z会の英語...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.04 Sat 23:45
植物工場の定義に、高度環境制御技術という用語が出てまいります。以前は複合環境制御という用語が一般的に使われ、最近では統合環境制御や総合環境制御という用語も使われています。字面からも微妙に意味が違うように思えます。時代をさかのぼってみたいと思います。 制御盤から複合環境制御盤へ 温室内の環境制御機器は、暖房機、カーテン装置、天窓や側窓などの換気装置、循環扇や換気扇、CO2発生装置、細霧冷房装置など多岐にわたります。おのおのの機器の動作は、専用のコントローラやサーモスタット装置で行わ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.04 Sat 00:09
農水省の「園芸用施設の設置等の状況(H28)」は、施設園芸の面積や栽培品目、付帯設備の導入状況などを調べるための必須資料です。都道府県ごとの調査をまとめたもので、項目数も多岐にわたっています。施設園芸の付帯設備の中で、高度環境制御装置と養液栽培施設に注目して調査結果を都道府県単位で再考してみたいと思います。 施設園芸面積と加温設備、高度環境制御装置、養液栽培施設の導入面積 施設園芸面積と加温設備、高度環境制御装置、養液栽培施設の導入面積 (農林水産省:園芸用施設の設置...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.02 Thu 00:23
JUGEMテーマ:農業 草が伸びる季節になりました。 他の畑がきれいにうなってあるので、雑草の生えている和が畑はちょっと目立つ。 雑草対策として、つる系のやつで抑えられないかと思い、第1弾。 ハヤトウリ(サヨーテ)を植えます。 フィリピンではパパイヤの代わりに食べるそうです。 フィリピンの同僚から去年2個もらったのを、1個は食べましたが、もう1個は もみ殻に入れて年越しさせました。 冬を越せなかったマルンガイの跡地に植えました。 ...
セカンドライフへの準備のためのブログ | 2019.05.01 Wed 23:38
2週間引き揚げて放置したマコモタケを植えなおします。 ドブのようなにおいがしています。水はよどむとダメですね。 まあまあ脇芽?が出たので、切り分けます。 地下茎もあるので、それも切り分け。 株を縦に切る。写真でわかるかな。 小分けにした苗を、新しい場所に植えなおし。 植えた写真は忘れたので後ほど。 湿地を掘るのがまあまあ大変。雑草の根が深い場所もあるし。 根が浅くて草丈も低いものは歓迎なのですが、そういう場所ばかりではなかった。 &n...
セカンドライフへの準備のためのブログ | 2019.05.01 Wed 23:24
昨日(4月29日)の日本農業新聞アグリビジネス面に、農業参入企業に対し行ったアンケートの結果を記事にまとめられていました。農業参入の理由として、新規事業の展開、地域貢献、本業の付加価値化などをあげる企業が多い、という記事内容でしたが、解説として農地法改正による農地リース方式による参入自由化があげられていました。 農地法改正での農地リース自由化と企業参入 資料:農林水産省経営局調べ(平成29年12月末現在) 10年前の2009年の農地法改正によって、農地リース(借地...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.30 Tue 23:58
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