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「紫」2017年6月号 大道無門(「紫」6月号抄) 山崎十生 選・評 冴返る練り歯みがきにつのが立つ 伊藤伯子(山紫集) 肩の力を抜くのは、人間の体だけではなく、初心時代は、 解ってもらおうと必要以上に説明をしてしまう。掲句のように、 肩の力の抜き加減の良い作品に仕立てるのは容易なことではない。 日常の何でもない営為の中に詩的真実がある。 水草の生うて流れを捌きけり 渡辺智恵(無門集) 逃水の叱咤激励ではないか 浅野都...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:44
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は7月2日(日)です。 山崎十生主宰選 天 脱皮するたびに傷つきやすくなってゐる 壽賀子 地 なにごともこころへてをりつりしのぶ みずほ 人 大鳥居をひたひたと来る青葉潮 邦子 秀逸 用の美の極みでありぬ蜥蜴の尾 智恵 末っ子にほめられている夏燕 邦...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:43
「紫」2017年6月号 龍門集より 口口(くちぐち)に口口(くちくち)朧小路かな 山崎十生 被災地といつまで呼ぶな蘖ゆる 菜の花の力関係等しからず 如月の幹の水音昼の星 若林波留美 授かりし虚空踏ませじいぬふぐり かげろふの一級品のゆれ加減 渡辺まさる 人間が物体となる花の下 ひこばえや地下からピアノ狂詩曲 鈴木紀子 そして三月悲鳴のやうに光る海 水鳥はうららうららの波を呼ぶ 関口晃代 波うらら水鳥水の精...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:42
去る5月27日(土)、第13回彩の国秩父俳句大会が行われました。 事前の兼題句は534句、当日も70名ほどの参加を得て 熱気あふれる大会となりました。 前半は「炎環」同人の若き俳人田島健一先生による兼題句の丁寧で和やかな講評、 後半の当日席題での1句句会では、選者の先生全員より特選句の選評を頂きました。 前日までの雨も上がり、俳句を愛する仲間が集い、充実した大会となりました。 来年も多くの方のご参加をお待ちしています。 会場の様子 左より挨拶をする山?十生紫主宰 講師・田島健一先生 来賓・久...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:40
第二回の吟行は吉祥寺で行われました。前回の参加者に加えてピエールさんとOさん(号未決定)が加入しました。 別に街をテーマにして句作してもよかったのですが、みなさん井の頭公園を中心に散策したようです。 あいにくの天気で時折、雨が降りかかってきましたが、山歩きに練達した九さんが「これならやむでしょう」と言ってくれたので一安心。はたしてその通り、大きく濡れることなく吟行を終えられました。 ◆この日のワンポイント◆ ・ピントをあ...
小金井句会記 | 2017.05.24 Wed 12:57
俳句スパイスインターネット句会 第2回 俳スパネット・開設準備句会・結果 ( )の中は作者名 数字は得点 *は得点のうちの特選の数 1 立葵まぶし過ぎたる反骨心(玉子)3* 2 こころもち星に近づくカモミール(人見)3* 3 滴りは神の鼓動や寄り添ひぬ(みずすまし)1 4 笑顔二つひそひそ話レモン水(マヨマヨネーズ) 5 ことごとく臍の曲がった新樹光(蘭丸)1 6 乱反射...
俳句スパイス | 2017.05.24 Wed 03:18
管理人の佐山史織です。 私の本業は武術家で、小金井市総合体育館で護身術や太極拳を教えています。 そこの生徒さんが私の昔作っていた俳句を見て興味を持ち、乞われて俳句の集まりをやることになりました。 ご覧の通り私の俳句は我流で、有季定型の写生句でもないので初心者の教導にはまったくの不向きなのですが、それでもいいということなので、やれるだけやってみようと思っています。 全員ほぼ初心者の非常にゆるい感じの集まりですので、どなたでもお気軽にご参加ください。 &...
小金井句会記 | 2017.05.23 Tue 18:25
第一回の吟行は大半の参加者の地元でもある小金井の江戸東京たてもの園で行われました。 古く美しい建築と、桜やつつじの咲き乱れる庭、また、銭湯や都電といったちょっと変わった展示もありました。 ◆ この日のワンポイント指導 ・感じを表現するということ 最初の記事でも書きましたが、俳句は「感じ」を共有する文芸です。「感じ」には喜怒哀楽といった名前の付けられる感じと、それ以前の名づけようのない感じ、がありま...
小金井句会記 | 2017.05.23 Tue 18:22
ルートヴィヒ二世の居城青葉闇 ワーグナーにほれ込んだルートヴィヒ2世。 彼が建てたノイシュバンシュタイン城に行ったのは二十数年前。 雪の積もる日であった。 馬車に乗って行く人もあったが一人徒歩で雪を踏みしめながら。 道を間違えたようで人っこ一人いない。 途中、山男に出会って逆だと教えられる。 それから走る走る。 なんとかたどり着いたときには閉城した後。 門番に訴えてなんとか入れてもらうことができた。 フュッセンの夏の今時分はきっと気持ちがいいことだろう。 青葉闇が...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.23 Tue 10:45
真夏日が続くので躊躇なく滝に行く。 丹後に2日連続で。 初日は霧降りの滝。 ここはわかりやすくとても心地のいい滝。 滝そばにはめずらしく草原もあり、ごろごろしながらの滝見。 うしおもご機嫌で草を食む。 帰りは琴引浜など海岸沿いを走らせる。 2日目はなんとか丹後に行くことができたので、気になっていた味土野の滝へ。 細川ガラシャの里を目印に行ったが、これがまたわかりにくい。 谷底に滝の音だけは聞こえるものの降り口が見当...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.21 Sun 22:14
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