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山口昭男『句集 木簡』(青磁社)より

    2018年。 「秋草」主宰。第3句集。 金鍔の四つ角かたき薄暑かな 汗の人隣の汗を見てをりぬ 秋すだれ巻き直したる太さかな 独白のやうに蓮の破れをり なにもかも古き簾の内のこと 待つてゐる女が芒持つてゐる さからはぬ子規の妹烏瓜 立春の大きな欠伸ほどうれし さみだれをゆつくりぬけてゆくからだ まるめてはすこしふくらむ紺水着 ふりむいて蟷螂の貌かたむいて 月を待つみんな同じ顔をして 涸るる水少し乱れてより流る 氷柱より光のぬけていくところ 盆...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.16 Sun 22:32

金子敦『句集 シーグラス』(ふらんす堂)より

    2021年。 「出航」会員。第6句集。 サ行まだ曖昧な子の御慶かな 正の字の正しく燃えて吉書揚 抱き上げて子猫こんなに軽いとは 不等辺三角形の花筏 飛び入りのブレイクダンス花吹雪 蟻の列マーブルチョコの赤運ぶ 聖火のごとソフトクリーム掲げ来る ゆく夏の光閉ぢ込めシーグラス 木枯や薬袋の五角形 寒雷やスティック糊の屹立す 蜜柑描きクレヨンの先丸くなる 鯛焼の尾に箒目のやうな筋 冴ゆる夜や三角錐の予約札 白猫のまばたきのごと梅ひらく 滑り台経由...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.13 Thu 21:44

九鬼あきゑ『句集 海へ』(角川書店)より

    2019年。 「椎」主宰。第4句集。 触れてみて落蝉に怒られてゐる 花の下空の深さに打たれけり 蝉時雨五體共鳴して止まず 鶏頭は鶏頭のまま立つてゐる 流鏑馬の少年に天高かりき 鴨は鴨鷗は鷗暮れてゆく 平らなる海従へて飾舟 百歳の景色とはこの春の海 つばめつばめ空に漣あるごとし 御嶽も牛も貫禄見せて夏 にこにこと虎魚の鰭の話かな 長加みな空也のごとき口を開け 太刀魚の銀を飛ばして糶られけり 目高にも御慶を申しゐたりけり 雨二日二日...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.11 Tue 22:20

『加藤耕仔(花神現代俳句22)』(花神社)より

    1998年。 「耕」主宰。 硝子戸の中の平穏黄落期 ゴーギャンの女等が声鮑舟 川鵜翔つ民話の渕の蒼きこと 身の中を潮が引きゆく秋の暮 轆轤挽く木地師の眉間鵙猛る 寄する波足裏に親し磯遊び いつしかに母の齢や水中花 ラケットを二つ重ねてうまごやし 天地のはざまに瀧をかけ給ふ 膝ついて泉にゆらぐ影と居る 方尺の正座くづさず牡蠣割女 一条の光の天降る野水仙 やはらかき雪にこもりし杉のむら 春雪をふふめば五体けぶるかな 朴散つて天の高さのもどりけり ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.04.25 Sun 22:59

第358回坐忘会 令和3年卯月句会

JUGEMテーマ:俳句   第358回 坐 忘 会    開催日:令和3年4月11日(日)  場 所:本部道場 南寮  参加者:11名  投句者:5名  句 数:110句    今回特出のニュースは幽谷先生、久々のお出ましです。  お孫さんの横川八雲さんの付き添いがあって実現しました。  お元気なお姿に皆安堵し、喜び合いました。八雲さんは体格も立派な好青年で、佳句を提示して句会にも参加されました。    今回の最高得点者は常連の“のりこさん”で...

座禅修行だより | 2021.04.17 Sat 11:37

『現代俳句の世界13 永田耕衣〜』(朝日文庫)より

  昭和60年。 日のさして今おろかなる寝釈迦かな 踊り子にトマトのこれる畑かな 死近しとげらげら梅に笑ひけり 春の鶴真白き糞を落しけり 秋の野に立つて秋野を見ざるなり みの蟲をかたちづくりぬ夕風は 机上より寒鮒釣の見えにけり 人ごみに蝶の生るる彼岸かな 父の忌にあやめの橋をわたりけり 人間のことのはにとぶ蝶々かな 降る雪に老母の衾うごきけり まつくらに暮れてしづかや寒雀 夢の世に葱を作りて寂しさよ 朝顔や百たび訪はば母死なむ 或る高さ以下を自由に黒揚羽 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.04.12 Mon 12:15

横山美代子『句集 薔薇』(ひこばえ社)より

    昭和56。 「ひこばえ」同人。第1句集。 動くものわがほかになし墓洗ふ 啓蟄の玉砂利あらく踏みにけり 読みのこす「女の一生」葱きざむ 閉経す野火跡に雨けぶりゐて 天炎えて孤に徹しゐる大鳥居 石舞台炎昼の蝶ながれもす 西日中鴉あくまで一杭に 黒牛の一声ふとく風花す 水鏡いちまいひそめ草茂る 鳶・鴉たたかふを見て夏をはる 追いひつけぬもの大寒の男の歩 篁は風を離さず年ゆけり 春愁の十指組みては解ぐしては 掌に木の実一語を珠とあたためて みみ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.04.06 Tue 12:40

丸谷才一『七十句』(立風書房)より

      1995年。 作家である著者が70歳を記念しての70句。 挿絵は和田誠氏。 永き日や車内のひげの品さだめ 見送りて目薬をさす帰雁かな 闇に置けば呪文つぶやく蜆かな 困つてはじつと手を見る啄木忌 兄いもと違ふ解き方笹団子 晝飯に鮎三匹の長者ぶり ところてんあの国宝の瀧おもふ ずんずんと鼻毛の伸びる梅雨かな ばさばさと股間につかふ扇かな のろのろのゴキブリ仆す夜長かな 夕もみぢからはじまりし宴かな 十月は袂であふぐ銀座かな 半ぜんは茶...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.31 Wed 11:40

第357回坐忘会 令和3年弥生句会

JUGEMテーマ:俳句 第357 坐 忘 会    開催日:令和3年3月14日(日)  場 所:本部道場 本堂  参加者:10名  投句者:6名  句 数:112句    東京支部摂心会で欠席となった玄妙さんに代わり、久々、光舟さんの出席がありました。  前回入会の鈴木和子さんが俳号「わら」を名乗られました。  今回の最高得点者は同点で(わらさん)と(眞澄さん)でしたが、参加者が今日の最高点句として選んだ句の数が多かった眞澄さんが賞品を持ち帰られました。    今...

座禅修行だより | 2021.03.31 Wed 11:30

薗田みちる『句集 東山』(俳句アトラス)より

    令和1。 「雪解」同人。第1句集。 京盆地しまく黄砂に沈みけり 天に咲く泰山木の錆やすき 水馬影の大きく流さるる 比叡より秋の京射る日矢のあり 時代祭武将落馬にどよめきぬ 手を引かれ見掛けぬ顔も地蔵盆 枯れ枯れて哲学の道モノクロに 白鷺の飛びゆく先に初比叡 春風に両手泳がせ一輪車 若竹に青き雨降る詩仙堂 蜘蛛の囲の風をたをたを行かしめる 競落す度の鐘の音涼しかり 寒晴や縞馬縞を際立たす 梅東風や大路に開く御所の門 梅ほつほつ人ぽつぽつと...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.29 Mon 21:52

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