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今年の4月で平成時代が終わろうとしていますが、期間にして30年間になりました。昭和時代の63年間に比べると約半分ですが、30年も平成時代が続いたんだと、区切りを感じざるを得ません。 昭和時代と平成時代で合計60年間生きてきました 昭和34年に生まれた自分は、昭和時代も同じく30年間を過ごしました。また、30年間と30年間の年月の長さに改めて時代を感じざるを得ません。 〇昭和の施設園芸 振返って、昭和時代の施設園芸はどんな歩みであったか、これも技術史や産業史...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.03.04 Mon 23:58
2008年に農業部門の技術士を登録してから10年以上がたってしまいましたが、この4月にようやく個人事業(兼業)で技術士事務所を開設するよう、準備中です。いろいろと準備や現業が重なり、このブログもしばらく月曜日のみの週1回にペースを落とします。 ○技術士事務所とは? 技術士は技術士法という法律で定められた国家資格になります。技術士法では、技術士を「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.27 Wed 07:19
日刊工業新聞社さん主催の実務セミナー「植物工場ビジネスへの新規参入・生産性向上・収益性向上のポイント」の講師を先日行いました。 日刊工業新聞社で行われた実務セミナー「植物工場ビジネスへの新規参入・生産性向上・収益性向上のポイント」 〇セミナーの概要 今までも、大規模施設園芸・植物工場に関する技術的な内容のセミナーについて、いろいろな機関にお世話になって講師を務めさせていただきましたが、今回は丸一日(約6時間)のセミナーということで、集大成的な...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.24 Sun 22:41
日本施設園芸協会主催の「第40回施設園芸総合セミナー・機器資材展」の二日目、キュウリの多収生産技術を中心に講演内容のご紹介をもう一つです。キュウリ産地の生産者の方によるJAきゅうり部会での取り組み紹介です。古い産地で部会員数や栽培面積が20年で半減してきたところですが、15年ほど前から着実に収量(10a当たり)を伸ばし、部会の売り上げも維持しているとのことです。部会員の年齢も30代の若手や新規就農者が入っており、経営改善と新規設備投資の好循環があるようです。 〇環境制御機器の導入とデータの取...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.21 Thu 22:42
前回に続いて、「第40回施設園芸総合セミナー・機器資材展」のキュウリに関する報告から、流通のお話が1件ありましたのでご紹介します。野菜流通カット協議会の木村会長のお話として「キュウリの加工・業務用向けの規格と流通の動き」がありました。木村会長は、現在は加工・業務用野菜を扱う会社の経営者ですが、生鮮野菜のバイヤーなどを長年されてきた方で、特にキュウリに関しての造詣が深い専門家です。 〇加工・業務用野菜と果菜類 加工・業務用野菜として、一般にはキャベツやタマネギ、ハクサイな...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.20 Wed 08:08
日本施設園芸協会主催の「第40回施設園芸総合セミナー・機器資材展」が開催されました。二日目は、キュウリの多収生産技術を中心に講演があり、大勢の方が参加されていました。講師陣も豪華で、キュウリは熱い!というのが率直な感想です。トマト栽培が産地の増反により飽和感がある中で、キュウリに対する生産者や関係者の期待感が高まっているのではないかと思います。しかし内容的には、まだまだこれからではないかと感じたところです。 第40回 施設園芸総合セミナー「次世代に向けたキュウリの多収生産技術と流...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.18 Mon 07:47
先日、農研機構野菜花き研究部門主催のシンポジウム「人工知能未来農業創造プロジェクト公開シンポジウム ― AIを利用した施設園芸・植物工場の未来へ向けて―」に参加しました。すでにAIと施設園芸・植物工場に関するプロジェクトが多く走っており、あいさつに立たれた農研機構の研究担当理事(大谷さん)は、研究が終了してからではなく研究の途中にどんどん情報発信をしていく、と宣言をされていました。これは注目をあびているプロジェクトでは非常に大切なことと思いました。業界紙各社の記者の方も多く参加されていたので、シン...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.13 Wed 06:52
園芸新聞という歴史のある業界紙があります。生産者のグループの記事など現場密着の記事が多く、また韓国などの海外施設園芸情報も時々掲載されています。2月7日号(第1329号)には、「友成ハイテク温室に参入」という記事が掲載されました。友成ハイテクとは、「WOOSUNG HITEC」(ウサンハイテク)という韓国慶尚南道にある農業資材メーカーです。DCモーターの巻き上げ換気装置では、日本国内にもかなりの数の製品が使われています。私も以前、ずいぶんお世話になったメーカーです。また、制御機器を多く開発しており、温室の環境制...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.12 Tue 14:07
先日、施設園芸分野での著名な技術士である板木利隆先生の著書「九十歳 野菜技術士の軌跡と残照」出版祝賀会が開催され、私も出席してまいりました。長年、板木先生を支えられてきた奥様や、娘さんたち、お孫さんのお嬢様まで同席され、なごやかな会となりました。出席者は130名と、当初予定の100名からだいぶ膨れ上がり、立食の会となりましたが、業界の重鎮の皆様に加え、我々のような現役の連中にもお声がかかり、ここにいるだけで多くのことが分かってしまうような雰囲気がありました。さすが板木先生という気がしました。 &n...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.10 Sun 21:17
2月6日付け農業新聞一面に、スマート農業の普及目標を年度ごとに定める、という記事がトップで掲載されました。 政府の未来投資会議の会合で農水省が示したもので、4年後の2022年度までに主要10品目の全国500産地でスマート農業技術体系を構築し、農家がモデル圃場を見学できるようにする、とあります。そして2025年度までに主業農家がスマート農業(=データを活用した農業)を実践できるようにする、とあります。 記事には、その他に農業大学校でのカリキュラム化や、農研機構研究者のAI人材...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.02.07 Thu 20:40
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