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ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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もういちどつくりたい 〜TVドキュメンタリスト・木村栄文の世界〜鑑賞

 最近、木村栄文をかじっている。 レトロスペクティブに行き、テレビ番組11作品を鑑賞し、 著書2冊を読了し、インタビュー記事数本を読んでみた。 そして、木村氏と仕事を共にした関係者周辺の方のお話を聞く機会に恵まれた。 しかしながら、まだまだ木村さんの表面にも触れられているように思えない。 彼が描いた家族、日本社会、そして世界、 やっとこさ、その雰囲気を匂っているくらいなのではないだろうか。 昨夜、菊竹六皷の生涯を描いた著書「記者ありき」を読み終わった。 そして、今晩、NHK ETV特集「もういち...

黒木町日記 | 2012.02.25 Sat 00:59

「まっくら」で木村栄文は突き飛ばされることが癖になった・・・。

「表現者の自由 映像の力と責任をめぐる対話」より 日本放送労働組合 編 現代人文社 2004年7月  映画監督原一男氏との対談。 コーディネーター 境真理子氏 [境]原さんも『ゆきゆきて、神軍』のときに編集マンとずいぶんやりあったそうですが、やはり現場のやり取りで、原さんと木村さんはどこか重なるところがありますよね。 さきほどの『あいラブ優ちゃん』の話でも、「私」の捉え方などが重なります。 [原]その点ではこの作品より二年前の『まっくら』(73年)ですよね。 もっと顕著に、「○○と...

黒木町日記 | 2012.02.23 Thu 01:21

木村栄文インタビュー1998年4月「美しくて哀しいものを描いてきた。 僕のドキュメンタリーは、エッセイ風なんです。」

 木村栄文インタビュー 「美しくて哀しいものを描いてきた。 僕のドキュメンタリーは、エッセイ風なんです。」 聞き手ー西田 節夫ー 放送文化 1998年4月号 p64-p67 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ー独特の作風とよく言われますが、木村さんご自身のドキュメンタリー感をー (以下インタビュー締め部引用) ドキュメンタリーというのは、 本来は行方知れずに追いかけていくのが神髄だと思うんです。 結論より先に何が起こったんだ、追いかけてみようじゃないか、 というのが本当に面白いんです。 その点、...

黒木町日記 | 2012.02.21 Tue 00:16

記者たちの日米戦争 木村栄文著 読了

日本とアメリカ、第二次世界大戦開始から終戦まで、新聞を中心とするメディアに関わる気骨ある人々を追ったルポルタージュです。木村栄文氏は、福岡にあるRKB毎日放送のテレビディレクターで、この著書は番組制作のための取材を通して、多数の関係者のインタビューをテレビ向けに行われたものを再構成された内容になっています。文章の始まりは、1945年9月2日に東京湾上の戦艦ミズーリ号で行われた降伏調印式での日本の疎外された光景に始まり、この景色は、1991年の湾岸戦争後、多数のアメリカからの批判を浴びた日本の姿を重ね合わせ...

黒木町日記 | 2012.02.17 Fri 22:56

むかし男ありけり 木村栄文作品 鑑賞

この土日に、オーディトリウム渋谷で始まった「公開講座 木村栄文 レトロスペクティブ」に出かけてきました。取り急ぎ木村ディレクターの以下5作品を鑑賞しました。苦海浄土、あいラブ優ちゃん、鉛の霧、まっくら、むかし男ありけり撮られる視点も、問題提起も、役者さんの配役も、見どころもすべて違っていて、本当に同じ人が作ったのかと思えるくらい、重ねてみても飽きないどころか、引き込まれてしまう作品の数々でした。もちろん、どの作品も甲乙つけがたい傑作の数々です。しかし、表題のとおり、私が想いをまず書きたいのは「む...

黒木町日記 | 2012.02.13 Mon 23:20

透明人間になる方法 白石拓著(PHPサイエンス・ワールド新書) 読了

新書です。とっても読みやすくできています。中学生くらいのお子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。きっとわくわくするお子さんとそうでないお子さんにわかれるでしょう。それで、将来の進路を占ってみるのも面白いかと思います。この新書が面白いのは、ドラえもんの世界に出てくるような、未来の技術とされているものを、実現可能性レベル4段階にわけて、わかりやすく分類していることです。レベル1が最後に登場するのですが、まだまだ実用化にはほど遠い技術。レベル2、レベル3と、実現可能性が高くなっていき、レベル4が...

黒木町日記 | 2012.01.28 Sat 00:48

2011年♡年末ごあいさつ

 2011年の年末にあたり、一年を振り返ってみました!今年は、本家ブログ「東京イラスト&ルポ」でのお披露目です♡どうぞ、こちら(←クリック♪)をお読みになってみてくださいネ!   JUGEMテーマ:ノンフィクション

さくらみゆきの「絵と文エッセイ」 | 2012.01.01 Sun 00:15

A A2 森達也監督作品 鑑賞

オウム真理教という団体の内側から撮影されたドキュメンタリー映画です。 時は、1997年。もうすでに約15年の月日が経過しています。 今年、被告となっていた元教団幹部の刑が確定し、 死刑判決が確定し、法律上は一連の裁判が終了しました。 しかしながら、改めて、この映画に描かれているオウム真理教と言う 宗教法人を取り巻く環境を考慮しても、どうして彼らの構成メンバーが 地下鉄サリン事件をはじめとして、凄惨な事件を起こしたのか、 社会的にその実態を理解している人はほとんど存在しないのが現実です。 ...

黒木町日記 | 2011.12.22 Thu 01:15

原発と権力 山岡淳一郎 読了。

福島第一原子力発電所から、大量の放射能が放出され、未だに多くの日本人を不安に陥れています。こんな時期に及んでも、原子力発電所については、感情的な議論は多くとも、冷静にその背後関係から振り返る議論は少ないように感じます。私もなんとなく気にはなっていても、手に取らなかった原子力発電所建設についての著書を、森達也氏のダイヤモンドオンラインでのコラムをきっかけに図書館で借りてみました。この文庫は、第二次世界大戦後、アメリカとの関わりの中で、国策として原発が作られていく過程が権力という切り口でまとめら...

黒木町日記 | 2011.12.18 Sun 23:43

『年越し』

JUGEMテーマ:ノンフィクション気がついたら2011年も終盤ですねー(゚д゚)!?恐ろしい(*゚▽゚)こないだ始まったと思ったらもう、終わりかけてやがる( ̄△ ̄;)ああ、なんかまた無駄に年をとった気がする(;゚?゚)ノさて、2011年の個人目標として「信用を作る」 「ライフガーを控える」てのがあったんですけど、難しいですねー(^・ェ・^)特に後者はw信用は日頃からテキトーなことばっか言ってるからでしょうか?wあまり、作れた気がしません( ゚ー゚)さーて来年の目標は何にしようかなー(*^▽^*)

L&G | 2011.11.29 Tue 19:01

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