[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 笑庵 柴山利彌展。 会場風景。 季節のお菓子「初かつを」をいただきますした。 ※かつおの切り身を表現した、 ういろう製の葛を使った蒸し羊羹。 いつものういろうよりも フルっとして瑞々しく、爽やかな食感。 口が美味しく甘くなったところで、 しっかりと点った濃い目の抹茶を、 柴山利彌作の小ぶりな信楽茶碗で喫みました。 最後に一期一会で脳裏に焼き付けるべく、 気持ちを入れて鑑賞しました。 隣には柴山...
お茶を楽しむ生活 | 2019.05.21 Tue 08:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、大森礼二作陶展。 会場風景。 会場に、作品と並んで、 作品と一緒に見てくれと言わんばかりに、 桃山志野の写真集が置いてありまして、 筆者も思わず手に取って、 慶長年間の桃山茶陶の花「志野」の、 国宝級名品をしばし鑑賞しました。 それらは、現在の視点で捉えても、 モダンでアバンギャルドでいながら端正で、 ああ、ここで日本の陶芸の純粋培養が始まったのだなと、 ...
お茶を楽しむ生活 | 2019.05.06 Mon 09:01
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、市川 透 展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーGlorious Transformationー。 実際、茶事で使おうと(使ってもらおうと)すれば、 花器はなんとかなりますが、 茶碗や水指はかなりの工夫や努力が必要になります。 とはいえ、茶の湯において、 「見立て」は重要な美意識の一つですので、 特に茶碗ではなく、 たまたま器になるオブジェを茶碗に見立て、 それで茶を点て、飲んでも構わないというか、 その事態を亭主と連客で喜ん...
お茶を楽しむ生活 | 2019.05.01 Wed 06:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 国立新美術館(港区六本木7−22−2)では、 「吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵」の特別公開。 吉岡徳仁デザインによる「ガラスの茶室ー光庵」は、 2011年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて発表し、 2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され 大きな話題となりました。 今回は、国立新美術館正面入り口前の広場に設置され、 一般公開されています。 周囲には、パリのオルセー美術館にコレクションされている ガラスのベンチ「Water Block」も併せて展示さ...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.27 Sat 05:28
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17)では、 辻村塊 百碗展。 会場風景。 文字通り100碗あるそうで、 ざっと15種類ほどのスタイルで造り分けられています。 例えば、志野茶碗には、 志野茶碗と名乗るための厳しい規範と、 志野茶碗となった後の無限の自由な広がりの両面が、 一つの茶碗に体現されるという不思議さが、 茶の湯の道具としての茶碗の醍醐味です。 確かに、鍛錬された腕と、 独自で、湧き水のように枯渇しない感性が、 一人の作陶家に宿れば、...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.26 Fri 05:19
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 池西剛作陶展。 会場風景。 1961年生まれの池西剛(いけにし ごう)は、 日本、韓国、中国の古陶磁を学び、 1993年今治市に五連房の登窯を築窯。 以降個展にて作品を発表してきました。 黄野茶碗。 志野ではなく黄野。 厚みがあって、 手取りがズシリと重い感覚は志野ですが、 野趣、茶味の方向性はずいぶん異なります。 半筒形の穏やかな造形に、 無造作な感じの梅花皮やへら跡で、 変化や動き...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.23 Tue 08:40
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリー3(中央区京橋3-6-18) では、西中千人(ニシナカユキト )展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー呼継ー。 金継ぎ(きんつぎ)と呼ばれる 割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を 漆によって接着し、 金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法があります。 茶の湯が隆盛を迎える、 室町時代に始まったと言われ、 茶道具においてはポピュラーな技法です。 修理の結果である継ぎ目を 「傷跡」というネガティブ要因ではなく、 「景...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.22 Mon 05:38
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15 )では、 田井将博 作品展(ガラス)。 花見も終われば、 一気に暖かくなり、 ガラスの器が目に心地よい季節の到来です。 ガラス工芸はその透明さをどう生かされているかが、 鑑賞のポイントであり、 実際に日常の道具として使うときの、 楽しみになります。 このガラス作家は、 レースの様な繊細な編柄のリボンを、 ガラスの厚みの中に漂わせています。 器はレースを躍らせる舞台となり、 透明ガラスは、 レースを永遠に凍...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.19 Fri 04:52
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、 内田裕子 陶展。 会場風景。 一通り、手に取り仔細に眺めれば、 心地よい疲労感が残ります。 充分に尽くされた手仕事は、 観る側を、手入れの行き届いた世界に招いてくれます。 これらは眺めるだけの美術品ではなく、 日常使いの道具なのであるという事実は、 優れた工芸の奥行きの深さを教えてくれます。 造形は、掌を感じさせるぽってりとした厚みの、 ゆるく、柔らかなフォルムですが、 手に取れば意外なほどの軽...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.16 Tue 10:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 織部 小山智徳展。 会場風景。 450年ほど前の前衛アート織部。 沸き起こった当時はアバンギャルドでも、 さすがに500年近く経てば、 保守的な伝統工芸への宗旨替えは宿命のようですが、 作家の技量と理解のスタンスによって、 前衛アートであり続けるか、 伝統工芸に納まるかに分かれる、 という懐の深さが織部の面白味です。 技法や形態だけで理解すれば、 いかにもな、織部がもれなく出来上がりますし、 織部...
お茶を楽しむ生活 | 2019.04.13 Sat 13:32
全977件中 151 - 160 件表示 (16/98 ページ)