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さまざまな時、さまざまな場所で語られた恐怖についての教えを通読すると、恐怖についてだけではなく、その教えのエッセンスがおのずと理解できる構成になっている。そしてクリシュナムルティという孤高の透明な精神の魅力が心に深い印象を残す。 彼は、恐怖について語りながら、人間の一切の苦悩の根元である「思考」(分別意識)について語っている。では恐怖をもたない状態はいかにして可能なのか。それは、「‥‥全的な注意力、つまりすべての思考、すべての言葉、すべてのふるまいへの自覚があるときにかぎって可能なのです。精...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 09:30
題名からしてもっと軽い本かと思っていたが、実際は深く優れた本であった。ラマナ・マハルシ、クリシュナムルティ、エックハルト・トール、ガンガジ等々と根底に広がる世界は同じである。ただ表現が違う。表現が違うということは、いろいろな仕方で、いろいろな角度から、私の魂を揺さぶってくれるということである。あるいは、この本の中の言葉が、変容へ向けての強力な引き金になるのかも知れない。「一つひとつの生きものの基本的な営みは、拡張することと収縮することです。広がることと縮むことと、言ってもよいでしょう。拡張し...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 09:14
エックハルト・トールの『さとりをひらくと人生は‥‥(The Power of Now)』を読んだものにとっては、そのエッセンスを簡潔な言葉の数々によってもう一度確認でき、さらにきっと新しい発見ももたらしてくれるだろう。 エックハルト・トールの本を始めて手に取る人にとっては、読みやすく分かりやすい言葉の数々が、思考のない静寂の中にこそ真理があるというメッセージを力強く伝えてくれるだろう。そして、『さとりをひらくと(Power of Now)』もぜひ読んでみたいと思うに違いない。 ヴィパッサナー瞑...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 09:10
気づき、葛藤、道徳、自殺、組織、愛と性、苦しみ、依存、個人と社会等さまざまな問題をめぐる33の対話。質問者の問いは、多方面に渡るが、クリシュナムルティは、それら一切の問題の根底にあるひとつの問題をつねに明らかにする。彼の教えが濃縮され、最適な入門書。 一切の問題の根底とは何か。過去によって条件づけられた〈私〉というフィルターを通して現実を歪めてしまう。ここに分離があり、問題の根源がある。 「あなたは過去である思考の運動なしに、過去である自分自身を見つめることができますか。考えることなく、...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 08:48
濃密な本だ。訳者あとがきに「プロセス指向心理学の基本的な考え方をカルロス・カスタネダの著作やミンデル自身のシャーマニズム体験から語り直すスタイルをとっている」とあるが、むしろシャーマニズムに引っ張られるような形で「心理学」という枠をはるかに超え出るような深さの次元を、他にない大胆さで率直に語っている。 シャーマニズムもプロセスワークも、自我を強化することに重点を置くのではなく、身体や身体を含むプロセス、その変化に対する自覚を育むことを重視する。ドリームボディ・ワークをシャーマニズムの観点か...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.25 Fri 00:09
ウィルバーの日記という形の本だが、彼自身によるウィルバーの世界への良き入門書だ。彼の基本的な思想が、日常の活動や瞑想実践への言及のなかに散りばめられ努力なしに興味をもって読める。日記を読み進むうちに彼の統合的アプローチの意味を再確認するだろう。 ウィルバーの他書にない、この本の魅力の一つは、彼自身の瞑想体験が、かなり詳細に語られていることだ。さらに興味深い点の一つは、アメリカの精神状況へのラディカルな批判が随所に見られること。全体として、ウィルバーを取り巻く交友関係や内面世界に触れつつ、し...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.25 Fri 00:04
著者のパラマハンサ・ヨガナンダは、現代インドが生んだ優れたヨガ行者であり、代表的な霊的指導者(グル)の一人だ。ヨガの奇跡を近代科学の言葉で語っている。大部の著だが、決して読み飽きることはないだろう。著者の幼年時代から、どのようにして精神的に成長して行くかが、印象的な、あるいは不思議に満ちたエピソードとともに語られていく。師との出会いや師による導きの話も深く心に残る。魂の成長を目指すものにとって尽きることのない泉であり、大きな勇気や励ましを与え続けてくれる本だ。分厚さと値段にひるむことなく読ん...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.23 Wed 22:54
臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証 ◆‥‥久し振りに、本当に久し振りに、本を読むことに熱中しました。‥‥こんないい本を書いてくださったことに心からお礼を申し上げます。 ◆私は、およそ20年まえに「臨死なき臨死体験」をしまして、肉体的には何も異常なしに「光」だけを経験しました。その後、人に知られると「狂ったんじゃかいか」と思われそうで、誰にも言わずに隠したまま過ごしてきました。‥‥ ◆(この本)を読ませて頂いて、「これだ、これだ。これこそ僕のいいたかったことだ!」と、大袈裟に思われるかも知れま...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.21 Mon 20:47
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