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長らく絶版になっていた「ディファレンス・エンジン」が早川から復刊されてたので早速購入な読書の秋。 ハードカバー本じゃなくて文庫本なのが嬉しい限り。本棚いっぱいなんで。一時期マイブームでギブスンばっかし連チャンで読んでたけど、文庫本もうっかりしてっと絶版とか結構あんのね。創元SFやハヤカワSF文庫の棚を見ることが多いんだけど、カバー絵がマイナーチェンジされて渋めのイラストから軽めの絵柄に変わってるとなんかがっかりするのは何故だろう(笑 スティーヴン・キングあたりは刊行ペースが速くて最近はサッパ...
tarosmania | 2008.09.14 Sun 12:19
ケルベロス第五の首 (未来の文学) 国書刊行会 柳下 毅一郎(翻訳) 発売日:2004-07-25 発送時期:通常24時間以内に発送 ランキング:181558 おすすめ度: 第一話だけ好き 強烈な1冊 自己同一化の不確実性 666は悪魔の数字 読み出したら・・・ ...
モンテカルロリーナ | 2008.09.13 Sat 13:10
渚にて―人類最後の日 (創元SF文庫) 東京創元社 発売日:1965-09 発送時期:通常24時間以内に発送 ランキング:77926 おすすめ度: 破壊 そして絶滅 誰にでもいつか必ずやってくる最後の日。 ・・・スミマセン。これからしばらく、私は普通でなくなります。 私がこれまで読んだ小説の中で最高の作品です 静謐な終...
モンテカルロリーナ | 2008.09.08 Mon 17:32
星を継ぐもの (創元SF文庫) 東京創元社 ジェイムズ・P・ホーガン(著) 発売日:1980-05 発送時期:通常24時間以内に発送 ランキング:473 おすすめ度: とても読みやすい極上のSFミステリ 会心の作品 ホーガンの描く、人類の過去と未来。 真っ赤な宇宙服 大風呂敷がまとまる快感 ...
モンテカルロリーナ | 2008.09.07 Sun 09:35
前回に引き続き、下巻の感想です。 上巻がまさにファーストコンタクトだとすれば、下巻はそこから一歩踏み込んで、互いの理解、今後の関係についての話し合いが行われる過程においての「政治的駆け引き」、なんかが描かれています。 読みどころとしては、人類は自分が有利なタイミングで今後の方向性についての決着を付けたい、ようするに、できるだけ早く。モートがもし危険な種族であった場合、人類のふたつの主要軍事技術を模倣されたが最後、おそらくは勝ち目がないから。 一方、モートは逆に時間が欲しい。あわせて帝国...
モンテカルロリーナ | 2008.09.06 Sat 09:06
『夏への扉』ロバート・A・ハインライン まだネットを始めたばかりの頃、活字中毒仲間だった人から薦められて読んだ。 タイムマシンとかロボットとかコールドスリープとか、SFらしいガジェット満載の中に、人間が持ってるずるさとか純粋さとか愛情とか嫉妬とかが入り乱れるやや混沌とした世界を舞台に、放り出された未来でも決して希望を捨てることなく、難問を次々とクリアして、最後には望むものすべてを取り戻すダン。 ピート(猫)が夏へつづく扉を探す仕草が微笑ましくて好きだ。 それにいちいち付き合って、家中の扉を開け...
めも | 2008.09.05 Fri 15:50
『人形つかい』ロバート・A・ハインライン 書かれたときには近未来が舞台だったはずなのに、今はすでに2007年を過ぎてしまっている。唯一ほかに読んでいたハインライン作品である「夏への扉」も、ちょうど舞台になった2000-2001年頃に読んだので、個人的になんとなく因縁を感じたりした。 私の中でハインライン作品は、"近未来SFを未来人が読んだ"的なことになってるわけで、なんとなく面白い。 そしてこれを長門に置き換えると、"宇宙人が宇宙人もののSFを読んだ"ということになるわけですね。 テーマは異星人による人類及び...
めも | 2008.09.05 Fri 15:21
クーデター鎮圧で手柄を立て、宇宙船マッカーサー号の艦長に抜擢されたロドリックブレイン大佐。クーデターの黒幕と疑われる商人ベリーと、クーデターから救い出した幼馴染の人類学者サリー嬢を連れて帝国の主星へ向かう途中、彼は新たな任務を言い渡される。その任務とは……人類のテリトリーに向かってまっしぐらに突っ込んでくる異種知的生命体の宇宙船と接触せよとの命令だった。 久しぶりにストーリー紹介をしました(笑)。でも、商品リンクはなしです。なぜなら売り切れだから(笑)。とは言ってもバカ売れだからというよ...
モンテカルロリーナ | 2008.09.05 Fri 07:56
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF) 早川書房 テッド チャン(著)Ted Chiang(原著)浅倉 久志(翻訳) 発売日:2003-09 発送時期:通常24時間以内に発送 ランキング:39096 おすすめ度: レムとチャン。 八花撩乱。 各賞受賞というが… 純粋なSFではないが すばらしい ファンタジー色あふれる作...
モンテカルロリーナ | 2008.09.04 Thu 08:37
幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))早川書房発売日:1979-04発送時期:通常24時間以内に発送ランキング:6907おすすめ度: 追悼 オーバーロード vs オーバーマインド 現在を見ているようで怖い これぞ、SF黄金期! 地球文明イコール欧米先進国文明?Amazy人類が今まさに宇宙に向かって第一歩を踏み出そうとしたその時、彼らは地球にやってきた。 以来、人類を力で従わせるでもなくただ穏やかに管理し、導き続ける彼らの目的は? 正体は? 人類の、あるいは地球の未来は? というわけで、あまりにも有名な、もはや古典的(?...
モンテカルロリーナ | 2008.08.27 Wed 08:30
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