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JUGEMテーマ:小説/詩 「え」結城が目を剥き、 「幾らなんだ」時中が眉根を寄せ、 「まあ、そんな」本原が口を押える。 「鹿島さんに確認するわ」木之花は急いでそう報告した。 「今、折衝中」鹿島の声が間髪を入れず届く。「抜かりはないよ。けど……」 「鹿島さん」天津が右耳を手で押えて呼ぶ。「マヨイガは何て」 「新人君たちを買い取りたいって話?」酒林が被せて訊く。「一体なんでまた」 「うん」鹿島の声もまた、どこか戸惑いを帯びていた。「マヨイガはこの三人をこのまま引き取りたい...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.02.18 Fri 12:27
四〇〇〜七〇〇文字の短い語りになりそうな状況を思い描くこと。何でも好きなものでいいが、〈複数の人物が何かをしている〉ことが必要だ。出来事は必ずしも大事でなくてよい(別にそうしても構わない)。会話文をほとんど(あるいはまったく)使わないようにすること。 問一:ふたつの声 ?単独のPOVでその短い物語を語ること。視点人物は出来事の関係者で――老人、子ども、ネコ、何でもいい。三人称限定視点を用いよう。 ニナは「本゜骨ラーメン」と書かれたぼろぼろの暖簾をくぐると、定位置であるカウンターの隅の席...
水平線上の雨 | 2022.02.13 Sun 23:36
ホームルームが終わると真っ先に教室を飛び出す。廊下に人影はない、スタートダッシュ成功。大股でリノリウムを蹴る、きゅっという音。スカートに配慮しつつ速度を落とさないギリギリのライン。階段に到達すると背後でC組の戸が開く。名前を呼ばれた私は踊り場に跳んでいて、着地した足でターンする、きゅっ、そしてまた跳躍。意識が遅れてついてくる、アサノだ、呼んだのは。下駄箱から靴を取り出し同時に上履きをしまう。アサノがばたばた階段を下りる音を聞きながら外へ。 「なんでそんなに足速いんだよ」 去年の帰り道が...
水平線上の雨 | 2022.02.13 Sun 01:05
JUGEMテーマ:日記・一般 JUGEMテーマ:小説/詩 びゃーーッ小説書くのってむずかつぃ――!!!! 今書いてるホラーファンタジーは、実をいうと若干オムニバス形式のスタイルを取っておりますのだけれども(若干て何)、更にぶっちゃけると複数の人物たちのそれぞれの一人称での語り口調で進んで行く形式のスタイルなんですけれども(形式のスタイルて何)、ああああもう! どのエピソードを誰に語らせるべきなのか、もう! わからない! お前ら何が言いたい! という感じで。 ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.02.10 Thu 22:20
JUGEMテーマ:小説/詩 「見殺しにした?」時中が眉根を寄せて繰り帰した。「つまり、この業務上で命を落とした社員が過去にいた、ということですか」 「――」天津も酒林も、俯いてすぐに返答することができなかった。 「え、でもいつの話?」結城が時中を見て問う。「前にさ、そういうニュースは聞いたことがないから単なるリスクヘッジだろうとかって話、しなかったっけ」 「事件がもみ消されたという可能性もある」時中は低い声で言った。 「社員、ではありませんでした」天津は顔を上げ、ゆっくりと説明しはじ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.02.10 Thu 11:56
JUGEMテーマ:日記・一般 JUGEMテーマ:小説/詩 ひとりになる。 ひとりの時間があまりにも、淋しくそして、居心地がよく・・・ そして、永遠にもどかしく。 私は何のために生まれたのか、いまだわからず、答えも知らず。 でも、それでいいのかもしれぬ。 ひとりで生まれて、 ひとりで死んでいく。 誰も道づれにはできない。 ひとりになる。 それが必ず来る最後の日に。 ...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2022.02.08 Tue 13:03
このあとこどもたちにあう 天真で純粋で無垢で、と同時に 残忍で邪悪なあのこたちに すこしおじけづいている あのときもそうだった でもみをよせるお人形がそばにいた そしておもう わたしもあのこたちのひとりだったと だからといっていま、なかまにはけっしていれてはくれまい 敵、もしくは母、そうなるのだとしたら せんなきことよ 逡巡したところでなにがかわるまでもない そしてときはすぎていく あのこたちもわたしとおなじになるのだ いつか、そういつの日にか そういいきかせるしかない
with a kiss, passing the key | 2022.02.06 Sun 00:01
JUGEMテーマ:小説/詩 「天津さん」結城が叫び、 「天津さま」本原が口を押えた。 「天津さま?」結城が本原を見て訊き返す。 「天津さまは神さまです。気軽に“さん”づけではお呼びできません」本原が口から手を離し真顔で回答する。 「あー、そうかあ」結城は天井を見上げ納得したが「いや、ていうか天津さん、死んでるの?」すぐに眉根を寄せて棺桶様の木箱に納められ横たわる天津を見て言う。 「そんな」本原は再度口を押える。 「神様ならば死ぬはずはない」時中が理屈立てる。「あれは&hellip...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.02.04 Fri 17:33
あのひとはいった もうけっしてあえない そこへわたしはたどりつけない はるかなたびへと さいごのそのよ そのひとはひとりくちずさむ ふるい だれもが わすれていたそのうたを そらをみあげ そして そこにあるいくつもある星のそのひとつを わたしにはわからない なぜそこがまねくのかを そしてなぜ 黙したままなのかを ちんぷなうただ それにたくすそのひとのおもいも 嗚呼
with a kiss, passing the key | 2022.01.30 Sun 00:00
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