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お茶を楽しむ生活
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自宅でお茶を楽しむための、インテリア、プランニングの工夫を紹介します。
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621.しぶや 黒田陶苑:唐津 矢野直人展

  JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 唐津 矢野直人展。 会場風景。     小振りな茶碗が並んでいます。 手に取ってみると、 すごく念入りに作っているという感覚があります。   細かい細工をしているとか、 凝った仕事をしているとかではなく、 柔らかで、おおらかで、温かみの風体ですが、 とにかく丁寧に造り込んだという、 密度、質量が伝わってきます。 特に黒釉茶碗など、 掌に包み込めば体の...

お茶を楽しむ生活 | 2019.06.25 Tue 05:31

620.銀座 日々:瀬戸晋 作品展(木工)

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 瀬戸晋 作品展(木工)。 会場風景。 旭川市在住の木工作家の作品展。 お盆、平皿のように、 木の素材が大きな面積で露わに現れる作品は、 樹種の選定、原木からの取り方、 形、肌合い、仕上げと、 とにかく、素材の生かし方、 良さや特徴の引き出し方が重要になります。 森に生きている木から、 食卓で使うお盆、平皿という道具に至る、 長く困難な道は、 作家がゼロから生み出すのではなく、 作家が自然の何かを捉え、...

お茶を楽しむ生活 | 2019.06.16 Sun 05:23

619.SILVER SHELL:加藤委 展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、 加藤委(Tsubusa Kato)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー青白磁 白磁 染付ー。 渓流や湧き水、里芋の朝露が美しいとしても、 さらに、単に表層の美しさだけでなく、 浄化されるような影響力もあるにしても、 それらの力は場所や環境などを含めた総体として 身体が受け止めるので、 例えば、茶室での再現は不可能です。 一方で、全く異なるアプローチから 「浄化されるような影響力」を達成することが、 アートにお...

お茶を楽しむ生活 | 2019.06.15 Sat 05:23

618.銀座 日々:荒川尚也 作品展(ガラス)

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 荒川尚也 作品展(ガラス)。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー石に咲く花ー。 「石に咲く花」 ガラスは砂(珪砂)を熔かして成型したものですから、 石の姿を変えたものという捉え方をすれば、 ガラスの花器に挿された花は、 「石に咲く花」なのでしょう。 ガラスは主に器になって、 何かを湛える母体になりますから、 自然の一部という理解もできそうです。 このガラス作家の器には 小さな気泡がたくさん舞っていて、 ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.06.01 Sat 05:01

617.しぶや 黒田陶苑:曜変天目 瀬戸毅己展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 曜変天目 瀬戸毅己展。 会場風景。 中国南宋時代(12-13世紀)に、 福建省の建窯(けんよう)で焼かれた天目茶碗を建盞(けんさん)と呼びます。 大量に焼かれた建盞のうち、 窯内で偶然に美しい結晶が生じたものを​曜変天目と呼びます。 唐物全盛の室町時代には、 茶碗の中で最高峰に位置付けられました。 曜変天目は、日本にのみ伝世していて、 大徳寺龍光院、静嘉堂文庫美術館、藤田美術館に所蔵される ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.28 Tue 05:40

616.LIXILギャラリー3:田中佐次郎展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリー3(中央区京橋3-6-18)では、 田中佐次郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 〜陶禅一如(とうぜんいちじょ)〜。 朱雲茶垸 。 大きく面が取られ、 稜線が縦にくっきり通り、 面による陰影が交互する幾何学的な造形。 下地に透明釉が掛かり、 艶やかなベースができた上に、 イチゴジャムのようなねっとりとした 釉薬が滴り、 その中には細かい雪のような粒が群れて舞っています。 作品というより出来事と呼びたくなるこの事...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.24 Fri 05:12

615.しぶや 黒田陶苑:笑庵 柴山利彌展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 笑庵 柴山利彌展。 会場風景。 季節のお菓子「初かつを」をいただきますした。 ※かつおの切り身を表現した、 ういろう製の葛を使った蒸し羊羹。 いつものういろうよりも フルっとして瑞々しく、爽やかな食感。 口が美味しく甘くなったところで、 しっかりと点った濃い目の抹茶を、 柴山利彌作の小ぶりな信楽茶碗で喫みました。 最後に一期一会で脳裏に焼き付けるべく、 気持ちを入れて鑑賞しました。 隣には柴山...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.21 Tue 08:11

614.穴窯陶廊 炎色野:大森礼二作陶展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、大森礼二作陶展。 会場風景。     会場に、作品と並んで、 作品と一緒に見てくれと言わんばかりに、 桃山志野の写真集が置いてありまして、 筆者も思わず手に取って、 慶長年間の桃山茶陶の花「志野」の、 国宝級名品をしばし鑑賞しました。   それらは、現在の視点で捉えても、 モダンでアバンギャルドでいながら端正で、 ああ、ここで日本の陶芸の純粋培養が始まったのだなと、 ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.06 Mon 09:01

613.SILVER SHELL:市川 透 展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、市川 透 展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーGlorious Transformationー。 実際、茶事で使おうと(使ってもらおうと)すれば、 花器はなんとかなりますが、 茶碗や水指はかなりの工夫や努力が必要になります。 とはいえ、茶の湯において、 「見立て」は重要な美意識の一つですので、 特に茶碗ではなく、 たまたま器になるオブジェを茶碗に見立て、 それで茶を点て、飲んでも構わないというか、 その事態を亭主と連客で喜ん...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.01 Wed 06:08

612.吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 国立新美術館(港区六本木7−22−2)では、 「吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵」の特別公開。 吉岡徳仁デザインによる「ガラスの茶室ー光庵」は、 2011年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて発表し、 2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され 大きな話題となりました。 今回は、国立新美術館正面入り口前の広場に設置され、 一般公開されています。 周囲には、パリのオルセー美術館にコレクションされている ガラスのベンチ「Water Block」も併せて展示さ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.04.27 Sat 05:28

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