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昔話

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昔話
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 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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日本の昔話 1 より 『シモタどのの姉と弟』 面倒見の良い姉、甘え上手な弟

日本の昔話の中では長い方の部類です。シモタという名門の家に生まれた姉と弟の物語です。姉弟は幼くして両親を失い、姉のヒトムスメが親戚には頼らず弟のイジョーを養います。 やがてヒトムスメは、誉れ高き下田の家の子として、イジョーに学問をさせようと、寺にお願いしました。念願かなってイジョーはお上のお金で学ぶことが許されました。そしてイジョーは寺に預けられ三年が経ちました。 彼は、目を見張るほど勉強ができるようになり、年上の八十四人の兄弟子を、すべて抜き去ります。 悔しい思いをした兄弟子たち...

'ものがたり'散策 | 2017.06.30 Fri 18:30

日本の昔話 1 より 『金門の星』 日本の昔話に見る豊かさを分かち合うという生き方

むかしあるところに、とても働き者のおじいさんとおばあさんがいました。毎日毎日夜が明ける前から畑に出て、夜遅くまで働きました。 ところがどんなに働いても二人が食べていくのがやっとでした。お金は少しもたまりません。二人は不思議に思いよその村の金持ちの家を訪ねて、どうしたら金持ちになれるのかを聞いてまわろうということになりました。 そしてやってきたのが、白髪の老人の家でした。老人は自分を、人間に運定めの星を授ける神様だと言いました。家の天井には運定めの星が輝いています。そしてふたりは、ひと...

'ものがたり'散策 | 2017.06.30 Fri 18:23

日本の昔話 1 より 『とっつく、ひっつく』 欲張りが死人まで出してしまうお話

昔あるところに、貧しいじいさんとばあさんがいました。 ある日のこと、じいさんが山へ木を切りに行きました。 しばらくしてばあさんがじいさんに昼飯を持って山を登っていきます。すると向こうの山から突然「ばばあ、とっつこうか、ひっつこうか」という声がしました。ばあさんは恐ろしくなってじいさんのところへわらわらと登っていきました。 そして、じいさんのところへ着くと、ばあさんは、その恐ろしい出来事を話します。そして、これでは帰りに同じところを通れないと嘆きました。それに対してじいさんは、かまうもん...

'ものがたり'散策 | 2017.06.29 Thu 18:26

日本の昔話 1 より 『きつねとうさぎのけんか』 騙されるきつね、日本人のきつね観

むかし、山の中の一軒家に、狐が住んでいました。ある時、狐は屋根から雨が漏るようになったので、屋根に登って、板を打ち付けていました。ところがうっかりして、金槌を地面に落としてしまいます。 そこにうさぎが通りかかったので、狐はうさぎに頼んで、金槌を拾ってもらいました。うさぎは屋根に登ってきます。そして狐を手伝い始めました。ところがうさぎは、狐の尻尾を板と一緒に打ち付けてしまいます。狐は悲鳴をあげます。 うさぎは悪びれもせず、釘抜きを取ってくると言って狐の家に入りました。そしてそこにあったごち...

'ものがたり'散策 | 2017.06.29 Thu 18:24

日本の昔話 1 より 『ふるやのもり』 妄想の妄想、また猿の容姿の由来譚

むかし、村はずれの古い家に、じいさんとばあさんが住んでいました。そして仔馬を一頭飼っていました。 ある雨の晩のこと、山の狼が仔馬を食おうと、その古い家にやってきます。狼は、そとしのびから家の中の様子をうかがいました。その頃、じいさんとばあさんは、夕御飯を済ませ、囲炉裏端で話をしていました。ふたりは、この世で一番怖いものを語り合っています。 ばあさんは狼が怖いと言いました。それを聞いて狼は得意になってしまいます。狼にとって、自分を恐れるものがいるというのは、自慢の種でした。ところがじい...

