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ハナちゃんこと花咲慎一郎の最愛の女性が、何者かに拉致された!彼女を救うべく奔走するハナちゃんだが、思わぬ事件に巻き込まれる。しかもそれは依頼されている事件とも絡み合い・・・。保育園の園長と私立探偵という二足のわらじを履く花咲慎一郎シリーズ第2弾。 城島から依頼される仕事はいつもトラブルを伴う。しかし、借金返済のためにはやらなきゃならぬ。園長の顔と私立探偵の顔を使い分け、危険も顧みず動き回る。城島、訳ありの女医奈美、それに山内練!花咲慎一郎の魅力もさることながら、彼を取り巻く人たちの、なん...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
山内練に子供が!?赤ん坊を押しつけられた山内は、母親探しをハナちゃんこと花咲慎一郎に強引にやらせようとする。一方城島からはカリスマ的人気歌手A−YAにつきまとうストーカーの調査を頼まれるが・・・。花咲慎一郎シリーズ第3弾。 山内練のマンションの部屋の前に置かれていた赤ん坊は、本当に山内の子供なのか?ハナちゃんに依頼される調査はどれも一筋縄ではいかないものばかり。それでも保育園のためにがんばる姿は、男の哀愁さえ感じさせる。ストーカーから、子供の母親探し、そして大学教授の隠された秘密など、今...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
情報部からの指示に従い、7日間かけて対象者を調査する。「可」か「見送り」か?死神はじっくりと人の生死を判断していく・・・。表題作を含む6つの作品を収録。 生も死もさだめ。だがその一端を死神に握られているとしたら?本人にとっては重大事でも、死神にとっては単なる仕事に過ぎない。本当は怖いことなのだけれど、感情をはさむことなく淡々と仕事をこなす死神の姿はどこか滑稽でもある。6つの中で印象に残ったのは「死神対老女」だった。自分の死を真正面から見据えようとする老女。そのおだやかで澄んだ心はちょっと...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
父は元過激派。そのハチャメチャな言動に、息子の二郎はいつもハラハラさせられどおしだった。ある事件をきっかけに一家は東京の生活を捨て、沖縄の西表島に移住することになった。しかし、そこで待ち構えていた出来事は・・・。 二郎の視点から描いた作品だが、この作品の主人公は二郎の父、上原一郎ではないだろうか。そう思うくらい一郎のキャラクターは強烈だった。沖縄での生活はそれなりに穏やかに過ぎていくかに思えたが・・・。何者にも屈しない一郎の姿は極端だが、信念を貫こうとするその姿は迫力があった。自然を残す...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
父の手により特殊な能力を植えつけられた伊勢崎遥。母を殺した秘密組織「ZOO」から逃れ父娘二人で暮らしていたが、「ZOO」は執拗に二人を追い求める。父の死後遥は、やはり特殊な能力を持つ犬のアレキサンダーとともに追っ手から逃れようとする。彼女を待つ運命は? 「超能力者」。もし自分がそうだったら・・・。幼い頃だれでも一度くらいはあこがれるのではないだろうか。作者もそうだったのかもしれない。幼い女の子が、自分の能力を駆使して敵に立ち向かう。はたしてどうなるのか?わくわくするような話なのだが、内容...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
脊髄小脳変性という難病に侵された一人の女性の命の日記。15歳から20歳までの5年間の日記を収録。 この本は、一人の女性の病気との闘いの記録であり、そして同時に命の叫びでもある。脊髄小脳変性・・・。徐々に体が動かなくなり、最後は寝たきりになる。治療法はなく、5年から10年で死亡してしまうという恐ろしい病気だ。本人の知力はそのままなので、精神的に真綿で首を締めつけられるような苦しみを味わう。木藤亜也さん。彼女は15歳で発病し、25歳で亡くなった。人生の中で一番いい時期を、病気の苦しみとともに...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:17
脊髄小脳変性という難病に侵された木藤亜矢さんをずっと見守り続けた、母の木藤潮香さんの手記。 潮香さんは働きながら亜也さんの介護をした。家族の生活のためには働き続けるしかなかった。だが亜也さん自身も、潮香さんが働き続けることを望んでいたという。家庭のこと、仕事のこと、亜也さんのこと。どれほど重い荷物を背負っていたことか!亜也さんの日記からでは分からなかったことが見えてくる。病院の問題、家政婦さんの問題、そして亜也さん自身の問題。それでも潮香さんは亜也さんを最後まで励まし続けた。家族の絆もす...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:16
借金で苦しくなった暮らし。少しでも早く返済したいと思う弦太郎の目に飛び込んできたのは、瀬戸物屋の大店岩間屋の貼り紙だった。「茶碗・湯飲みの対の新柄求む。」うまくいけば借金が返せる!弦太郎はその日からさっそく取りかかるが・・・。表題作を含む5編を収録。 江戸深川の人情、大店であるがゆえの苦労、武家社会の理不尽さなど、山本一力の得意とする分野の作品が詰め込まれている。時代物ではあるけれど、人と人とのつき合い、親子の情、友情、お客を大切にする心など、どれも現代にも通じるものばかりだ。読んでいて...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:16
妊娠を喜んでいたサエコだが、夫タクジの姉実夏子が突然訪ねてきた時から家の中は微妙に変化し始める。そのまま居ついてしまった実夏子に、サエコは苛立ちを覚え始めるが・・・。表題作を含む2編を収録。 妊娠を気味が悪いという実夏子。家の中にいても何もしない実夏子。サエコの苛立ちや、妊娠による疲労感の描写は、読む側にもイライラやけだるさをもたらす。だらだらとただ流れていく時間。何をするでもないサエコたちの日常は読んでいて苦痛さえ感じた。「ピンク・バス」で作者は何を言いたかったのか? もうひとつの作品...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:15
阪神大震災が起こった1月17日、N県警本部の警務課長の不破が失踪した。不破の失踪は県警内部に激震をもたらすのか?それぞれの部の思惑や個人の利害関係もからみ、事態は思わぬ方向へ・・・。警察内部を舞台にしたミステリー。 部や個人の利害関係ばかりが優先され、不破の失踪を心から心配している人間はいない。内部の不祥事を、おおやけにならないうちに解決しようとする人間ばかりがうごめいている。はたして不破はどうなったのか?それぞれの部や人間の駆け引きの後見えた真実は意外なものだった!ラストは題名が生きて...
のほ本♪ | 2014.12.19 Fri 19:15
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