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JUGEMテーマ:小説/詩 「やっぱり二人がけだ」ユエホワがうなずく。「俺にもマハドゥがきいてる」 「いや、なんで?」私は思わずユエホワを見てさけんだ。「なんでユエホワがピトゥイを使えるの?」 「俺が性格のいい鬼魔だからだ」ユエホワはにこりともせず答えた。「あとついでにシルクイザシの効能と。くるぞ!」さけぶ。 はっと前を見ると同時に箒がぎゅんっと高く飛び上がり、私がいた位置になにかきらきら光る粒のかたまりのようなものが飛びこんできた。 「なにあれ」私は箒の上からそのきらきらしたとこ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.23 Thu 07:52
みちをたずねればおしえてくれる 途方にくれればおしえてくれるときもある ゆびをさす あそこだと 地図をひらくときさえある このみちをゆけと だがわたしがほっしているのはそんなものではない それはここだ ここにいればよいのだと ここでくらせばよいと わたしはそんなゆるしがほしいのだ だがだれひとりとしてそういうものはなかった そしてこれからさきもそうだろう ずっと だからいかねばならぬのだろう だからまよわなければならぬのだろう だがしかたない たびびとはけっしてわたしひとりではないのだから
with a kiss, passing the key | 2020.07.19 Sun 00:00
JUGEMテーマ:小説/詩 ◇◆◇◆多重人格の急須2 〜肉じゃがは時空を越えて〜◆◇◆◇ 第9話 舞子、忍び込む 前編(全40話) 「おじいさん、疲れているみたいだね」陽(ひなた)はほんの少し眉をしかめて、ガラス瓶の内壁に手を当てた。 「ははは、いや……」築山は孫に心配させまいと、無理に笑ってみせる。 「──」少年はしばらく祖父を見つめていたが、やがて微笑を取り戻した。「ねえ、オヒルは何を食べたの?」 「え」博士は一瞬、陽の顔に視線をへばりつかせた。「ああ、ええと今日...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.18 Sat 20:39
JUGEMテーマ:小説/詩 なぜ 女が股を開くと 男はそのまま 突きぬけ 通り過ぎるのか? またなぜ 女が股を開かぬと 男は頑として食い下がるのか? しかしそれは あくまでも 性欲を煽りまくり 期待を煽った上での話 よく女は 自分を大事になさいと 周りから言われ続ける 実のところ あくまでも 世の男たちが崇めるのは 女の姿を通り越した その奥にあり あがめられているのは 実のところ グロッキーな観音様であり 悲しきかな それが事実であり 現実であり 崇められ...
娯らっくのサイト速報 | 2020.07.17 Fri 13:05
気違い物狂いきもい稲葉浩志無才虫螻デブ稲葉美奈子。犯された肉気違い稲葉一夫弱い寒いハゲ稲葉邦子。根暗空想パンクの稲葉伸次口臭幻物狂い稲葉尚登。落ちぶれヘタレ死亡稲葉浩志うざい沈む醜男稲葉美奈子。気違い醜男白痴稲葉一夫恥知らず不様デブ稲葉邦子。ゴミ下劣チンカス稲葉伸次低俗巨人乞食稲葉尚登。デク時代遅れ醜男稲葉浩志古いヤリマン自虐稲葉美奈子。惨め永眠壊れた稲葉一夫過大評価馬鹿醜男稲葉邦子。ズタズタ絶命バケモノ稲葉伸次乞食カモ物狂い稲葉尚登。吊された放屁壊れた稲葉浩志人形デブ物狂い稲葉美奈子。亡...
スサノオ御殿 | 2020.07.16 Thu 20:20
JUGEMテーマ:小説/詩 「あのう」飛びながら私はユエホワにたずねた。「イボイノシシ界ってもしかして、地母神界のこと?」 「たぶんな」ユエホワはまっすぐ前を見て飛びながら答えた。「あいつらがさらに新しい世界とか国とかをつくってるんでなければな」 私はそれ以上なにもいわなかった。 「それにしても、あいつら陛下の目を盗んで好き勝手やってくれてるってことだな」ユエホワはにがにがしげに言った。「まさかとは思うが、あいつらに寝返る鬼魔が出ないうちにつぶしといた方がいいな」 「つぶす?」私...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.15 Wed 08:17
JUGEMテーマ:小説/詩 トラブルにばかり 巻き込まれる日々というのは 願い下げたい どんだけ 朗らかに 生きてようと望んでも 度重なる トラブルはその者の 心をささくれだたせ 時に意地悪く変えてしまうのだ 人は幸せであるのがいい また人生はおだやかで あるのがいい しかし どーしてもと トラブルに 巻き込まれたなら そこに "刺激的"という 一つの幸せな要素を 見出すといい まだまだたくさん詩を書いてるよ!^^ 「あんたって詩人なの?」 htt...
娯らっくのサイト速報 | 2020.07.12 Sun 13:41
JUGEMテーマ:小説/詩 ◇◆◇◆多重人格の急須2 〜肉じゃがは時空を越えて〜◆◇◆◇ 第8話 築山、怒る 後編(全40話) 案内されたのは、狭いが上等なシステムキッチンだった。 とはいえ科学者の住まいであるから、本当に料理をするためのスペースなのかどうかはわからなかった。 もしかしたら『普通の人間ならば食べない物』を、ここで切ったり煮込んだりしているのかも知れない。 舞子がその空間で一人きりになったとたん、部屋の隅で白煙が上がり大石が出てきた。 「ねえ、さ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.12 Sun 09:31
あれから何年ぶり? そんなおためごかしはいやだ 立場もちがえば境遇もちがう なかったことにはすでにならない もちろん はじめて出逢ったあのときのようにはいかないだろう だからいやだといったのだ そのプロジェクトからはおりたい、と そんな要求がとおるわけでもない わたしの務めはそのひとの担当なのだ わだかまりがないわけではない むしろぎゃくだ さいしょにそれをぶつけてやろうか そうもおもう まったく初対面としてあってやろうか そうもおもう (さっきと矛盾している) 雨がふっているきょうも 傘は必須なのだ ...
with a kiss, passing the key | 2020.07.12 Sun 00:00
バラバラになった話。 でも僕は死んでる。 君の明かりと欠片。 でも僕は死んでる。 誰のことも分からないって。 でも僕は死んでる。 夜を千切って遊ぶ。 でも僕は死んでる。 それに気づいている。 でも僕は死んでる。 そろそろ辞めたくなったでしょう。 でも僕は死んでる。 後ろにある目が見える。 でも僕は死んでる。 一人も居ない世界に、 僕は死んでる。
間違い金庫 | 2020.07.11 Sat 23:19
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