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先日の句会で題とは別に作って来てくださった句です。 私は宗匠とか主宰というような大したものではないので、あまり添削、講評はしたくないのですが、このお二人は「生徒」という立場で臨み、そうした指導も受けたいという事でしたので、及ばずながら多少、改善点などを挙げたいと思います。 ◆慧 細竹がくるりと舞うよ音をたて 立ち止まる小鳥さえずる深い森 仏陀杉ほのかにみえし仏の顔 たおやかに見上げし花は月下美人 月下美人満月なりと咲く今宵 ゴロゴロと猫の喉音心地良し 水ぬるむ亀が...
小金井句会記 | 2017.07.02 Sun 18:22
俳句スパイスインターネット句会 俳スパネット・開設準備句会 第3回 結果発表 数字は得点 *はそのうちの特選数 1 海を脱ぎ空中散歩アゴの群れ すみれ 3 2 冒頭の三行読めば三尺寝 Rin 1 3 出し過ぎる手紙マニアの帰省かな 玉子 4 今生の別れのやうに水中花 蘭丸  ...
俳句スパイス | 2017.06.26 Mon 11:40
この日は、九さんと夢坊人さんはお休みで、ゲストであめふらしさんが参加してくれました。梅雨時なので屋内での初句会です。 ◆この日のワンポイント◆ ・人に俳句を送る 俳句には人に贈る挨拶句、贈答句と呼ばれるものがあります。 手前みそで武術に寄せますが、術と呼ばれるものは「二つの世界に橋を架ける性質」があります。 月に行きたいという気持ちと、実際の月の距離を「科学技術」はロケットを...
小金井句会記 | 2017.06.22 Thu 01:38
初蝶の水の上きて濃くなりぬ 咳こらへゐしが祈りのうちに咳く 掌ひらけば掌に何もなしいなびかり 聖書まで転がり毛糸玉止まる 冬すみれ吾子に聖句を口うつし 雲の峯いつも伏目の修道女 揚雲雀空のふところにて遊ぶ 台風一過まづ豆腐屋の笛が来る 雑踏を出て来し胸に赤い羽根 啓蟄や書架にぎつしり神学書 突端と知りて長考かたつむり 一指づつ拭ふ白桃食べし指 枯蔦の尖端水にとどかざる 点眼のあとの右目に冬の雁 雪に足あと藤村のゆきし道 刃の上を走りて逃げし油虫 ての...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.17 Sat 21:18
著者はフランス人であり、俳句研究者でもあり、俳人でもある。 俳号がだから「青眼」なのだろう。 近年の俳句より江戸の俳諧を好んでいる。 一茶が師事したという夏目成美という俳人をはじめて知った。 当時は一茶より有名で、裕福な成美に対して、一茶は貧しい庶民派という好対照であったと。二句を対比させるとよくわかる。 ふはとぬぐ羽織も月の光りかな 成美 名月のご覧の通り屑家也 一茶 「これがまあつひの栖か雪五尺」の有名な句のもとは「これがまあ死所かよ雪五尺」であったらしく...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.16 Fri 22:05
「モテますよ、ね?」という微妙水中花 山羊飼いさんの手作りでオイルなので水中花とは言わないのかもしれない。 気に入って購入。 曝しけり戦意高揚煽りし書 空梅雨や共謀をする友もなし 上記二句はめずらしく時事句。 笹百合を統べて真中の紅一点 白い花弁の真ん中に真っ赤な蕊。 片蔭もあらぬ蕎麦屋へ黙の列 信楽の蕎麦屋。 へんぴなところにあるのに流行っていていつも並んでいる。 サングラスはづし父なり保育園 仕事帰りのお迎え。 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.16 Fri 21:37
2017年8月の句会予定 *予定は変更になる場合があります。 はじめてのかたは事前に事務局までご確認をお願いします。 8月1日(火) 万年青の会 午後1時30分 川口市立前川南公民館 8月2日(水) 秩父むらさきの会* 午後1時 秩父市 歴史文化伝承館 8月5日(土) 土曜句会* 午前9時 東松山市・松山市民活動センター 窓の会 ...
俳句スパイス | 2017.06.14 Wed 11:25
俳句スパイスインターネット句会 俳スパネット・開設準備句会 第4回 選句は5句選で、うち特選一句お願いします。 その他選評・感想・質問・意見などご自由にお書き下さい。 最下段の「 Add a coment: 」 より name: にネット俳号 commentos: に句番号と句 ↓ 「コメント送信」をクリック 1 おくれ毛の吹かるるうなじ浴衣の子 2 白玉と並んでいたる目玉かな 3 極楽の隣りの扇子優先...
俳句スパイス | 2017.06.14 Wed 11:24
俳句つれづれ 第12回 「桂信子」 鳥海美智子 ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき 信子 この句ほど自分が女であることを前面に出した句はない。 昭和14年に桂七十七郎(なそしちろう)と結婚した信子は、 丸2年にも満たない16年9月、喘息発作によって夫は急逝、 信子は26才であった。実家に帰った信子は生涯独身を貫き、 俳号「桂信子」を変えなかった。 ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の...
俳句スパイス | 2017.06.14 Wed 11:22
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