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乗り越えられない試練はありません

“彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった。さきに出たのは赤くて全身毛ごろものようであった。それで名をエサウと名づけた。その後に弟が出た。その手はエサウのかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた。リベカが彼らを産んだ時、イサクは六十歳であった。”(創世記25:24-26)   イサクとリベカ夫妻は、20年間不妊の苦しみを味わいました。私たちの人生には、なぜと思う事が次々と起きます。平穏な日々に、突如の試練が臨む事があり、余りの苦しみに、主が見えなくなるように感じる時も...

ぶどうの木 | 2020.06.04 Thu 07:51

主の指示を仰ぐ

“自分たちも策略をめぐらし、行って食料品を準備し、古びた袋と、古びて破れたのを繕ったぶどう酒の皮袋とを、ろばに負わせ、 繕った古ぐつを足にはき、古びた着物を身につけた。彼らの食料のパンは、みなかわいて、砕けていた。”(ヨシュア9:4-5)   ギブオンの住人たちは、ヨシュアがエリコとアイにした事を聞きイスラエルとの戦いを恐れ、避けようとしました。そのために計略し、変装してやって来ました。遠くから旅して来たかのように見せるため、古びた袋、古い着物、ボロボロのパンを持って、遠国から来た...

ぶどうの木 | 2020.06.03 Wed 07:53

わたしに従ってきなさい

“さてイエスはそこから進んで行かれ、マタイという人が収税所にすわっているのを見て、「わたしに従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ちあがって、イエスに従った。”(マタイ9:9)   マタイは取税人でした。当時、ローマに代わり税金徴収をしていたのが、ユダヤ人の取税人で、つまり同胞から不当に取り立て、私腹を肥やしていました。ローマの手先、裏切り者と嫌われ、蔑視されていました。マタイは、罪を犯しており、平安が無く自己嫌悪にも陥っていたことでしょう。財は築きましたが、喜び無く、幸せで...

ぶどうの木 | 2020.06.02 Tue 08:08

試練と誘惑

“試錬を耐え忍ぶ人は、さいわいである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。”(ヤコブ1:12)   試みという言葉は、試練、誘惑のどちらにも使われています。しかし、試練は神からであり、誘惑はサタンからです。源が違うので、惑わされないように気をつけましょう。神は、誰をも決して罪に誘惑されません。断じてないのです。悪への誘惑は、神からではありません。「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです」   自らの欲...

ぶどうの木 | 2020.06.01 Mon 08:12

主に頼る訓練

“デボラはバラクに言った、「さあ、立ちあがりなさい。きょうは主がシセラをあなたの手にわたされる日です。主はあなたに先立って出られるではありませんか」。そこでバラクは一万人を従えてタボル山から下った。”(士師記4:14)   女預言者デボラは、バラクに主の言葉を告げました。それは、一万人で進軍せよ。戦車九百両と大軍を率いるシセラを、キション川に引き寄せ、そしてあなたの手に渡すというものでした。敵は大変な戦車部隊で、イスラエルにはそんな武器もなく、見えるところ、人間的考えなら圧倒的...

ぶどうの木 | 2020.05.31 Sun 05:58

アブラハムとロト

“アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。”(創世記12:4)   アブラハムは、主の御声に従い、主の示す地へ旅立ちました。その時に、甥のロトも一緒に出かけました。アブラハムは、主がお告げになった通りに、主の御声による出発でした。しかしロトは、そこで主を見上げ祈る事もなく、伯父にくっついて行きました。それは自分の思いによる出発でした。   ロトの歩みは、アブラハムのゆえに大いに祝福され、双方の所有物が増え...

ぶどうの木 | 2020.05.30 Sat 08:02

自分の知識にたよってはならない

“心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。”(箴言3:5)   私たちは、何か問題が起きた時に、まず何とかしなければの思い、自分の考えで必死に何とかしようとします。どうにも出来なくて八方ふさがりとなり、悶々状態で完全に行き詰まってしまうことが多いのです。そんな時「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない」の御言葉が浮かび、はっと我に返り、自分の悟りに頼っている事に気づくのです。   古い価値観は、自分で懸命に考え、今までの経験値で知恵を...

ぶどうの木 | 2020.05.29 Fri 07:56

みこころが成るようにしてください

“「父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください」。”(ルカ22:42)   私たちは、主の御心と自分の思いが、相反する事が時に経験します。主の御心が何となくわかるのですが、自分はどうしてもその方向へ行きたくない。自分はこの事がしたいのですが、どうしても道が開かれない。これは御心ではないのかも知れないけれど、自分はどうしてもしたいという状況に、時に陥ります。その時は、非常に葛藤が生じるのです。 ...

ぶどうの木 | 2020.05.28 Thu 07:46

あなたがたは恐れてはならない

“モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。”(出エジプト14:13)   モーセは、イスラエルの民を率いて出エジプトを果たしました。イスラエルの民は男子で60万、総数200万人とも言われていますが、全員移動するのは大変な事態でした。エジプトにとっても、それだけの労働力が突然消失するので、一大事でした。   イスラエル...

ぶどうの木 | 2020.05.27 Wed 07:39

主の愛

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)   私たちには、良い人に見られたい、人に嫌われたくないという根深い思いがあります。それは固く培われた価値観です。主に出会う以前は、人前を繕って、良い人の演技をして生きてきました。なぜ演技するのでしょうか。それは、ありのままの自分を出せば、人に嫌われ、人は離れてしまうのでは無いかという恐れがあるので、人前を繕ってしまうのです。   御言葉によると、私たちの心の奥底には、誰しも愛されたいと思っていま...

ぶどうの木 | 2020.05.26 Tue 08:18

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