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ノンフィクション
このテーマに投稿された記事：1223件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c224/1176/
- ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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作者のブログへ：「zexion」さんのブログ
その他のテーマ：「zexion」さんが作成したテーマ一覧(19件)
International apartment 64 ―「権力は人を暴露する。」
JUGEMテーマ：ノンフィクション f え 英語に "The last straw which breaks the camel's back."と言う言葉がある。ラクダの背中にワラを積んでいって、最後に積んだワラ一本がラクダの背骨を折ってしまうという意味である。日本語で言うところの「堪忍袋の緒が切れた。」と言う言葉に当たる。 金曜日の出来事は、まさにそれだった。昨日の朝、台所で食事を作っていると、カークがやって来た。 「リュウ、昨日は凄かったな。」 「え？何の事だ？」 「君が、あんなに怒ったのを初めて見...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.04.04 Fri 09:40
International apartment 63 ― I can\'t take it anymore.
JUGEMテーマ：ノンフィクション 結局、洗濯機は、それから更に二度修理に来てもらったが、直らなかった。 昨日の朝、昼寝をしていると、表のドアをドンドン叩く音が聞こえた。出ると、J と修理屋さんとフィリピン人らしき男性が廊下に立っていた。 私は、J と口を聞きたくなかったので、ドアを開けて、すぐ部屋に戻った。暫くすると、私の部屋のドアをJがノックした。 「リュウ、手伝って欲しいんだけど。」 「何を？」 「一階に、新しい洗濯機があるから、古い洗濯機を持っていくのを手...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.04.03 Thu 09:24
International apartment 62 ― 一難去って、また一難
JUGEMテーマ：ノンフィクション 今朝、起きて台所へ行くと、カークが食器を洗っていた。 「お早う、カーク。」 「お早う、リュウ。」 「今日は、仕事かい？」 「いや、仕事はないけどヴィザの更新に行かなきゃならないんだ。僕のヴィザは、４ヶ月に一回更新しなくちゃならないらしくて、その度に800元払わなくちゃならないんで、たまんないよ。」 「4ヶ月に一回？君のヴィザの種類は何だ？」 「知らないよ。」 「ちょっと、君のパスポートを見せてくれるか？」 「ああ、いいよ。」 ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.04.02 Wed 09:21
International apartment 61 ― 修理代
JUGEMテーマ：ノンフィクション 昨日、仕事から帰って来ると、J と修理屋さんらしき男性が、アパートにいた。洗濯機とトイレの修理に来たようだ。J はこちらを見ても、口を聞こうともしない。望むところだ。あっちが、そう出るのなら、こっちも無視するだけだ。 食堂から持ち帰った食べ残しを電子レンジで、チンして食べる。昼食を摂り終わり、共用部に出て行くと、J も業者もいなくなっていた。カークが、部屋から出て来て、 「今日は、連絡したら、珍しくJ がすぐ来たから、感心したよ。」 と言...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.04.01 Tue 10:04
International apartment 60 ― 戦士の休息
JUGEMテーマ：ノンフィクション やっと、私が長い間待ち望んでいた流れがやって来た。「人は、戦士になる前に、まず狩人にならねばならない。」というカルロス･カスタネダの師であるドンファン･マトゥスの教えに従い、罠を仕掛けることにする。 獲物が罠に掛かれば、私は流れに乗ることができるだろう。私が流れに乗れるか否かは、私自身の想いと運の強さにかかっている。 先週の金曜日から罠を仕掛け始めたので、かなり忙しかった。日曜の朝は、いつものように朝、5時に目が覚めたが、それから罠...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.03.31 Mon 07:59
「世界史とヨーロッパ」 「世界史」の歴史（ヨーロッパ限定）
文学に「文学」史があり、数学に「数学」史があるように、歴史にも「歴史」史がある。本書はヨーロッパにおける「世界史」の変遷、つまり「世界史」史を扱っているのだ。 「○○史観」と呼ばれる考え方がある。 皇国史観とか唯物史観とか。 ワタクシ空中さんは、これらの○○史観とは、今現在我々の前に明らかになっている歴史を所与のものとして、敢えて色を付ける（本人たちは真実だと思っているだろうが）考え方だと思っていた。 しかし恐らくは違うのだ。 ワタクシ空中さんなどは単純な人間なので、新しい知見や...
おとなの終末 | 2014.03.30 Sun 19:50
International apartment 59 ― Let it be.
JUGEMテーマ：ノンフィクション 今日は、朝から精力的にブログを更新した。11時ごろ、昼寝をして、1時過ぎに昼食をとりに行きつけの回教徒の店へ。帰って来て、また精力的にブログの更新をする予定だった。 パソコンのスイッチを入れ、記事を書き始めようとした途端に、電話が鳴った。 「アー、鷹野先生、パクですー。」 韓国人教授、愛すべきパク先生からのお電話である。 「もしもし、お久し振りです。」 「先生、今、何していますか？」 「今、アパートでブログを書こうとしていた...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.03.30 Sun 10:17
International apartment 58 ― 夢と現実の共時性
JUGEMテーマ：ノンフィクション 今週の水曜日の事である。授業中に、高さんから電話が掛かって来た。 「もしもし、鷹野先生、今、暇ですか？」 「今、授業中です。」 「お、そうか、そうか。じゃ、終ったら、電話して下さい。」 「はい。」 というわけで、夕方、退勤用のバスの中から高さんに電話した。 「どうされましたか？」 「いや、この間、お願いした話、どうなったかなーと思って。」 「ああ、あれは、金曜日に以前大学で教えていた学生に会うので、そのときにパンフレット...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.03.29 Sat 11:04
International apartment 57 ― カークの就活
JUGEMテーマ：ノンフィクション ｒ カークと二人で買い物に行った時、バスの中で、カークが仕事探しについて話し始めた。今の部屋の居住者たちは、皆一様に今の会社を辞めて、一日も早くこの掃き溜めのようなアパートを出て行きたいと思っている。だが、中々思うように次の仕事が見つからない。 「今、韓国とトルコの言語学校と連絡を取っているんだ。」 「え？でも、トルコの学校は、ダメだって言ってなかったっけ？」 「いや、今回のは、別の学校だよ。前の学校みたいに悪い評判はほとんどないし、トル...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.03.28 Fri 06:49
International apartment 56 ― ビジネストーク
JUGEMテーマ：ノンフィクション 日曜日の午前１０時ころ、高さんから電話が入った。 「もしもし、鷹野先生、今、部屋にいらっしゃいますか？」 「ええ、部屋にいます。」 「ちょっと、お話したい事があるんで事務所まで上がって来て頂けませんか？」 「いいですよ。ちょっと待ってて下さい。今、そっちに上がりますから。」 と言うわけで、Ｄ棟から出て、Ａ棟の上層階にある高さんの事務所へ。 「おはようございます。」 「ああ、先生、お久し振りです。お元気でし...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.03.26 Wed 07:10
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