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このテーマについて
ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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作者のブログへ:「zexion」さんのブログ
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ヌミノースな世界 41  ― 再会

JUGEMテーマ:ノンフィクション    戸田が道を歩いていると、向こうから昔の知り合いの木下が歩いて来た。    「おお、戸田じゃないか。久しぶりやねえ。」    「ああ、木下か。ホント久しぶりやねえ。」    「どうだ、よかったら、これからうちに来ないか?いい酒が手に入ったんだよ。」    「そう言われたら、行かないわけにはいかんな。お邪魔するよ。」    と言うわけで、二人は、木下の自宅へ向かった。木下の家に着いた。木下は、玄関のドアを開け...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.12 Thu 21:11

ヌミノースな世界 40  ― ある夏の日の出来事

JUGEMテーマ:ノンフィクション   (注意)この記事には、性的な表現が含まれています。    2003年の春に、慢性的な睡眠不足のため、勤めていた立体駐車場で操作を間違えてしまい、その仕事を首になった。幸い、人身事故には到らなかったので、業務上過失致死傷などの罪に問われることは無かった。    それから一年間は、苦しかった。ハローワークの職業訓練生募集の記事を見て、応募し試験を受けて合格したので、ビジネススクールでパソコンの操作を学んだ。だが、職業訓練を終えても、仕事は...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.12 Thu 18:15

ヌミノースな世界 39  ― 痣(あざ)

JUGEMテーマ:ノンフィクション    中国に渡る直前まで、私は福岡市南区にあるショッピングモールで駐車場管理の仕事をしていた。これが、かなりハードな仕事だった。地下駐車場と屋外駐車場の両方を一日中歩き回って、ゴミを拾ったり、車の誘導をしたり、地下でのアイドリングを注意したりするのだが、帰宅すると食事を摂る気力も失せてしまうほどだった。    管理人控室も、控室とは名ばかりで、ネズミが這いまわっているような薄汚い機械室に机と椅子が置かれているだけのシロモノだった。   ...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.12 Thu 09:25

ヌミノースな世界 38  ― 足場

JUGEMテーマ:ノンフィクション    私がまだ高校生だった時に、福岡市で地下鉄工事が始まった。二浪して大学に入ってから、バイトで地下鉄の工事現場に行った。現場に行ってみると、10メートルほど下に地下鉄の線路が見え、線路の上をまたぐように足場がかけられていた。足場の幅は、確か、35?〜40?程度しかなかったように記憶している。もっと狭かったかもしれない。    しかも、横に手すりも何もないのである。落ちたら一巻の終わりのその足場を重い鋼材を両手で抱えて、行ったり来たりしなければならな...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.11 Wed 08:21

ヌミノースな世界 37  ― 雪山

JUGEMテーマ:ノンフィクション    大学の登山部に所属していた圭司は、一人で冬山を登っていた。麓の山小屋から登り始め、3合目くらいまで来たとき、立ち止まって空を見上げている女性に出会った。その女性は、パンタロンにハイヒールを履き、レインコートだけを羽織っていた。とても、冬山を登る恰好ではなかった。    これは変だと感じた圭司は、彼女に声をかけた。    「もうすぐ日が暮れます。日が暮れてから山を下りるのは危険なので、なるべく早く下山なさった方がいいですよ。」 &...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.10 Tue 16:47

ヌミノースな世界 36  ― 登山

JUGEMテーマ:ノンフィクション    1970年代後半、一人の大学生が、福岡と佐賀の県境に位置する脊振山を登っていた。山頂からの眺めを楽しんだらすぐに下山するつもりだったが、彼は途中で道に迷い、藪の中を歩き回る羽目に陥ってしまう。    悪戦苦闘の末に、藪からやっとのことで這い出ると、突然、    「動くな!そこで止まれ!」   と言う鋭い声がかかった。周囲を見ると、自動小銃を構えた10人ほどの自衛隊員が、銃口をこちらに向けて自分を取り囲んでいる。彼は、間違えて自...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.10 Tue 09:55

ヌミノースな世界 35  ― フライト

JUGEMテーマ:ノンフィクション    1971年(昭和46年)、7月30日の午後2時頃、恵子(仮名)は、羽田空港ロビーを歩いていた。彼女は、全日空のスチュワーデスである。    恵子は、これから福岡行の便に乗務することになっていた。ふと前を見ると、向こうから同じ全日空の先輩乗務員(女性)が歩いて来る。    先輩とすれ違う時に、恵子は、    「今日は、フライトですか?」   と尋ねたが、その先輩は、真っ青な顔をしたまま何も言わずに行ってしまった。恵子は、「変...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.10 Tue 00:32

ヌミノースな世界 34  ― FMラジオ

JUGEMテーマ:ノンフィクション    日常のすぐそばに、非日常が存在している。 ふとした事がキッカケで、人はその事に気付かされる。    私は、子供のころから病弱で、体を丈夫にしようと武道を始め、色々なスポーツをやって体を鍛えたが、20代半ばまで体質は改善できなかった。    二浪して大学に入ったが、その頃も、体の調子はあまりよくなかった。筋力はついたが、生活する体力は全然無かったのだ。大学に入学後、2011年10月に発表した「人生の皮肉」(http://koshiki.jugem.jp/?eid=4...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.09 Mon 23:25

ヌミノースな世界 33  ― 禍福は糾える縄の如し

JUGEMテーマ:ノンフィクション    「ヌミノースな世界 26  ―続・道に潜む魔物」(http://koshiki.jugem.jp/?eid=2846)に登場する篠原は、その後、もう一度事故に遭って大ケガを負った。今度は、乗用車との正面衝突だった。    救急車で担ぎ込まれた外科病院で、事故の知らせを聞いて駆け付けた一平が見たモノは、腹部の重篤な内出血により、出産間近の妊婦のように腫れあがった篠原の腹だった。    「おい、篠原、しっかりしやい!」    「おお、一平か、俺もうダメだ。」 ...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.08 Sun 23:46

ヌミノースな世界 32  ― 雨樋

JUGEMテーマ:ノンフィクション    小学校6年の時に、あることがキッカケでいくつかの神秘体験をした。これも、そのうちの一つである。    ある雨の晩、寝床で横になっていると、自分の体が黄金体になり、体の中心から無数の金色に光る細い線が、あらゆる方向に放射した。その現象が起きると同時に、家の中に寝ているにも関わらず、外の景色がハッキリと見えた。    壁越しに竪樋の排水口から水滴が落ちるのが見えたのだ。その水滴の動きと滴が下の小石に当たる音とが完璧に一致していた。ま...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2017.01.08 Sun 20:50

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