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昔話

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昔話
このテーマについて
 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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日本の昔話 1 より 『絵すがた女房』 ヤング・アダルト層の読み物に多くみられる展開

むかしあるところに一人暮らしの若者がいました。若者は大した怠け者で田畑は荒れ放題にしていました。そこへ美しい娘が訪ねてきて一晩泊めてくれと言います。一晩が二晩三晩となりやがて娘は嫁になります。 ある日、娘は、若者に田畑の仕事をちゃんとするように頼みます。しかし若者は、娘が恋しくて、すぐに帰ってきてしまうしまつです。ならばと娘は自分の絵姿を若者に渡し働きに出しました。 しかしその絵が風に飛ばされてしまいます。やがてその絵は殿様の目にとまりました。殿様は娘を自分の嫁にしようとたくらみました。...

'ものがたり'散策 | 2017.05.30 Tue 18:20

日本の昔話 1 より 『へこきじい』 ”隣の欲張り者の猿真似”の物語の類型

笑い話の中に教訓が述べられています。 むかしあるところに日本一のへこきじいと言われるじいさんがいました。そのへの音色はまるで音楽のようです。その話は広く伝わりやがて殿様の耳にもとどきます。へこきじいは城に呼ばれることになりました。 へこきじいは恐れながらも殿様にそのへを実演します。殿様は噂通りのそのへの音色に感心します。そこで殿様は自分の膝に乗ってこいてみろと言いいいだしました。素晴らしい音色です。しかも匂いませんでした。 殿様はエスカレートして肩に乗ってへをこかせ、しまいには頭に乗っ...

'ものがたり'散策 | 2017.05.30 Tue 18:17

日本の昔話 1 より 『鼻高扇』 とんまで正直者の行く末、昔話の知恵

ある、少しとんまな若者が、あるとき天神様のお社にお参りに行った夢をみました。すると天神様が現れて、お前は頭はよくないが、正直者だからいいものを授けようと言いました。夢の中の境内には古い扇が一本落ちています。 広げてみると表には天狗のお面が裏にはおかめのお面が描かれています。天神様は、天狗の方で仰げば鼻が伸び、おかめの方で仰げば鼻が縮むと告げ、よくよく心して使え、変なことに使うのではないぞと注意します。そこで若者は夢から覚めました。 若者はすぐに天神様の境内に向かうと夢で見た通りの扇が落ち...

'ものがたり'散策 | 2017.05.29 Mon 18:41

日本の昔話 1 より 『夢買い長者』 正夢に関する物語

短いお話です。とあるおじいさんが大晦日の晩に奇妙な夢をみます。その夢はおじいさんが宝物を積んだ大船に乗っておばあさんの内股に乗り込んだというものでした。元旦の朝おじいさんはその夢の話をすると、おばあさんはそのたわいない夢におじいさんを馬鹿にすると、ふたりは大喧嘩になってしまいました。 この喧嘩を聞きつけて、隣のおじいさんが駆けつけます。そして夢の話を聞くと隣のおじいさんはその夢売ってくれというのでした。隣のおじいさんはいくらかのお金を出してその夢を買います。 夢を買ったおじいさんは、その...

'ものがたり'散策 | 2017.05.29 Mon 18:40

日本の昔話 1 より 『夢見小僧』 初夢にまつわるお話の由来譚

正月二日に見た夢を、ひとに話さなければその夢が叶うということが述べられるお話です。初夢にまつわる言い伝えに関する、由来譚のようなものでしょうか。 むかしあるお寺に和尚さんと三人の小僧いました。ある年の正月、和尚さんは三人の小僧に正月二日の晩に枕の下にありがたい御札を入れて寝るといい初夢がみられる。そしてそれを、だれにも喋らなければ、いいことがあると語りました。 果たして三人の小僧はそれぞれにいい初夢をみました。ところが一番目の小僧と二番目の小僧は夢の内容を、しつこく聞きたがる和尚に、...

'ものがたり'散策 | 2017.05.28 Sun 18:24

日本の昔話 1 より 『一寸法師』 日本の親指小僧

お馴染みのお話ですね。グリム童話では親指小僧のお話が類話になるのでしょうか。親指小僧と一寸法師は、体の大きさから、その高貴な望み、また、知恵のある行動や、飄々とした態度などが共通です。エピソードを挙げるなら敵の胃袋に飛び込んでいくところや、両親を幸せにするところなども共通です。共に、物語を読むもの、あるいは聞くものを愉快にしてくれる存在です。 子どものいなかったおじいさんとおばあさんが、神さまに願かけすると、神さまがふたりの夢に現れてお告げをします。それは、小さな子どもを預けるから、育...

'ものがたり'散策 | 2017.05.28 Sun 18:21

日本の昔話 1 より 『干支のおこり』 十二支に関する由来譚

たいへん短い物語です。干支の十二支に関する由来譚のようですね。そうあの、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥に関する由来が語られます。やはり、自国の昔話だけあって、断片的には知っている物語です。 むかし、年の暮れに、神さまが動物たちにおふれを出します。元旦の朝に、神様のもとに、挨拶にきた動物を順に、十二番まで数え、神さまは、それぞれに順番通り一年の動物の大将となる権利を与えることにしました。したたかなねずみが、他の動物たちを出しぬき一番になるというお話です。 ねずみは、足の...

'ものがたり'散策 | 2017.05.27 Sat 18:28

日本の昔話 1 より 『はなさかじい』 村社会への問題提起、真似を戒める物語の類型

お馴染みのお話ですね。正直者の老夫婦のおばあさんが川から流れてきた香箱に入った子犬を手に入れます。子のいなかった、正直者の老夫婦は、自分たちの子どものように子犬を大切に育てました。子犬はずんずん大きくなります。 ある日、正直者の老夫婦のおじいさんが、その犬を連れて畑仕事にいくと、途中で犬が伏せてしまい、ここを掘れと言うではないですか。するとそこには大判小判が埋まっていました。 正直者の老夫婦の大判小判を見た、けちで欲張りの隣の老夫婦のばあさんが、どうしてこんなに金があるのかと正直者の...

'ものがたり'散策 | 2017.05.27 Sat 18:26

世界の民話(タイ) 『お酒の発見』 仏教文化の中でのお酒

再話昔々の大昔には、人間はまだ酒というものを知リませんでした。だから当然、その頃には、近頃よく見かけるような、朝な夕なに酔っぱらっているひとなどはいませんでした。 その頃ひとりの男がいました。その男は森の狩人で名をスラと言いました。勇敢な男という意味です。彼は、獲物や、時には森の野草やはちみつを人々に買ってもらい、生計を立てていました。 ある日のこと、狩人スラは、いつものように森に入り、野獣の足跡を追っていました。だんだん森の奥深くに入っていって、しまいにはまだ来たことのないところへ...

'昔ばなし'散策 | 2016.12.07 Wed 18:39

世界の民話(タイ) 『魔法をかけられた町』 妖精の国から持ち帰った宝物

再話こんにち、フェトプリの町のあるところには、むかしは、ひとっこひとり住んでいませんでした。何しろそこは、深いジャングルだったのです。 このジャングルには、一か所だけ開けている場所がありました。森の中を歩いているうちに、たまたまそちらの方へ道をとり、この開けた場所に出たならば、青々とした稲を見ることができるでしょう。森の中へ仕事にいく人たちは、この開けた場所のすぐそばに、魔法をかけられた村があると信じていました。 そして、その町の住人は、自分の姿を消すことができるのです。もし彼らの姿が見...

'昔ばなし'散策 | 2016.12.04 Sun 18:28

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