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昔話

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昔話
このテーマについて
 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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世界の民話(タイ) 『金の角』 奇跡を綴った物語

再話昔々、あるところに、ふたりの男がいました。彼らは森に狩りに出かけようと思います。準備が整うと二人はでかけました。道々、ふたりは、ずっと前から、もう人が住まなくなってしまった村を通りました。村の家並みは、もうすでにジャングルに飲み込まれそうで、ふたりは気にも止めず、通り過ぎようとしました。 ところが、突然、村から音がするので立ち止まります。それは、牛の鳴き声が、風に乗って聞こえてくるように思われました。そこでふたりは考えました。もしあれが牛の声ならここにはまだ人が住んでいるに違いない! ...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.29 Tue 19:08

世界の民話(タイ) 『タマリンドの種』 その場しのぎと分別

再話昔々のこと、ある女がいました。彼女には二人の息子がいました。上の子は鈍くてあまり頭が良くない一方、下の子はよく考える子でした。 女は夫を亡くしてからというもの、二人の息子をひとりで育てました。女は息子たちを食べさせるために、たくさんの仕事をしたものです。しかし、終いにはすっかり弱り果ててしまいました。 ある日、女は、苦痛に襲われて地面に倒れてしまいました。それで自分はもはや長く生きられないものと悟って、たくましく育った息子たちを呼び寄せ、愛情を込めてこう言いました。 「子どもた...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.26 Sat 19:41

世界の民話(タイ) 『貝がらのお金』 民話お馴染みの、正直者が救われる世界観

再話昔々のこと、ひとりの娘がたいへん貧しい暮らしをしていました。この娘にはもう父親がおらず、年老いた母とふたりきりで貧しい小屋に住んでいました。娘は上品で、その外見は大変愛くるしいものでした。しかもその上、倹約家で正直で、仕事は勤勉で、たいへん根気強くありました。 ある日、母親が病気になって床につき、間もなく死んでしまいました。母は貧しかったので何も宝物を残してはくれませんでした。たったひとつ、貝殻のお金持っていて、それが母からの唯一の遺産となりました。けれども貝殻のお金などでは、何一...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.20 Sun 19:43

世界の民話(タイ) 『父親殺し』 仏教的風土がもたらす懺悔の物語

再話昔々、シカラート王という領主がいました。この王さまは、シ・ヴィチャイの町で、王室の財宝を守っています。彼が死ぬと、王室の財宝は、息子のコン王のものとなりました。コン王には大変美しい妻がいて、やがて二人のあいだには、ひとりの男の子が生まれます。 その子が生まれると、占い師たちがやってきて、体のあざやいろいろな特徴を調べてから、こう予言します。「その王子は偉大な功績を残すでしょう。けれども父親殺しも行うでしょう」 コン王は予言を聞くやいなや、ただちに王子を殺すように臣下に命令を下します。...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.18 Fri 18:22

世界の民話(タイ) 『死者の国訪問』 賢い主人公、東洋版

再話昔々、月の町にある陰陽王の町に、”小ずるさ三倍”と呼ばれている、ひとりのひょうきんな男が住んでいました。この男は頭が良くて、彼の話はいつも機知に富んでいました。頭の良さに関しては、彼にかなうものなどいませんでした。陰陽王はこの思いつきの面白い召使を誰よりも愛していました。 すると、そのことが災いして、宮廷の他のものは、彼を妬み嫉妬して、罠にかけてやろうと考え始めます。しかし”小ずるさ三倍”にかなうものなど、なかなかいませんでした。ところで、この男を妬むものの中で、ひときわ抜きん出て悪賢い床...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.13 Sun 18:41

世界の民話(タイ) 『うそつきくらべ』 世界中に分布する求婚者選別のモチーフ

再話昔あるところに、ひとりの王さまがいました。王さまには年頃の娘がひとりいて、大変美しく、彼女より可愛らしい娘など、どこを探しても見つけることなどできませんでした。王さまは、娘を結婚させようと思ったのですが、相手選びに、ある風変わりな方法を思いつきました。それは、嘘つき比べの催しを行って、本当のことなどひとかけらも入っていない、真っ赤な嘘を語ったものを、娘の結婚相手に選ぼうというのです。 ついに、その催しの日がやって来ました。集まってきた白髪の老人から若者まで、全ての者が、宮殿の大広間...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.08 Tue 18:26

世界の民話(タイ) 『はちみつ川の王』 タイの史実や生活を題材にとった民話

再話昔々のこと、天国の町ロブブリを治めていた王が、世継ぎを残さないままこの世を去りました。それで市民は神聖なる信仰を促進し、幸せの影をを広げる力のある、十分な功徳を積んだ人を後継に選ぶことを決めます。それには、王室のお召し船スファンナ・ホンに、その人物を探させることで意見が一致しました。この船が止まったところに、その人物はいるというわけです。 遥か彼方まで船は流れ、とある村までやってきます。船の上から傍観していると、どうやら村では、47人の子どもたちが牧草地で牛の番をしながら木陰で「王様...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.06 Sun 18:39

世界の民話(タイ) 『からだの不自由な男とこん棒振り』 とある出る杭はやがて認知される

再話昔々あるところに、ひとりの王様がいました。コート・タボン、すなわち”こん棒振り”という名で、”カブト虫の沼”という意味のノンソン王国を治めていました。 あるとき王様の占い師が徳の高い男がこの王国に生まれるだろうと予言しました。”こん棒振り王”は、その男がやがて王室の宝を奪うだろうと心配しました。そこで国中の身重の女たちを捕まえて殺すよう命令を出します。 しばらくして王は、また占い師に尋ねます。すると占い師は、こう答えました。「その徳高き人はもうすでに生まれた」と。 これを聞いた”こん棒...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.03 Thu 18:31

世界の民話(タイ) 『小さな弁当かご』 甘えの代償

再話昔々、あるところにひとりの少年がいました。この少年は父親を早くになくして、母親に甘やかされ、わがまま放題に育てられました。母親の愛情のはけ口は、息子にしか行き場がなかったからです。息子の方も、甘やかしてくれる母親を大変愛していました。 そんなわけで息子は成長して青年になっても母親のもとで暮らし、一緒に生計を立てていました。この男は大変真面目で勤勉でありましたが、一方、わがままに育てられたせいか、自分の思い通りにならないと、かっとなって怒る癖がありました。その怒りは母親に向かいます。しか...

'昔ばなし'散策 | 2016.11.01 Tue 19:00

世界の民話(タイ) 『魔法のおまじない』 崇められる魔法使い

再話昔、北の国では、魔女や魔法、それから死者の霊について信じられていました。そして、おまじないの文句には超自然的な力があるとされていたので、皆、霊にお供物を捧げていました。 これは、フア・ヴィエン村に住む一人の白髪の老人とひとりの若者のお話です。 老人は、有名な魔術師で、皆に敬われていました。人々は彼のことをカエオ爺さん、つまりダイヤモンドのおじいさんと呼んでいました。 このおじいさんは、魔法の力で、傷や痛みはもちろん、骨折までも治すことが出来ました。しかしなんといっても有名だった...

'昔ばなし'散策 | 2016.10.30 Sun 17:34

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