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JUGEMテーマ:恋愛小説JUGEMテーマ:自作小説藤田麻衣子の2ndアルバム「二人の彼」に収録されている「環状8号線」をリピートして聴いていたら、この歌の物語を書きたい!!と思ってしまい 、書いちゃいました♪またかなり短いものになっちゃいましたが……内容は、これでもか!っていうぐらいの恋愛ものです自分でも恥ずかしいぐらいのもの書いちゃいました…歌詞に沿ったものなので、、歌知っている人は「なんだ、まんまじゃん!!」と思うかもしれませんそれでも興味がある方はどうぞ。本当に短いですよ?↓
月光 | 2008.10.20 Mon 22:08
JUGEMテーマ:恋愛小説Ranking参加中アパートに帰った頃には、辺りも薄暗くなってきていた。2階に繋がる鉄製の階段をミュールの底がカツンカツンと打ち付けるのを聞きながら、私はバッグの中をまさぐって家の鍵を探し出す。手の中で鳴る小さな音に、──また会いたいって、さっきの男の言葉が重なった。例えそれが、ただSEXをする相手を求めているものだとしても、ほんのちょっとだけ嬉しい気がするのも本当の所。私は、誰かに必要とされたいのかもしれない。でも、だからと言って、体目当てと分かっている男と関係を重ねるのが馬鹿...
君 花 | 2008.09.23 Tue 03:11
JUGEMテーマ:恋愛小説 Ranking参加中私の名前は、橘 六花(たちばな・りっか)。高校2年生。成績は中の上くらい。健康状態・良好。髪はストレートのセミロング。まっすぐな黒髪が、ちょっぴり自慢なので、パーマもヘアダイも経験なし。年齢=彼氏いない歴。だけど、モテないわけじゃないと思う。告られたことはたくさんあるし、街を歩けばナンパやモデルのスカウトもよくされたりする。でも、誰とも付き合う気にはなれなかっただけ。友達の恋バナ聞いて、一緒に盛り上がったりするけど、心の中のどこかがいつも冷めていた。ど...
君 花 | 2008.09.23 Tue 02:16
JUGEMテーマ:恋愛小説Ranking参加中 電車を降り、駅のすぐ近くにあるマックに入ってココアを注文する。日曜の夕方近い時間のマックはそれほど混んでもいなくて、二階のお気に入りの窓際の席に座ることが出来た。カップを両手で包み込み、窓から道行く人をぼんやりと眺める。男の車の窓から見ていた景色は、あんなに無機質なものに思えたのに、見慣れた町の様子やざわめきにはなぜか心が安らいでいくような気がした。手のひらから伝わるココアの温もりが、私を普通の女子高生に戻していっているのかもしれない。ココアを一口飲んでか...
君 花 | 2008.09.23 Tue 01:59
JUGEMテーマ:恋愛小説Ranking参加中「これでOK?」駐車場に停めてあった車に乗り込むとすぐに、ピースサインを作った指を私に示してきた。少し首を傾げ気味にした私を見て、男はすぐに上げていた手を下ろし、腰を浮かし気味にしてポケットに入れていた財布を引き出す。「女子高生、だよね?」男が改めて私を値踏みするような目で覗きこんでくる。私が返事もせずにいると、男は頭をかいた後に財布を開いて中から1万円札を3枚取り出し、私に差し出した。「給料前だから、これが精一杯」バツの悪さをごまかすように男は笑ってみせる...
君 花 | 2008.09.23 Tue 01:43
JUGEMテーマ:恋愛小説Ranking参加中少し前を行く男の背中を見ながら、私は考えていた。ほんの少し前まで、あの腕の中にいたんだ。男が手にしているキーホルダーの鍵の束が重なり合う音が、人気のない廊下に響いている。あの指が、ついさっきまで私の体の体温を感じていたんだ。数十分前の記憶をさかのぼれば、彼が私にどんなことをしたのか、彼が私にどんな言葉をささやいたのか、鮮明に思い出すことが出来る。出口専用のエレベーターの前を通る時、「階段で行こっか」男がそう言って笑って振り返る。人なつっこそうな笑顔。でも、そ...
君 花 | 2008.09.23 Tue 01:32
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