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この本は平成6年(1994)に刊行された。 筆者は大正元年生れ(1912)、昭和5年(1930)から昭和21年(1946)までフィリピンに居住していた。 最初はミンダナオ島ダバオに行き、その後ルソン島ラグナ州に移り、現地で敗戦を迎える。 副題に『フィリピン人との心の交流と戦乱』と書かれているように、戦前の日本人がどのようにフィリピンで仕事をし、どのように生活していたかの一端が書かれている。 筆者はタガログ語が出来たために、日本軍に徴用されやがて兵役に就いた。負け戦の中、民間人を交えてラグナ湖周辺を逃避する描写...
セブ島工房 | 2010.05.30 Sun 10:13
考えるということを様々な角度から考察された本です。書店でちらっと立ち読みして、面白そうだったので、買ってみましたが、確かに読みやすい一冊でした。プロローグがとてもキャッチーだったので引用させていただきます。------------------------------------p10「グライダー」勉強したい、と思う。すると、まず、学校へ行くことを考える。学校の生徒のことではない。いい年した大人が、である。こどもの手が離れて主婦に時間ができた、もう一度勉強をやりなしたい。ついては、大学の聴講生にしていただけないか、という相談をもって...
黒木町日記 | 2010.05.05 Wed 20:21
高校3年に発表した弁論です。勇気を出して載せます。これは当時高校生の私が、実際に韓国で見てきたもの。感じてきたもの。「もう古い」「もう遅い」じゃなくて、今だから声を上げるべきだと考えます・2004年度 校内弁論大会 最優秀賞・2004年度 沖縄県高等学校弁論大会 優良賞・2004年度 第54回 九州高等学校弁論大会 優秀賞JUGEMテーマ:ノンフィクション
uno-cielo | 2010.05.04 Tue 17:48
JUGEMテーマ:ノンフィクション児童向けの本ですが面白かったです。戦争は悲劇ですね…一番最後の原爆体験談がぞっとしました。作者の後書きも読む価値ありです。
Drawing | 2010.04.30 Fri 00:24
佐賀県武雄市の市長さん、樋渡氏が書かれた2008年に出た本です。樋渡市長のブログサイトはこちらです。武雄市長物語武雄を舞台にして起きた様々な町を動かした事象をその登場人物が現れた経緯を含めて、コンパクトにかつ細かくまとめられたとても読みやすい著書です。 樋渡武雄市長は、佐賀県武雄市で生まれ、武雄高校卒業、東京大学を卒業後、総務庁に入庁し、沖縄開発庁、内閣官房の役人を勤められ、高槻市市長公室室長として出向後、総務省に戻られたのちに退職し、武雄市長に当選されました。当時は、36歳で当選され、全国最...
黒木町日記 | 2010.04.24 Sat 12:05
「がんばらない」というベストセラーを出した長野県諏訪中央病院の名誉院長、「鎌田實」氏が書かれた、温かなエピソード溢れる、空気についてまとめられた一冊です。果たして、紹介することが適当かどうかわかりませんが、最後にまとめられた文章を引用させていただきます。「空気は、人に、街に、時代に感染する。じわじわと広がり、いつの間にか、気分を高揚させたり停滞させたりする。ときには、景気さえ左右し、経済を動かす。ときには、国を間違った方向に動かす。ときには、人間の行動や生き方までも、操っていく。まわりから浮...
黒木町日記 | 2010.04.11 Sun 23:41
【ポイント5倍】週刊 ダイヤモンド 2010年 3/13号 [雑誌] 今話題の無料サービス、無料ビジネスについて、週刊ダイヤモンドが特集しています。 不況が続く中、ネットでは主流の無料サービスが世間でも注目を集め始めているようです。 雑誌なので、売り切れる前に目を通しておきたい特集です。 話題になった本「FREE」と合わせて読むと、いっそう面白いのではないかと思います。 FREE (フリー) JUGEMテーマ:ノンフィクション
新刊本情報ブログ | 2010.03.31 Wed 04:27
また思わず松浦氏の著書を手にとってしまいました。勝海舟にテーマを当てた中公新書です。松浦氏が幕末の人々について考えるにあたって基準にするのは、ペリーが日本にやってきたいときに、その人物がいくつであったかという点です。勝海舟は、ペリー来航時30代でした。数え年で31歳でした。このため、行動力としては20代に劣り、人生における役割を果たすにはまだまだこれからのキャリアであるという時期に、大きく日本を動かす事件に直面しました。このため、勝海舟は尊皇攘夷の志士を目指すこともできず、佐幕派の志士にもなれず、...
黒木町日記 | 2010.03.24 Wed 00:58
勝海舟研究で有名な松浦氏による横井小楠の生涯を思想という点から追った著書です。学術書にあたりますので、時代背景など一定の前提知識がないと読みにくいと思います。横井小楠は、松浦氏も規定しているように「思想家」でありました。熊本肥後藩の中堅役人の家に次男として生まれ、優れた知識を持ちながらも、上司に当たる人と議論したり、酒乱の気があったために、肥後藩としては大きな出世をすることはできませんでした。しかし、滅私の精神と、優れた世の中に対する見識、朱子学の本質を理解し、経済的な才覚も持ち合わせたため...
黒木町日記 | 2010.03.13 Sat 21:43
著者の宋文州氏は、中国から留学生として日本の大学で学び、ソフトブレーンの創業者として東証一部上場企業を育て、「やっぱり変だよ日本の営業」 など数々の日本のビジネス慣行への疑問を呈して、現在は中国にてインターネットビジネスなどに従事されています。ご本人も指摘されていますが、タイトルはちょっと目を引くものなので、読書を多数されるかたにとっては、ちょっと胡散臭いとうつる可能性もありますが、至って実直な本です。タイトルで迷うくらいならば、1400円払ったほうが後で後悔しません。評論家の田原総一郎さん...
黒木町日記 | 2010.03.07 Sun 12:48
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