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還暦になって、これからの人生に思いを巡らす時間を持つようになりました。未来は過去の延長にある訳で、技術者としての自分の歩みを振り返っています。 大学受験 進学校から国立大学を受験するも、志望校(農学系)には落ちる。私学は合格したが、学費のこともあり浪人を決断した。試験範囲を網羅できていないのが失敗の要因とわかっていたので、教科書レベルからやり直す。当時は地元に予備校は無く、都内に毎日通うのも大変なため、予備校単科コース(現国、生物、化学)通学と通信添削(Z会の英語...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.04 Sat 23:45
植物工場の定義に、高度環境制御技術という用語が出てまいります。以前は複合環境制御という用語が一般的に使われ、最近では統合環境制御や総合環境制御という用語も使われています。字面からも微妙に意味が違うように思えます。時代をさかのぼってみたいと思います。 制御盤から複合環境制御盤へ 温室内の環境制御機器は、暖房機、カーテン装置、天窓や側窓などの換気装置、循環扇や換気扇、CO2発生装置、細霧冷房装置など多岐にわたります。おのおのの機器の動作は、専用のコントローラやサーモスタット装置で行わ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.04 Sat 00:09
農水省の「園芸用施設の設置等の状況(H28)」は、施設園芸の面積や栽培品目、付帯設備の導入状況などを調べるための必須資料です。都道府県ごとの調査をまとめたもので、項目数も多岐にわたっています。施設園芸の付帯設備の中で、高度環境制御装置と養液栽培施設に注目して調査結果を都道府県単位で再考してみたいと思います。 施設園芸面積と加温設備、高度環境制御装置、養液栽培施設の導入面積 施設園芸面積と加温設備、高度環境制御装置、養液栽培施設の導入面積 (農林水産省:園芸用施設の設置...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.02 Thu 00:23
JUGEMテーマ:農業 草が伸びる季節になりました。 他の畑がきれいにうなってあるので、雑草の生えている和が畑はちょっと目立つ。 雑草対策として、つる系のやつで抑えられないかと思い、第1弾。 ハヤトウリ(サヨーテ)を植えます。 フィリピンではパパイヤの代わりに食べるそうです。 フィリピンの同僚から去年2個もらったのを、1個は食べましたが、もう1個は もみ殻に入れて年越しさせました。 冬を越せなかったマルンガイの跡地に植えました。 ...
セカンドライフへの準備のためのブログ | 2019.05.01 Wed 23:38
2週間引き揚げて放置したマコモタケを植えなおします。 ドブのようなにおいがしています。水はよどむとダメですね。 まあまあ脇芽?が出たので、切り分けます。 地下茎もあるので、それも切り分け。 株を縦に切る。写真でわかるかな。 小分けにした苗を、新しい場所に植えなおし。 植えた写真は忘れたので後ほど。 湿地を掘るのがまあまあ大変。雑草の根が深い場所もあるし。 根が浅くて草丈も低いものは歓迎なのですが、そういう場所ばかりではなかった。 &n...
セカンドライフへの準備のためのブログ | 2019.05.01 Wed 23:24
昨日(4月29日)の日本農業新聞アグリビジネス面に、農業参入企業に対し行ったアンケートの結果を記事にまとめられていました。農業参入の理由として、新規事業の展開、地域貢献、本業の付加価値化などをあげる企業が多い、という記事内容でしたが、解説として農地法改正による農地リース方式による参入自由化があげられていました。 農地法改正での農地リース自由化と企業参入 資料:農林水産省経営局調べ(平成29年12月末現在) 10年前の2009年の農地法改正によって、農地リース(借地...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.30 Tue 23:58
養液栽培面積の増加 養液栽培の面積は年々増加していますが、最近の平成28年の農水省調査では、施設栽培面積43,220haに対し養液栽培面積2,003haで約4.6%でした。平成19年の同調査では、施設栽培面積50,608haに対し養液栽培面積1,375haで約2.7%でした。この9年間で施設栽培面積はマイナス7,388haと約14.6%減少し、養液栽培面積はプラス628haと約45.7%増加しています。 一方で施設栽培面積から養液栽培面積を差し引いた土耕栽培面積は、平成19年には49,223ha、平成28年には41,217ha...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.29 Mon 21:28
今さらですが、植物工場には太陽光型植物工場と人工光型植物工場があります。その定義をおさらいしてみます。 農商工連携ワーキンググループでの検討 2009年から農林水産省と経済産業省が共同で開催した「農商工連携研究会植物工場ワーキンググループ」での検討で、次のような定義が行われています。 パプリカハウス(オランダ) 「植物工場は、施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、養分、水分など)を制御して栽培を行う施設園芸のうち、環境及び生育のモニタリ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.28 Sun 12:05
国産野菜の需要と植物工場の未来 植物工場について、マスコミではブーム的に取り上げられることが多く、撤退や倒産があると、さも植物工場全体がダメという論調がありました。ブームがあったのかどうかも定かではありませんし、この先もブームは訪れないと思います。 生鮮野菜を生産する太陽光型や人工光型の植物工場が存在しているのは、国産の生鮮野菜に対するニーズによるもので、もし輸入の野菜で良いという国民の意識が大勢ならば、わざわざ手間をかけ国内で植物工場で野菜生産をする必要はないと思います。国産の野菜を...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.25 Thu 18:02
毎年4月には、勤務先で植物工場についての実態調査を公開しています。太陽光型や人工光型の植物工場の箇所数や、経営収支状況とその分析、都道府県別リストなどが掲載されています。同様な調査は他には無く、また経年で実施しているため、マスコミからの問い合わせ、記事掲載も多いものです。日本農業新聞でも毎年、紹介記事が掲載されています(今年はまだのようです)。以下に個人的見解、雑感となりますが、コメントを記します。 植物工場の収支状況 おおまかにですが、黒字、赤字、収支均衡という設問でアン...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.04.25 Thu 10:14
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