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浜辺より席埋まりゆくカフェの夏 淡路島ののじまスコーラの直営店であるミエレでの実景。 はちみつを使った料理が目玉。 はちみつと淡路の牛やたまねぎなどを使ったカレーをいただく。 ドリンクももちろんハチミツ入りジュース。 俳句大学では特選を多くいただいた句。 皐月波返す余白へ潮の香 これも淡路島。 波が返っていった空間へ潮の香りが入る余地が生まれる。 評価はともかく、個人的には好きな句。 夏の朝一杯の白湯身を流る 朝起きると、まず一杯の白...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.03 Sat 21:19
「鷹」同人の方より句集をいただいた。 難解な言葉を用いた句も多く、理解しがたいものもあったが好きな句も。 夏燕帆布張る肩逞しき 樹下の人みな静かなり原爆忌 虹消えて音楽室のデスマスク 吊されて鮟鱇の目の円らなり かほ寄せて骨納めをりしづり雪 たれかれの死顔想ふ日向ぼこ 烏賊焼いて男無言や油照 方舟の窓一つ開きしやぼん玉 物売らぬ生業さみし菜飯食ふ 耳掻の綿ふつと吹く昭和の日 易の灯に顔二つあり秋しぐれ 襖閉し人ゆつくりと死ぬるなり 銀漢や受...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.02 Fri 21:35
JUGEMテーマ:俳句 『俳句新聞「いつき組」』10号(4月)に同封されていた句集「水掻き」(写真) 「第6回百年俳句賞」の最優秀作品です。受賞者はふづきさん、おめでとうございました! *好きな10句です〜 情死見し柳をすべる雨のつぶ 皆に手を振る候補者へ蝉の尿 西瓜冷やすてんでばらばらでも家族 ンゴロンゴロ保護区のヌーは月を追う 古墳までコスモスうねる野を犬と 夕すすき淋しき爪はすぐ伸びて 菊なます苦し遺稿の八百字 父...
まどん日々是好日 | 2017.06.02 Fri 21:17
JUGEMテーマ:俳句 まつやま俳句ポスト365 兼題「青芝」 ●兼題:青芝(あおしば)三夏/植物 冬の間にすっかり枯れてしまっていた芝生が、 春になると色を変えはじめ、夏には勢いよく伸びて一面の緑となる。 〇ジャズマンの来る青芝のスイング *投句した7句中、6句が「青芝生」を使い全ボツに。 人、並、天、地、今回の入選句を調べてみると、「青芝生」での入選はゼロ。 「青芝」以外の言葉を使って入選しているのは、「大青芝」、「芝青...
まどん日々是好日 | 2017.06.02 Fri 20:30
JUGEMテーマ:俳句 現代俳句協会インターネット俳句会5月投句分の結果です。 *選句したのは以下の5句です〜 248 母の髪ゆるく束ねて若葉風(幸江さん) 母の髪をゆるく束ねてあげる作者の手がやさしく、きらきらとした若葉風が親子を包んでいくように思いました。 迷うことなく選びました! 265 母の日の母しか読めぬ父のメモ(田村洋々さん) 「母しか読めぬ父のメモ」からご両親の関係が見えてきます。どんなメモが書いてあったのでしょう。 (私の親は逆...
まどん日々是好日 | 2017.06.02 Fri 20:21
JUGEMテーマ:俳句 ▽「菓」:(水曜日)そして東京から参加、まどんの一句 ◇生菓子のほろほろ崩れ走り梅雨 東京・まどん *今回は(金曜日)との‘’大きな差‘’が少しわかったような気がします。 金曜日のひそかさんのお句を引用させていただきます。 そしてNPO東温俳句部・ひそかの一句です。 ◇喪返しの菓子ほろほろと春尽きぬ ひそか 「ほろほろ」しいうのはね、確か水曜日あたりにも確か二句かそこらあったかと思うんですけれども、この句の巧さは...
まどん日々是好日 | 2017.06.01 Thu 11:47
<伏見 石峰寺(せきほうじ)三句詠> 老鶯や寺門潜れば野風呂の句 石峰寺は伊藤若冲が下絵を描いた石仏、五百羅漢で有名。 鈴鹿野風呂の「春風の五百羅漢の問はれ皃(かほ)」の句碑が。 十薬や黄檗宗の石畳 黄檗宗の寺なので中国風。 石畳も竜の背骨のようで独特。 十薬が咲いていて十薬を並べたようでもあり。 花の名を問はず語りの日傘かな 花の名前に詳しくない私にいろいろ教えてくれた女性。 東よりカールの消えて五月尽 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.01 Thu 10:58
JUGEMテーマ:俳句 〇花種蒔く夫への嘘を考えつ 昨夏の旅行中に枯らしてしまったと思っていたヒメツルソバが また生えてきました〜☆ これは蝶?蛾?@グレープフルーツ
まどん日々是好日 | 2017.05.30 Tue 11:30
はまなすをたどりヘンゼルグレーテル 昨日の東浜海岸では浜茄子が美しく浜に散らばっていた。 滴りを掬ふも一句掬はむも 滴りを掬うのように一句を掬いたい。 両者はまったく同じこと。 線香の宙にて崩る麦の秋 麦のようには伸びきれない線香。 薫風や坐りよさげな石一つ 更衣かろき我が身をもて余し 更衣座布団カバーまで白く 更衣(ころもがへ) 衣更ふ 使い分けは俳句特有だろうか。 よく間違える。 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.30 Tue 11:13
海の記憶ありや素足をまた浸す 軍と隊一字の違ひ夏薊 軍と隊の違いで刺々しい争いが繰り広げられている。 進歩すは科学ばかりか麦の秋 二十年ぶりにクリシュナムルティ関係の読書会なるものに参加。 ひさしぶりにお会いした方も何人かおられたがずっとこの言葉は何を意味するか、と二十年もやり続けていることに違和感を覚える。 クリシュナムルティは好きだがただ好きと言っていられるだけの会があればいいのに。 JUGEMテーマ:俳
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.28 Sun 11:34
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