'ものがたり'散策 | 2017.06.27 Tue 18:23

日本の昔話 1 より 『にんじん、ごぼう、だいこん』 野菜の色の由来譚

むかし、まだお風呂が珍しかった頃、ある家のおばあさんが、お風呂を沸かしました。 すると何やら野菜畑で話し合う声がします。声の主はにんじんと、ごぼうと、だいこんでした。彼らは、おばあさんが風呂を沸かしたから、お呼ばれに行こうと話し合っているのです。 早速彼らは、おばあっさんの家を訪ね、風呂に入らせてもらいたい、と彼女に頼みました。おばあさんは快く引き受けました。 さて、三人は、誰が先に入るかをもめています。だいこんは、太っていて体を洗うのに手間がかかり、長風呂になるから後でいいと言い...

'ものがたり'散策 | 2017.06.27 Tue 18:22

日本の昔話 1 より 『むかでの使い』 子どもはもちろん大人も味わえる昔話の笑い話

短いお話です。むかでと、がまがえるは、仲の良い友達でした。ある日二匹は久しぶりにあったのでごちそうをこしらえて一緒に食べようということになりました。 そこでガマガエルは足の早いむかでに、となり村まで豆腐や油揚げの買い物を頼みます。その間がまがえるは米をといで炊き、芋や大根を切って煮物の支度をしておくことになりました。むかではうなずいて出てゆきました。 そしてしばらくして、がまがえるがすっかり支度ができた頃、そろそろむかでどんが帰ってくるだろうと戸を開けてみると、縁側にむかでが腰掛けていま...

'ものがたり'散策 | 2017.06.26 Mon 18:26

日本の昔話 1 より 『京のかえる、大阪のかえる』 カエルの笑い話の定石

短いお話です。むかし京都に古くから住むかえるがいました。大阪にも古くから住むかえるがいました。京都のかえるは大阪の町を大阪のかえるは京都の町をこの歳になってもまだ見たことがありませんでした。 それぞれのかえるは、ちょうど同じ頃、弁当をたくさんこしらえて、お互いに、そのまだ見たことのない土地に旅に出ます。二匹のかえるは、途中山越えでてっぺんまで登ると出会いました。そしてお互いの目的を尋ね合います。 そして、ここからまだ見ぬ町を眺めてみることにしました。そして、このままでは草が邪魔でよく見え...

'ものがたり'散策 | 2017.06.26 Mon 18:24

日本の昔話 1 より 『かえるの上方見物』 昔話に見る動物寓話について

春先のぽかぽか暖かい日にかえるが土の中からもこもこと出てきました。かえるは田んぼのそばを流れる堰の縁に顔を出して流れの上と下を眺めています。 すると下の方から馬方が馬を引きながらいい声で馬子歌を歌ってやって来ました。かえるはその歌に聞き惚れて真似をします。ところが「ぎゃこぎゃこ」と声が出るばかり。 馬方がその声を聞いて、かえるに何をしているのかと尋ねました。かえるが馬方のようにうまく声が出せないことをつぶやくと、馬方はうまく歌えるようにお伊勢参りをしたら良いと答えました。そして一緒に行こ...

'ものがたり'散策 | 2017.06.25 Sun 18:32

日本の昔話 1 より 『鳩がきく』 おじいさんのファンタジックな思考

短いお話です。 むかし、ある村に、おじいさんがふたりいました。ふたりはそれぞれの畑で種をまいています。 片方のおじいさんが、もう片方のおじいさんに、今日はなんの種をまいているのかと大声で聞きます。ところがもう片方のおじいさんは黙って手真似をするばかり。 わけがわからないので、相手の畑に行ってみるとそのおじいさんは小声で豆をまいていると言います。鳩に聞かれたら食べられてしまうではないかと物語は結ばれます。 なんとも、この、もう片方のおじいさんの、子供っぽい思考が微笑ましいお話です。...

'ものがたり'散策 | 2017.06.25 Sun 18:31

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