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JUGEMテーマ:ノンフィクション 自宅から歩いて一分もかからないドブ川の傍に直径50?ほどの太さの木があった。何の木だったかは覚えていないが、その幹に大きな蜂の巣ができていた。 ある日、そのそばを歩いていると、弟と近所のチビたちが棒でその蜂の巣をつついていた。 「なんしようとや?お前たち、それなんか知っとうとや?それ、蜂の巣ぜ。」 「ハチノスってなん?」 どうやら、弟たちはハチノスが、「蜂」の「巣」だと言う事が理解できないよ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2016.12.21 Wed 23:08
JUGEMテーマ:ノンフィクション 捕まえたヘビを持って、一平の家に帰り始めた。私が、 「これ、どげんすると?」 と尋ねると、一平は、 「うちの父ちゃんが、ヘビは栄養があって美味いって言いよったけん、食べてみよう。」 と言った。一平の家に帰り着いて、料理してもらおうと、台所にいた一平のお母さんのところにヘビを持って行くと、一平のお母さんは、 「キャーー!」 と悲鳴を上げて逃げて行った。無理ない...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2016.12.20 Tue 21:07
’JUGEMテーマ:ノンフィクション ’ 私自身は覚えていないが、母の話によると、町中から田舎に引っ越して来てから周りに沢山の虫や動物がいるので、私はかなり喜んだそうだ。様々な色と模様の蝶々やトンボ、バッタ、カマキリ、コオロギ、蝉、カナブン、カブトムシ、クワガタ、牛、馬、イタチ、猫ほどの大きさのドブネズミ、蛇、トカゲ、カエル、烏、雉、鷺、フクロウ、蝙蝠、ごくたまに狸など、ともかく、眼に入るもの全てが物珍しかった。 怖い物知らずだったので、トカゲや蛇なども...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2016.12.20 Tue 20:37
JUGEMテーマ:ノンフィクション 私は、福岡市の街中で生まれ、5歳まで街中で育った。それまで、眼にした生き物と言えば、近所にいた犬や猫、お寺にいたハト、そして公園の木にぶら下がっていたミノムシくらいのもんであった。 ところが、私が小学校一年生の時に、父が祖父の残した土地に家を建てたため、いきなりド田舎のマン真中に叩きこまれる事になった。 そこは、どれくらい田舎だったか? 道路は舗装されておらず、車も滅多に通らず、バスが通れば、近所の子供...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2016.12.19 Mon 22:07
JUGEMテーマ:ノンフィクション この世界は、神秘的で美しい と同時に、眼をそむけたくなるほど醜怪である だが、その醜怪さは、生々しい生命力の象徴でもある 死は、生命の流れの中に存在する再生へのプロセスに過ぎない ある夏の日、小学生だった私は、弟と飼い犬を連れて、近くの川に遊びに行った。幅5メートルの程の小さな川に着くと、わが目を疑った。井堰の下が、真っ赤になっていたのだ。よく見ると、それは、ザリガニの大群だった。 川に降りて、大群の...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2016.12.19 Mon 18:49
最初に断っておくが、ワタクシ空中さんは本書を高く評価する。 高く高く評価する。 なにしろ本書は ?安倍政権と日本会議の関係(と言うか癒着)を人材面、政策面から証明し、 ?日本会議の根幹をなす「三つのライン」の中心人物がそれぞれある特定の宗教団体の出身者であることを暴き、 ?さらにその「三つのライン」の代表者の背後にいる、普段表に出てこない黒幕まで暴いている のである。 それが前提だということを念頭に置いて、以下の拙文をお読みいただきたい。 実は本書はその出版...
おとなの終末 | 2016.11.28 Mon 01:24
残念ながら幽霊というものをまだ見たことがないので判らないのだが、幽霊というものは立体的に見えるものだろうか。 我々がTVモニターやスクリーンに映しだされたモノを「立体的である」と感じるのは、(左右の肉眼で見たものが映しだされているのではない以上)主に陰影と遠近法によるだろう。 「陰影」という以上どこかに光源があるはずなのだが、いわゆる霊的な現象が、その現象の観察者と同一の光源の影響を受けないであろうことは想像できる。なにしろ「あの世」の物なので、あの世の光源(?)に照らさ...
おとなの終末 | 2016.10.31 Mon 02:08
あのですね。 いわゆる霊的現象(ほん呪風に言うと「不可解な現象」)が、カメラワークを意識した動きをする、というのはおかしいと思うわけですよ。 いま、写っている「不可解な現象」とカメラのあいだに何らかの遮蔽物が現れ、数秒不可解な現象が隠れた後、遮蔽物がどくと不可解な現象が消えている、あまつさえ近づいている、とか。 カメラが一度パンして、元の位置に戻ってくると、さっきまで特に不審なものはなかった空間に不可解な現象が出現している、とか。 なぜ「不可解な現象」が、カメラに今何が写ってい...
おとなの終末 | 2016.10.24 Mon 01:49
「バッティングセンター」 カップルでなんかしてると「不可解なもの」がカメラの方に問答無用で向かってくるって、前作の「野鳥観察」とそっくりなんだけど、、、 生首と子供という違いこそあれ、何故か不可解な存在だけがモノクロであること、向かってくる呼吸等、ほぼ一緒。 前作で評判が良かったんでもう一度やってみたんかなぁ、、、 「アスレチック」 20年前、投稿者が子供の頃、アスレチックで遊んでいるところを親が撮った映像。 まだ幼稚園児みたいな投稿者が遊具の横木をつかって逆上がり...
おとなの終末 | 2016.10.11 Tue 01:57
子供の頃、新宿でジャングルを見た。 地下鉄東西線早稲田駅から学習院女子に抜ける道の左側だったろうか。 「新宿」という語感から連想されるようなビル街では決して無いが、学校や、団地や、商店がならぶある意味ごく普通の「新宿」の風景の中に、突然ジャングルへの入り口がぽっかり口を開けている眺めは、不思議とか異様などという以前に、とてつもなく非現実的だった。 鬱蒼と木々が茂っているとか(普通それは「森」と呼ばれる)、雑草が伸び放題などという生易しいシロモノではない、大き...
おとなの終末 | 2016.10.10 Mon 19:43
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