[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
小満や山羊の瞳の夜のまろし 小満は立夏と芒種の間。 生物が生長していく時期。 山羊の瞳は貯金箱だと思われているが、夜は少しやわらいで。 うしおはふだんからほぼ丸い。 蜘蛛の囲の雨後を光らす二三粒 レコードの戦前の音夏歪む 戦前のレコードの音にはノイズや録音の悪さがある。 時局と合わせて詠んでみた。 時が時なら捕まっているだろう句。 体幹の太く真直ぐ新樹光 夏風呂や彫物の龍真つ先に 銭湯にはその筋の人も多くやってくる。 しかもきれい好きだったりするので...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.27 Sat 12:06
JUGEMテーマ:俳句 木曜夜7時はプレバト。俳句をつくったことがない人にも面白くわかりやすい番組である。解説の夏井いつき先生と梅沢富美男のやりとりが実に面白い。 ところでここに正岡子規や高浜虚子のあまり知られていない俳句を、出演するタレントの句として、こっそり出してみたらどうなるのと、番組をみていた家内が言いだした。 それらは多分袋叩きになるだろうと答えた。俳句は時代とともにある面があり、当時あんなに新鮮に見えた子規や虚子の句でも、現代では見方によっては、...
金沢下町blog | 2017.05.26 Fri 07:30
新藁にまたがり性に目ざめたる いなびかり流れの底に応ふもの 裏返し脱ぐ青年の汗のシャツ 白鳥の水輪岸までくづれずに 罠かける山の眠りをさまさずに 雪卸す梯子が雪に根を下ろし 鬼逃ぐる闇へとどめの年の豆 躓きてかをりいやます梅林 敗荷に比すればかろきわが挫折 しまひには四つ脚となる蓮根掘り 百叩きしたる布団を抱へこむ 染め抜きの紋あざやかに揚羽蝶 炎天の犬抜けるほど舌を垂れ 門鎖せば虫籠となる明治村 籐寝椅子きしませわれをとりもどす 竹を伐る親子の絆断つ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.25 Thu 20:55
しんしんとオリノコ・フロウ月涼し エンヤの初期の代表曲「オリノコ・フロウ」。 夜の深まりをしみじみと感じさせられる。 扇風機躓く棒の如きもの 炬燵を片づけて三日後に扇風機を購入。 はじめてのタワー型。 虚子の「去年今年貫く棒の如きもの」のパロディ。 これでレコード鑑賞も快適に。 オーボエの響く魂青山河 オーボエの響きが青山河へと魂を運び出してくれる。 実景というよりは心象句。 座布団の緑残さず五月場所 座布団が次々と埋まってい...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.25 Thu 11:49
この会では句会、吟行以外でも各々句を作って投稿してもらっています。 掲載希望の方はよろしければコメント欄に投稿してください。 さて、以下は葩さんの投稿句です。 ・まっしろな五連休なり高気圧 評: 天気の良いゴールデンウィークという突き抜けた爽快感が良く出ています。高気圧という語句を選んだセンスが光ります。 ・花見上ぐ縁の不思議や彼と我 ・うす紅のひとひら連れて吟行す 評: この二句は最初の形はだ...
小金井句会記 | 2017.05.25 Thu 10:02
2017年7月の句会予定 *予定は変更になる場合があります。 はじめてのかたは事前に事務局までご確認をお願いします。 7月1日(土) 土曜句会* 午前9時 東松山市・松山市民活動センター 窓の会 午後1時 サウスピア(武蔵浦和) (自主句会) 7月2日(日) 紫川口句会* 午後1時 川口市立西公民館 7月4日(火) 万年青の会 ...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:57
俳句スパイスインターネット句会 俳スパネット・開設準備句会 第3回 選句は5句選で、うち特選一句お願いします。 最下段の「 Add a coment: 」 より name: にネット俳号 commentos: に句番号と句 New! 可能でしたら選評など、コメントお願いします。 ↓ 「コメント送信」をクリック ! ◎選句が揃いましたら別ページで 集計結果と作者名を発表します。 ************************ ...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:56
俳句スパイスインターネット句会 第3回俳スパネット・開設準備句会のお知らせ *どなたでもご参加いただけます。 *当面はお試し期間のため、ときどき内容変更があるかもしれませんが、 ご了承ください。作品は他の句会での発表句でも構いません。 作品 おひとり3句以内 (ネット句会に発表したものは「発表句」となりますので 投句の際はご注意下さい) New! 兼題 「出さない手紙」 自由参加です。上記の他に1句...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:47
俳句つれづれ 第11回 「細見綾子」 鳥海美智子 ふだん着でふだんの心桃の花 綾子 「『教科書の俳句の中で一番好きな俳句は』というアンケートに 一番に人気があった」という一文で、作者細見綾子を知った。 綾子の句はあくまでも自然に寄り添い、その中で生きている姿を描き、 自我はない。 俳人は概ね同じであるが女性俳人、特に綾子は第1句集で自己が完結している。 素直な心から生まれた単純平明な俳句は90才で亡くなるまで変わらなかった。 ...
俳句スパイス | 2017.05.25 Thu 09:45
全1000件中 851 - 860 件表示 (86/100 ページ)