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主に頼る訓練

“デボラはバラクに言った、「さあ、立ちあがりなさい。きょうは主がシセラをあなたの手にわたされる日です。主はあなたに先立って出られるではありませんか」。そこでバラクは一万人を従えてタボル山から下った。”(士師記4:14)   女預言者デボラは、バラクに主の言葉を告げました。それは、一万人で進軍せよ。戦車九百両と大軍を率いるシセラを、キション川に引き寄せ、そしてあなたの手に渡すというものでした。敵は大変な戦車部隊で、イスラエルにはそんな武器もなく、見えるところ、人間的考えなら圧倒的...

ぶどうの木 | 2020.05.31 Sun 05:58

アブラハムとロト

“アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。”(創世記12:4)   アブラハムは、主の御声に従い、主の示す地へ旅立ちました。その時に、甥のロトも一緒に出かけました。アブラハムは、主がお告げになった通りに、主の御声による出発でした。しかしロトは、そこで主を見上げ祈る事もなく、伯父にくっついて行きました。それは自分の思いによる出発でした。   ロトの歩みは、アブラハムのゆえに大いに祝福され、双方の所有物が増え...

ぶどうの木 | 2020.05.30 Sat 08:02

自分の知識にたよってはならない

“心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。”(箴言3:5)   私たちは、何か問題が起きた時に、まず何とかしなければの思い、自分の考えで必死に何とかしようとします。どうにも出来なくて八方ふさがりとなり、悶々状態で完全に行き詰まってしまうことが多いのです。そんな時「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない」の御言葉が浮かび、はっと我に返り、自分の悟りに頼っている事に気づくのです。   古い価値観は、自分で懸命に考え、今までの経験値で知恵を...

ぶどうの木 | 2020.05.29 Fri 07:56

みこころが成るようにしてください

“「父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください」。”(ルカ22:42)   私たちは、主の御心と自分の思いが、相反する事が時に経験します。主の御心が何となくわかるのですが、自分はどうしてもその方向へ行きたくない。自分はこの事がしたいのですが、どうしても道が開かれない。これは御心ではないのかも知れないけれど、自分はどうしてもしたいという状況に、時に陥ります。その時は、非常に葛藤が生じるのです。 ...

ぶどうの木 | 2020.05.28 Thu 07:46

あなたがたは恐れてはならない

“モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。”(出エジプト14:13)   モーセは、イスラエルの民を率いて出エジプトを果たしました。イスラエルの民は男子で60万、総数200万人とも言われていますが、全員移動するのは大変な事態でした。エジプトにとっても、それだけの労働力が突然消失するので、一大事でした。   イスラエル...

ぶどうの木 | 2020.05.27 Wed 07:39

主の愛

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)   私たちには、良い人に見られたい、人に嫌われたくないという根深い思いがあります。それは固く培われた価値観です。主に出会う以前は、人前を繕って、良い人の演技をして生きてきました。なぜ演技するのでしょうか。それは、ありのままの自分を出せば、人に嫌われ、人は離れてしまうのでは無いかという恐れがあるので、人前を繕ってしまうのです。   御言葉によると、私たちの心の奥底には、誰しも愛されたいと思っていま...

ぶどうの木 | 2020.05.26 Tue 08:18

プライドが取り扱われる

“そこでナアマンは下って行って、神の人の言葉のように七たびヨルダンに身を浸すと、その肉がもとにかえって幼な子の肉のようになり、清くなった。”(?列王5:14)   将軍ナアマンは、らい病を患っていました。イスラエルの捕虜の娘が、らい病を癒す事のできる預言者がいると伝えました。そこでナアマンは、癒しを求めてエリシャを訪れました。しかしエリシャは、ナアマンに会いにも出て来ないで、使いの者に伝言を託しました。その扱いに、将軍ナアマンは、プライドをひどく傷つけられました。   その...

ぶどうの木 | 2020.05.25 Mon 07:55

肉の頑張りが、昔の価値観

“あなたがたは、そんなに物わかりがわるいのか。御霊で始めたのに、今になって肉で仕上げるというのか。”(ガラテヤ3:3)   私たちは、恵みのゆえに信仰によって救われるのです。救われるために、何も出来る事はありません。行ないによるのではく、ただ十字架の贖いを信じただけで、救いを受けるのです。一方的な、主の恵みによるのです。   しかし、私たちは、救われた途端に行ないによって生きてしまうのです。救いは恵みですが、後は自分の力で善行に励もうとするのです。それは今まで生きて来た...

ぶどうの木 | 2020.05.24 Sun 06:09

新しい世界に一歩踏み出す

“こうして彼らは海の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。”(マルコ5:1)   弟子たちは、夕刻になって、主に「向こう岸に渡ろう」と言われました。主に従い、舟を漕ぎ出すと、途上で激しい嵐に遭いましたた。嵐には慣れているはずのベテラン漁師たちも、死ぬかと思うほどの激しい嵐でした。主の御心に従ったために大変な嵐に遭ったのは、主が、与えられた試練でした。   しかし、嵐の中で、主が湖に向かって「黙れ、静まれ」との、ひと言葉で風がピタリと止み、大嵐が静まりました。余りにも驚いた弟子...

ぶどうの木 | 2020.05.23 Sat 07:47

聖霊に満たされると

“しかし、彼は聖霊に満たされて、天を見つめていると、神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた。そこで、彼は「ああ、天が開けて、人の子が神の右に立っておいでになるのが見える」と言った。”(使徒7:5526)   ステパノは、12使徒を助けるために選ばれた人でした。信仰と聖霊に満たされていたステパノは、不思議なわざとしるしを行なっていました。それが気に入らない律法学者たちは議論しました。しかし、ステパノは「知恵と御霊によって語っていた」ので、対抗できませんでした。そこで...

ぶどうの木 | 2020.05.22 Fri 08:01

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