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JUGEMテーマ:小説/詩 「ただーいまぁ」 そこに立っていたのは、少し恥らうような微笑みを浮かべた、ともりゅんその人だった。 ドアを閉めるなり、強く抱き締める。 「あいちろくん」ともりゅんの声が右の鎖骨の辺りで甘えた風に呼ぶ。 返事代わりに長いキスをする。 ともりゅんの内部の熱が高まってくるのを感じる。 唇を離すと、潤んだ眸で亜一郎を見つめた後ともりゅんは不意にくすっと笑い、亜一郎のうなじに両腕を回したまま足下をもぞもぞと動かして、あっという間...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2023.06.04 Sun 19:54
昨日、久しぶりにSSを書きました。診断メーカーをお借りして即興で作ったものだったのですが………やっぱり雪乃、文章の書き方を忘れているなと感じました…orz いや、そもそもそんなに上手い文章を書いていたわけじゃないんですけど。ほら、絵ってしばらく描いてないと自分がどうやって絵を描いていたのかわからなくなるじゃないですか。上手い下手関係なく。あんな感じです。 ちまちまとスマホに打ち込んだりはしていたのですが 実際に文章を紙に書いてないと、雪乃はきっと駄...
雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2023.05.22 Mon 23:26
もうずっと前から消えてしまいたかった。 幼い頃から、薄々気がついていた。私は男子よりも、女子の方から恋愛感情を持たれやすいのだと。 性別がどうであれ、人から好意を向けられるのは嫌ではない。夕暮れに染められ、それ以上に赤く頬を染めた女子から『好きです』と思いを告げるその姿を、私はシンプルに可愛いと感じたのも事実だ。 最初は単純に嬉しかった。でも、それが続くと男子からのからかいと嫉妬とほんの少しの羨望で、例外なく私は女子扱いされなくなっていたのに気がついた。 でも、そ...
雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2023.05.21 Sun 22:47
JUGEMテーマ:小説/詩 端末が赤い光を放っているのを見つけたのは、平日、自宅の風呂から上がって来た時だった。 『亜一郎さん こんにちは 何かお困りの事はございませんか?』 見慣れた、ご用伺いだ――だがその日は続けて、警告めいた文言が現れてきた。 『契約更新日まで あと一週間です 契約終了をご希望の場合は 手続きを御願い致します 手続きされない場合は 契約継続となり 更新手数料引落し手続きが 開始されます』 ――そう...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2023.05.21 Sun 17:40
JUGEMテーマ:小説/詩 端末が赤い光を放っているのを見つけたのは、平日、自宅の風呂から上がって来た時だった。 『亜一郎さん こんにちは 何かお困りの事はございませんか?』 見慣れた、ご用伺いだ――だがその日は続けて、警告めいた文言が現れてきた。 『契約更新日まで あと一週間です 契約終了をご希望の場合は 手続きを御願い致します 手続きされない場合は 契約継続となり 更新手数料引落し手続きが 開始されます』 ――そう...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2023.05.21 Sun 17:17
JUGEMテーマ:小説/詩 その笑顔のせいなのかどうかわからないが、気づけば二件目で飲み直し、そこを出た後の帰り道で、どういう経緯でか手をつないで歩いていた。 そうしながらも相変わらず、話すのは色気のない馬鹿話ばかりだ。 大崎の自宅近くの公園を通り抜ける。 「先輩」大崎はまだ笑いを目元に残したまま、亜一郎を呼んだ。「私と、つき合ってもらえませんか」 「――」亜一郎は一瞬、自分が聞き違えたのかと思った。「え」 「――」大崎は突然、思い出したように頬を赤らめ、...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2023.05.17 Wed 12:56
TTに
with a kiss, passing the key | 2023.05.14 Sun 00:00
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