[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
施設園芸分野のスマート農業のでは、機械化や自動化、ICT利用による高度な制御などが多く取り上げられています。実際の施設園芸の現場では今も多くの人が働いており、最近では外国人や障がい者の皆さんの姿もよく見かけるようになりました。水田作のような機械化を前提とした省力農業が施設園芸分野で実現されることは、当分はないと考えられます。それは人間の感覚や判断、手先の動きなどに頼る精緻な作業が施設園芸には多いためであると言えます。機械化や自動化が可能なところはどんどんと進めるべきでしょうが、そうでないところ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.12 Fri 22:26
農水省のスマート農業関連事業がスタートし、スマート農業への関心も高まっています。長年、施設園芸にかかわって来た一人として、ブーム的な現象に終わって欲しくないと思っております。 スマート農業と作物の生育状況の把握 スマート農業の要素技術のひとつのAIは、昭和末期から平成前期にかけ何度か農業や施設園芸に利用する取り組みがされました。主に研究サイドの動きでしたが、定着することにはなりませんでした。当時はコンピュータの能力も現在とはくらべものになりませんでしたし、また機械学...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.08 Mon 16:15
農林水産省の目玉施策となっているスマート農業関連実証事業ですが、「スマート農業加速化実証プロジェクト」、および「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」が採択され、稼働し始めています。採択課題は合計69課題であり、予算額は令和元年度分と平成30年度2次補正分を合わせ4,705百万円と大型のものです。また施設園芸関係は下記の8課題です。 ?大規模施設園芸の生産性を飛躍的に向上させるスマート技術体系の実装 (実証グループ名:生産性向上スマート農業実証コンソーシアム、代表機関:大阪府立大学研...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.07.07 Sun 16:46
日本農業新聞の6月3日付けアグリビジネス面に、石原邦子記者の署名記事として、導入が進む統合環境制御技術について、各社製品の紹介や導入状況について紹介がありました。石原記者には私も何回かお会いしたことがあり、常に丁寧な取材をされる方です。 統合環境制御を行うキュウリハウス(佐賀県) 各社の統合環境制御装置の導入状況 1面を使った記事ですが、農業資材メーカー各社のハウス統合環境制御装置の6機種の一覧表が掲載されています。代表的な製品名が載っており、製品の特色...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.06.16 Sun 10:49
少し先ですが、サイエンス&テクノロジー社さんの主催でスマート農業についてのセミナーを開催いたします。こちらで内容のご紹介と申し込み案内がございますので、どうぞご覧ください。本年9月20日の午前10:30から午後16:30まで、途中休憩をはさみ正味4時間半程度の1日セミナーとなります。場所は大井町のきゅりあん(東京都品川区)になります。 最近のハウス環境制御装置のモニタリング画面例 セミナーの趣旨 (セミナー案内より引用です) ドラマ「下町ロケット」...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.18 Sat 13:32
日本農業新聞4月30日付け総合・社会面に、「平成の野菜 流行・代表・定着 3冠 パクチー 令和でも人気継続」との記事が掲載されていました。これは、種苗メーカーのタキイ種苗がインターネットで行ったアンケート調査の結果で、全国20〜69歳の男女310名を対象にしたそうです。 フォーに盛ったパクチー(自作) アンケート結果でのパクチー 記事には4つのアンケート項目があります。 平成に流行した野菜:1位パクチー、2位アボガド、3位フルーツトマト 平成を代表する野菜...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.14 Tue 22:26
千葉大学の大学院園芸学研究科にある環境調節工学研究室は、私の出身研究室です。施設園芸と植物工場での環境制御技術を広く研究しており、LEDの植物生産への応用研究にも数多く取り組まれております。教授の後藤英司先生の監修による「アグリフォトニクス??―LEDを中心とした植物工場の最新動向」が刊行されたのが2012年で今から7年前になり、私も共著者の一人として執筆をさせていただきました。しかし7万円以上もする、いわゆる豪華本で一般に出回る書籍ではありませんでした。 このたび「アグリフォトニクス??―LEDを...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.13 Mon 15:54
千葉大学園芸学部(千葉県松戸市)に、施設園芸、植物工場、養液栽培などでの野菜園芸生産を研究する蔬菜園芸学研究室(丸尾達教授、浄閑正史准教授)があります。大変歴史のある研究室で、OBや研究室の関係者、さらに関東近郊の園芸関係者が会員となっている研究会組織です。今週の土曜日に第326回例会がありますので、この場でお知らせいたします(私は蔬菜園芸学研究室のOBではありませんが、隣の果樹園芸学研究室を卒業し、土葉会の会員です。また2019年度の幹事長にご指名いただきました)。 千葉大学園芸学部(...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.12 Sun 12:49
最初の就職先はソフトウエアハウス 大学院を修了後は企業への就職を目指しました。当時は求人も少なく、学生課の掲示板にあった流通業(現在のイオン)の面接を受けに行き、もう1社、同級生が先に就職していたソフトウエアハウスも受けに行きました。結果的に後者に就職しましたが、前者に就職していたら全く異なる人生になっていたと思います。おそらくスーパーの売り場かバックヤードに配属され、店長候補として仕込まれていたかもしれません。また後者を選んだ強い理由はありませんでしたが、コンピュータに関係する仕事であ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.06 Mon 00:00
日本農業新聞の5月3日付け1面トップに「施設園芸情報一元化 全戸にシステム普及 AIが分析栽培最適化・・」との見出しの記事があります。 高知県の施設園芸の進展 高知県では施設園芸は主要産業であり、知事のリーダーシップで様々な施策を進めています。技術面では、CO2施用などの環境制御装置の普及が行われ、それをサポートする専門の普及指導員の育成もされてきました。また天敵の導入もいち早く行われるなど環境保全型農業が施設園芸にも浸透しています。また、次世代型ハウスと称する...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.05.05 Sun 23:33
全827件中 121 - 130 件表示 (13/83 ページ)