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野頭泰史『句集 空気』(本阿弥書店)より

    2014年。 「貂」同人。第1句集。 立春の馬全身で嘶けり 山羊の目の赤らんでをり下萌ゆる 霾や隣国高度成長期 龍天にフォークに絡めスパゲティ 蜷の道引きずつて蜷歩みけり 夜桜や川一筋の鋼色 山羊繋ぐ紐の伸びゆく春日かな 嘗められて大地踏んばる仔馬かな 花びらの雨のベンチの二三片 馬の尻はち切れむばかり夏来る 食パンに山二つある夏鶯 虹消えてゆくとき人の歩き出す サラダボウル青葉若葉の外輪山 植ゑ終へし水を引きゆく夏の鴨 紀三井寺堂を浮か...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.01.03 Sun 22:16

猿橋統流子『句集 鬼嶽』(富士見書房)より

    昭和63。 「海門」主宰。第3句集。 三輪の神長谷の仏と月分つ 歯を抜きしあとの空洞返り梅雨 師の荼毘を待つ間の蝉をしんと聞く 嫁が来て村賑はへり神の留守 舞ひ上る羽子の紅白塀の上 吊橋に繋がれ眠る山二つ 雪に燭点す末社の猿田彦 喋りすぎし一ト日と思ひ夕端居 恵方道風が袂を膨らます 田を植ゑに出るにも紅をうすくひき 泣かせたることばかり母の墓洗ふ 窓開けておくや無月の夜といふも 子ら塾へゆきてさびしき雪だるま 風船を雲に取られて少女の手 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.01.01 Fri 22:35

小森邦衛『句集 漆榾』(角川書店)より

    2016年。 「藍生」会員。第1句集。 あたたかねと言つたきりなる夫婦かな 朝飯を食うてまた寝る残暑かな 寒雷や能登を離れて能登のこと 地虫出て月の雫に濡れむとす 暑いねと言へば涼しく振り向かれ 素手素足加へて素顔また涼し 鮒鮓や近江に知人一人出来 行く雲を手枕で見る今日の秋 天高し腹の底より笑ふとき こんなところで出るな出るなよ大くさめ 病む人に耳も目もある夜長かな 家訓とて砂糖二杯の玉子酒 菓子盆もこの日のためや初点前 花ぐもり見てゐて何...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.27 Sun 23:49

大澤鷹雪『句集 夏木立』(本阿弥書店)より

    2015年。 「春月」同人。第1句集。 夏風邪のなほ抜けきらず桜桃忌 鞦韆や漕ぎて越えたき一線も 色恋は不老の秘薬業平忌 薫風を胸一杯に笛を吹く 気の急きて効かぬ手足や運動会 芸人の独楽白刃を渡りけり 春愁や遂げし想ひのその果に 受け取れぬ品のありけりお中元 縄張りし事件現場や草いきれ 得意気に林檎に印す歯形かな 顔を見て名を二つ三つ生身魂 一茶忌や刑務所志願の被告人 流星やかけし願ひは燃え尽きず 吹初や笛師五代の木看板 花冷やまた読み返す...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.24 Thu 23:41

野田別天楼『句集 雁来紅(大阪の俳句ー明治編8)』(ふらんす堂)より

    2018・昭和10年。 「雁来紅」主宰。 神代よりつづきて永き日なりけり ぐじやぐじやと家がつまりて朧なる 畑を打つ土くれ足になだれよる 雀子のふみつゝつ草におどろける 三山の神話をおもふ明易き 鳥たちしあとに寒さと草とある 埋火や昼のはなしの残りある 轍ふかく没し生きゐる冬の草 元日や廓然として海と山   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.18 Fri 23:58

宮崎浩枝『句集 山茶花』(玉梓発行所)より

    令和2。 「玉梓」同人。第1句集。 恵方へと一番好きな道を行く 盆梅の美しき角度に椅子一つ 運針のヘの字ハの字や子どもの日 部屋隅に残るビー玉夏果てぬ 初便り漢字を確と百二歳 茶柱の二本やバレンタインの日 出番来る夫の残せし夏帽子 大男自転車いぢめ夏をこぐ 追憶は遊びの一つ日向ぼこ ランドセル行つたり来たり霜を踏む グローブを抱いて寝る子の初夢は 遺影にもバレンタインの日のチョコを 点滴のゆつくり入りゆく日永 何かも明日にまはさうこの暑さ ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.14 Mon 22:47

藤本安騎生『句集 平野』(角川書店)より

    2013年。 「運河」同人。「晨」同人。 第5句集。 一滴の水なき崖の氷柱かな ずぶ濡れの海女が糶場へ貝運ぶ 駐車料徴収に来るさくら守 白地着て五欲にとほき皃をせり ゐるゐると岩魚の淵を見て飽かず 茅の輪ぬけ大和国原見霽かす 昼寝などしてをれざるよ暮石の忌 山の日のやはらかく射す寺障子 煤逃げも叶はぬ独り暮しかな 啓蟄を待つ虫のみにあらざるよ 和泉屋の跡形もなき朧かな 錫杖の減りすさまじき峯行者 ひもじさのここち良かりし終戦日 乗込のありし...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.13 Sun 21:45

第355回坐忘会 令和2年師走句会

JUGEMテーマ:俳句   第355回 坐 忘 会    開催日:令和2年12月6日(日)  場 所:本部道場本堂  参加者:11名  投句者:5名  句 数:105句    晴天で紅葉の特別見事な山内で、今回も活発な発言もあって活気ある句会でした。  見学者が一人、石原さんという女性が参加されました。    前日は中央支部の年間行事の一つ「紅葉狩り」があり、俳句の募集をおこないました。会員外の方を含め29名より56句の投句がありました。  本日の参加者...

座禅修行だより | 2020.12.11 Fri 10:51

戸田和子『句集 もっと遠くへ』(朝日新聞社)より

    2000年。 「鴫」会員。第1句集。 傾けて桃吸ふ顔を見られをり 売り切れの札に鶯餅の札 春風や乳歯握らせ児を帰す 月の駅恋の電話に隣り合ふ 菊人形まなざし同じ姫と武者 にこにこと誤解してをりチューリップ 逆髪をたてて滝より戻りけり 一斉に牛がふりむく白日傘 うらはらのこと男言ひ萩括る きつかけのなき噴水の中休み かき氷とめどなく虚をつみ上げし なんきんにつまづき昨日冬至なり 夏牡蠣の殻の暗さを打ち重ね 蹴りもして机を畳む夏期講座 団体のセ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.09 Wed 21:15

金山桜子『句集 水辺のスケッチ』(ふらんす堂)より

    2018年。 「運河」会員。第1句集。 欄干に木肌のぬくみ猫柳 田へ下る轍はこべら埋めつくす 無線機の感度良好蘆若葉 行々子あぶくはじけるやうに鳴く 緑蔭の石の円卓囲みけり 水辺から水辺へ順路未草 うきくさの底より尾鰭しなやかに 湖に雲の増えゆく翁の忌 八荒を路面電車の傾ぎつつ はらわたを透かして泳ぐ春の魚 雨雲の切れたるところ揚雲雀 山一つ抜けたるひかり山桜 読みかけの神話に栞麦の秋 水底に触るるあごひげ大鯰 縄文のころよりの滝北斗星 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.05 Sat 23:00

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