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透明 透き通った、凍えそうな、 遠くには見える、森がある 雲は、主張しない。まるで、朝だ。 どこ迄も朝、誰かにも。代わりはない凍えそうな空気。 薄い、ごく薄い。敏感なのは私達だけ。始まったのは朝。時間の存在、という気づき。 光りを少しだけ含んだ、過ぎ去る夜に照射される透明なものによって、青みを含む。 帰るのだろうか、帰ってくるのだろうか。 行くのだろうか、来るのだろうか。 逃げるのだろうか、捨て去られたのか。 宙ぶらりんの空、手放しの様な心持ち ...
誰でもないものの「区域」 | 2021.05.26 Wed 03:55
少し前に描いた、ハスター様夢絵。そのイラストには『何か凄まじくつらいことがあって泣いている女の子に、ハスター様が「俺様が何とかしてやるよ、今後のお前の運命を俺様に捧げるならな」みたいな甘言を囁いている』という背景で描いたのですが、ふと『何か凄まじくつらいことがあって泣いている女の子は実は両親がその願いを叶える為にハスター様に生贄にされていて、自分の所有物を傷つけられてハスター様激おこ』みたいな背景もなかなかいいなと思いついた、男女カプ厨の雪乃← しかも、人外×少女(笑) しかし個人的...
雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2021.05.25 Tue 19:22
JUGEMテーマ:小説/詩 「ではここで、イベントの手順を実際に行っていきます」天津は三人の新入社員に告げた。 川を越えたところは、それまで辿ってきた岩の道よりも幾分広い、小部屋のようなスペースとなっていたが、広大とまではいえない。大人が五人以上一緒に佇めば窮屈だと感じるくらいの空間だ。 「大雑把に説明すると、まず岩を開き、そこから入り込み、しかるべき動作を行い、それからまた出て来て岩を閉じます」天津は言葉通り大雑把な説明をした。 「時間の目安はどのくらいですか」時中が質問する。 ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.05.22 Sat 20:41
JUGEMテーマ:小説/詩 山を越え、谷に沿って進め。 痛みが自分の意識を凌駕するとて、 君は負けずに進め。 嵐の夜はつらかったね? 君には曇天の空が良く似合う。 今にも泣きだしそうなそんな空が君を見ている。 「愛している」 と言ったことがない。 誰にも、そんな気持ちは芽生えなかった。 ただひたすらに、山を越え、川に沿って、谷を進み、生きることをやり抜いた果てに ...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2021.05.22 Sat 13:23
JUGEMテーマ:小説/詩 そろそろ日が暮れる。 さあ、今日もラッシュアワーが始まろうとしている。気を引き締めてミスのないよう業務に取り組まねば。 河野は背筋をぴんと伸ばした。 今日は何人来るだろうか。あるいは何十人――場合によると百人を超えるかも知れない。 もし大勢来たならまずは、申請期日の近い者をすばやく選り出してそこから応対する必要がある。 河野がそんなこんなを算段する間に、すっかり日は落ちた。 さあ、来るぞ。 ゾンビ達が。 ゾンビというのは、日中動けないから...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.05.21 Fri 15:06
JUGEMテーマ:小説/詩 「来た」鯰が言った。 「何が?」恵比寿は訊いた、が、大概予測はついていた。「新入社員?」 しかし鯰は答えない。池の中で身をくねらせ、向きを変えて泳ぎ続ける。 ふ、と短い溜息をついて、恵比寿はまた壁のカレンダーを見た。鹿島が戻ってくるまで、あと二日だ。それまでは、先日のような失態なく責任を持って鯰をここに留めておかなくてはならない。新入社員たちへの、自分からせめてもの『支援』であり、まあいってみれば『入社祝い』のようなものだ。 顔を合わせたり話をした...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.05.18 Tue 19:25
樹々がゆれる かぜはよぶ さっきからおたけびがきこえるのだ それに呼応して どこかでなにかも 夜具のなか みをかたくする もくしているのだ けっしておうじてはいけない うずゐている さかまいてもいる 嗚呼、このからだが 拒否しているのは理性だけだ そのたがもあやうい かがみのなかのわたしは正直だ 一矢もまとわぬすがたとなってわたしをみつめている そしてほくそえんでいる もういいでしょう そうかたりかける めをそらしてもそれははっきりとわかるのだ
with a kiss, passing the key | 2021.05.16 Sun 00:00
JUGEMテーマ:小説/詩 このご連絡が適切な方々に届くかわかりませんが、恐縮ながらお知らせいたします。 このサイトですが、突然何も小説が書けなくなり更新が止まっていました。続きを楽しみにしてくれていた方がいましたら大変申し訳ございませんでした。 しかし徐々にまた執筆ができるようになっており、カクヨムにて名義を変え投稿を始めました。まだ以前のような速度で書けるわけではありませんが、細く長く続けられれば良いと考えております。 当サイトにて連載を終了した作品の...
Sept-vel | 2021.05.11 Tue 21:16
JUGEMテーマ:小説/詩 泥のように眠って眼醒めた朝だった。 泥――泥岩のように? シルト岩のように? いっそホルンフェルスになっちゃおうかな。結城はぼんやりとベッドの中でそんな事を思い、ぼんやりと笑った。 昨日までに受けた研修の内容――ノートやテキストに書かれたものを、彼は夜遅くまで熱心に頭に叩き込んでいた。岩石についての知識、イベント時に唱える呪文、儀式の手順、まずまずのところ自分の身についたと言えるだろう。 だがまだ、机上研修が終わったばかりだ。まだまだこれから、現場の研...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.05.10 Mon 14:50
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