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このテーマに投稿された記事：1454件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c231/2737/
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作者のブログへ：「yearzero」さんのブログ
その他のテーマ：「yearzero」さんが作成したテーマ一覧(1件)
四話 誓いを立てた頃の私は一体何を思っていたのだろうか
JUGEMテーマ：連載 屠り、奔り、眠った。守る事を忘れ、孤高に生きる事を誓って。仲間の存在など、記憶にあるかすら定かではなくしていき、 ……そして私は孤独になった。【孤独になりたいと仰るならば調和を捨て一人で立つことだ】駆けていた。森を、地を、木々を縫うように。人に殺められた彼の親を自らの為に見捨てた仲間を守る事を止め、孤高に屠り、駆けて、眠った。生活を侵したもの、また侵そうとしたものは、彼の牙の前に散っていった。そうして、数年と数ヶ月が経った頃、彼の住む地へ、数人の人間が現れた。彼は首だけを上げ...
悪戯ジャックとかぼちゃランプ | 2009.01.07 Wed 11:33
三話 ロースウェルへの森で
JUGEMテーマ：連載誰の責任かと問われれば私は答えを知らない。。子の責任は親が負う。親は自分の責任を負う。大人は自身の責任を負い、子は親に半分以上の責任を持ってもらうという。ただし、一人立ちその他の理由がある場合は、自身の責任は自身で負う。ならば一体、戦いが繰り返されるのは誰の責任か。何故戦い続けるのか。この血は、何の為に流されるのだろうか。【あるいは責任は、体面上のみの物に過ぎないのか】「ロースウェルといえば、娯楽の街か」「そうですね。殺戮集団にも娯楽は要るという事でしょうか」「どう、だろうな...
悪戯ジャックとかぼちゃランプ | 2009.01.07 Wed 11:14
二話 懐かしき街はただ今日も変わらず
JUGEMテーマ：連載 変わらない景色。変わらない君。代わらない君。君の代わりとか、例え他の事で隠せても。君の居ない事実は、埋められない、こと。朝の光。「いい朝だ…」少年は水浴びの姿のまま、朝日を見やり、狼が同意する。「そうですね。どちらの方角へ向かいますか？」朝日を一瞥し、少年を見て、狼は言う。「…ロンデアあたり、向かうか」服を着ながら少年が言って、狼が少しも驚いた様子も見せず、言う。「ロンデアですか」ロンデア。 それは少年の故郷から約５万キルメルテ荒野を行き、更に３万キルメルテ野原を行った所に...
悪戯ジャックとかぼちゃランプ | 2009.01.07 Wed 11:08
Broken**2-00
JUGEMテーマ：連載2-00:心の内、死んでいる私 * * *声がする。俺の、心の中で。 * * *私はもう、暗闇から抜け出した。もう、迷わない。見てて。私、笑って生きるよ。 * * *愛なんてくだらない所詮ただのままごとにしか過ぎない心なんて持ってな...
Holiday* | 2009.01.06 Tue 19:29
Broken**1-16（一章完結）
JUGEMテーマ：連載1-16:ありがちな結末あの夜から一ヶ月。相も変わらず由加はまた、部屋に引きこもったままだった。「これじゃ征治の苦労も水の泡よねぇ」葵はため息をつく。「葵さん」その後ろを通り過ぎ、葵の肩をぽんと叩くのは。「俺に任せて!!」羽月だった。由加は写真を見つめる。母さん、父さん、兄弟たち、母様、父様。そして、征治様・・・みんな、楽しそうに笑っている。（出来ることなら私も、向こうへ一緒に行きたかった・・・）「征治、様・・・」「たのも―――――!!」がらり、と障子が開く。「・・・え?」そこに立っていた...
Holiday* | 2009.01.06 Tue 19:03
Prologue: the “end”of name is “start”
JUGEMテーマ：連載これは彼の記録。 これは彼の話。これは彼の流したもの。 これは彼の感情。これは彼の痛み。 これは彼の喜び。 そうこれはこれは彼のこと。 これは、物語で表す彼の全て。夕焼けが、空と城と部屋、そしてその部屋の主である少年の顔を染める。青みがかった銀の瞳に、光に透ける灰色の髪。その髪を結い、細いそれを後ろに流している。夕日を眺める双眸は、どこまでも澄んでいて、鋭い。彼の見つめる空は、もう太陽を隠そうとしていた。少年はゆるりと太陽から目を離し、外套を羽織った。外套...
悪戯ジャックとかぼちゃランプ | 2009.01.05 Mon 22:32
Broken**1-15
JUGEMテーマ：連載1-15:証を * * *・・・ゆか・・・ゆか・・・誰かが呼んでいる。私の名前。久しく呼ばれることのなかった、本当の名前。“柚香” 柚子の香りが好きだった、母さんがつけた名前だった。「・・・母さん・・・」「何?」・・・・・・・・・・・・え?「柚香、どうしたの?」「え!?」私は慌てて起き上がる。「母さん!?」「母さんだけど・・・・・・」（ちょっと、待て）私は征治様に連れられて古びた屋敷に来て、そのまま・・...
Holiday* | 2009.01.05 Mon 20:30
Broken**1-14
JUGEMテーマ：連載1-14:君のためなら * * *君のためなら。たとえ好みが朽ちても、構わない。 * * *恭哉と翠、龍は、地上の古びた屋敷の前に立っていた。「ここで、間違いないのだな?」「ああ。葵の気配がするからな」「よっしゃ!!殴り込みだ!!」拳を振り上げる翠。その時、門の影から誰かが出てきた。ふらふらとした足取りで歩く、その...
Holiday* | 2009.01.05 Mon 19:44
Broken**1-13
JUGEMテーマ：連載 1-13: 終わりへの序章 龍を担いで屋敷へ戻った翠に、恭哉は今までのことをすべて話した。「嘘だろ!?だって征治は確かに桔梗ヶ原で―――――」「いや、あいつの力を持ってすればできないことじゃない」「本当かよ・・・・・・」まさか、黄泉の国から魂魄だけ戻ってくるとは。「でも、あいつの目的は何なんだ? 身体を手に入れることならあいつに憑依した時点で叶ってるだろ? わざわざ葵を連れ去る意味もわかんねぇし・・・・・・」「問題はそこだ」もともと恭哉も翠もあまり考えて行動する性格ではない。...
Holiday* | 2009.01.04 Sun 08:35
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