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熱のある我 月の射す水飲めり グラスは 外の湿気に たちまち濡れて、 指でぬぐうと 氷が揺れた ねつのあるわれ つきのさすみづのめり グラス越しの水は 光を帯びて 指で触れることはできず、 唇から滑り堕ちた 炎環2017年11月JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.09.07 Thu 20:34
世界一かわいい犬や蝉時雨 愛しい君を乗せた 黒塗りの車は いつもの坂道を登って 桜の木を左折して 見えなくなった 桜は 葉を茂らせて 夏の終わりの重さに 揺れた 炎環2017年11月◆ 世界一かはゆき犬や蝉時雨 と添削 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.09.02 Sat 23:17
体調のすぐれぬ君や花茗荷 たいてうの すぐれぬきみや はなめうが 好きな人の体調がすぐれないと 悲しい 悲しんでいてもしょうがないので どうしたら良いか 考える まずは ありのままを受け入れて。。 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.08.25 Fri 20:19
ひさしぶりビルの谷間の入道雲 会議室には 蝉の声 炎環2017年11月 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.08.21 Mon 15:26
ポップコーンはじける仕組み恋蛍 ぽっぷこーん はじけるしくみ こひほたる Popcorn Popping Mechanism glow of a firefly 炎環2017年8月 炎環2017年9月 ポップコーンはじくる仕組み恋蛍 と添削 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.08.14 Mon 15:29
歯車のカチリとはまる夏の空 はぐるまの かちりとはまる なつのそら ロッキンジャパンは、雨降りのフジロックと比べると ほどよく晴れて、ほどよく曇り空で ラクチン。 よく手入れされた芝生はふわふわで、 座ってステージを待つことにした。 虹色の三角形をしたステージの上に広がる 夏の空を見ていたら、 ふいに 「歯車がはまった」ことを感じた。 二週間前の海の日、 会社の先輩の家から眺めた 鳶の飛ぶ空。 ずっと暮らしていた、なつかしい鎌倉の空。 夜の江の島の、なつかしい海の風に吹かれた...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.08.09 Wed 18:36
蓮の葉のめくれるままや夕間暮れ はすのはの めくれるままや ゆふまぐれ 蓮の花を見に行ったら 蕾で、 蓮の葉がきれいに広がっていて 風が吹くたび、めくれて 白い葉の裏がみえた。 風の軌跡だと思った。 めくれては戻り、めくれては戻り。 フワフワと、絨毯みたい。 気持ちよさそう。 蓮の葉の上で寝転がってみたいけれど、 私の体を蓮の茎は支えきれなくて 池に落ちてしまう。 仏様が、蓮の葉に座っている姿で 現わされている理由が分かった。 いつまでも眺めていたいけれど、 夕方に...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.08.04 Fri 19:41
一年の巡るや今宵遠花火 越後湯沢駅から苗場へ向かう シャトルバスは、 暗い山道でカーブが続く。 夜が暗い事を思い出した。 苗場に着くと涼しくて 空気に、山の木々や草が吐いた たくさんの酸素が含まれていることを感じて、 伸びやかな気持ちになった。 (ああ、酸素が足りていなかったのかな...) 歩きはじめたら、 フジロックの会場で 前夜祭の花火が上がった。 今年は、花火に間に合った。 遠いけれど。 四つ打ちのリズムが気持ちいい。 俳誌『銀漢』2017年11月号JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2017.07.28 Fri 02:29
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