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3.廻る時、その果て来たる波乱の予感(2)

「そんな、わざわざだなんて。私、昔から気にかけていたのよ。初めてあった頃は、あなたはまだ体が弱かったでしょう?」 えーと、確か十三かなんかの時だよな。シェーダと初めて会ったのは。たまたま風邪ひいてた時かなんかに初見だったからそういう印象ついたんじゃないかなあ……?「でも今はそんなの関係ないだろ、軍人として立派に勤めてんだから。体力あるだろ、俺」「ええ、そうだれど。でも色々と、あなたのこと気になるのよ」「なんで?」 俺はごく、何気なく聞いた。 それだけだった。 でも、シェーダが面食らったような...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.06 Mon 15:36

3.廻る時、その果て来たる波乱の予感(1)

 岩場の日陰に入ると、潮風は少し冷たかった。  波音はわずかに遠くなり、代わりに大きくなったのは蝉の声。地を焦がす夏の日差しをそのまま象徴するようなその声は、熱さにだれた体をより一層気怠くさせる。 しっかし、みーんみーんだの、じいぃぃーだのいうのはいいんだが、つくつくほーしとかいう蝉の鳴き声はなんとかならんものか。いやあれってば、最後のほう(?)になると、「おいしーよおいしーよ、じぃぃ」みたいなこと言うじゃないか。一体何がおいしいのか、気になってしまうんだが。 「もう、三時間は経っているわ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.06 Mon 14:39

2.夏嵐、到来!(3)

 が。そこで、 「ちょっとどきな! あんたたち、じゃまだよ!」  という威勢のいい怒鳴り声が響き、女の子達のきゃあきゃあ声がひときわ高まった。何だと思い、振り返ろうとする俺だったが……。 「あんたも邪魔だよ!」  べちん! と、顔面に平手を食らってしまった。 「セルティじゃねえか。どうしたんだ? そんなに血相変えて」  しかし特に驚くでもないアルスの声に、俺は涙目をこすりこすり、乱入者の姿を確かめる。もーちょっとおしとやかに出来んもんか? せっかく美人なのに、このまんまじゃ絶対嫁にいけ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.05 Sun 00:12

2.夏嵐、到来!(1)

 いきなりとんだ憂き目にあってしまったが、それからの一時は言葉に言い尽くせないくらいに楽しいものになった。 宝石みたいに輝く海の、ゆるやかにわきたつ波の気持ちいいこと! 俺も日焼けなんか気にしてる場合じゃなくなって、童心に帰ってシェーダと一緒に夢中で遊んだ。……え、何したかって? 泳いだり、水かけっこしたり、それが追いかけっこに発展したりとかな? 波打ち際で憧れの彼女とそんなんしちゃうなんて憧れロマンスの典型だけれど、海ってそういう遊びにこそナチュラルに燃えられるもんなんだな〜。 その後、シェー...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.04 Sat 14:25

1.蒼き波濤の幕開け(3)

「……ところでなんなんだい? そのカーテンにくるまってサングラスかけてる、ちっさいかたまりは……」  と、いきなりセルティが絶句するが。 ちっさいかたまりって……俺のことかい……。 「やっだー! ちっさいってことはもしかしてエヴィン? あ、やっぱり! てゆうかその格好、何のギャグ? あんたって真剣に馬鹿なことばっかりするから、とりあえずいるだけで笑えるわよね〜!」  きゃいきゃいしたこれはリエであるが……。 なんか今のリエの台詞で妙〜に心が傷つき果てるカンジがするんは気のせいだろうか。 「……ギャグなわ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.04 Sat 01:23

1.蒼き波濤の幕開け(2)

「あら、エヴィン。目が覚めちゃったの?」  ……へ? 「シェ、……シェーダ?」  俺は瞬間カァッと顔が燃え上がったのを感じながら、反射的に飛び起きた。目に入ったのは、青い花柄の水着を着たシルバーブロンドのたおやかなる美少女。  そしてその、むきだしの、真っ白な……足。  も、も、もしや……今のは……っっっ! ……俗に言う膝枕(しかも生足!)というヤツかっっ?  な、なんという惜しいことをッ!そうだとわかってりゃ、寝たフリしてあのやーらかい感触をたっぷりじっくりしっかりと堪能しまくったのに……っっ! ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.04 Sat 00:56

プロローグ〜1.蒼き波濤の幕開け(1)

   プロローグ  久々に暇を持て余していた休日、何気なく開いたアルバムの一番終わりの方に張られていた写真には、青い海とひまわりと、みんなの笑顔が写っていた。  楽しかった夏休みも、思い出として過ぎ去ってしまうと切ないもんだな。そんじゃま、今回はその夏休みの事でもお話しするとしようか。  天下一品な剣の腕(正しくは適当に人並みな剣の腕)と金髪碧眼な小作りの美貌(正しくはただの発育不順)を持つこの俺、蒼穹の騎士・エヴィン=アルロ=リスバーンは、青春まっただ中の十七歳、学生! であると...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.03 Fri 19:06

■蒼穹の騎士と緋色の皇子〜into the farawaysky.(8)【完結】

JUGEMテーマ:連載  自分の本当の姿は、炎に逃げまどう弱い自分じゃない。 炎に立ち向かって切り払う、強い自分なはずだ。  望めば手にはいる。 立ち上がれば手が届く。 信じていれば、着実に前に進んでいれば、決して運命は自分を裏切らない。  その確信はエヴィンの中で燃え渦巻く。  英雄の血。  彼の名はエヴィン=アルロ=リスバーン。 ウィルシード建国の英雄、天翼の騎士ヴァーンの末裔。  そしておそらく、未来大陸を揺るがすひとつの貴き焔。  前髪に隠れて、アルスの表情は伺えない。 しかし、アルスはつ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2012.02.02 Thu 18:10

第53話 招かれざる客

JUGEMテーマ:連載   京都の人は八坂神社のことを「祇園さん」と呼ぶ。堀川メンバーと一緒に初詣に行った佐倉は、人混みの中で引いたおみくじが「吉」と、可もなく不可もなしといった微妙な心境であった。「願望、精進すれば叶う」「勝負事、十分利有り」と、この2つだけを取ってみればこの先は十分明るい展望だ。 とは言っても、それはビリヤードプレイヤーとしての話であって、受験や恋愛などにもう少し注意を払ってもいいかも知れない。  学生にとっては冬休み、社会人にとっては故郷に帰省するものや京都に帰ってくるも...

Race to Eleven 〜 レース・トゥ・イレヴン | 2012.01.10 Tue 23:06

アースルーリンド 『過去の幻影の大戦』 19 ディアヴォロス到着 16

前回の、回復を図るオーガスタスの絵です。 今回はちょっと違うんですが…。 でも一応結界内と言う事で…。 がんっ! 地も揺るぐような激しい音。 ギャァァァァァァァァァァァ。 ギュンターは目を、疑った。 ディングレーもぎょっ! として顔を上げ、オーガスタスはやれやれ。と笑みを口の端に浮かべ、首を垂れて横に数度振った。 結界を叩く化物の、その腕から炎が上がり、腕から肩、胸、腹を焼く炎に一瞬で包まれ、化物はのたうち回る。 それを見つつ結界に腕を、打ち落とした化物も同様。 ...

アースルーリンドの騎士 | 2012.01.08 Sun 16:21

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