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お茶を楽しむ生活
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自宅でお茶を楽しむための、インテリア、プランニングの工夫を紹介します。
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618.銀座 日々:荒川尚也 作品展(ガラス)

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 荒川尚也 作品展(ガラス)。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー石に咲く花ー。 「石に咲く花」 ガラスは砂(珪砂)を熔かして成型したものですから、 石の姿を変えたものという捉え方をすれば、 ガラスの花器に挿された花は、 「石に咲く花」なのでしょう。 ガラスは主に器になって、 何かを湛える母体になりますから、 自然の一部という理解もできそうです。 このガラス作家の器には 小さな気泡がたくさん舞っていて、 ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.06.01 Sat 05:01

617.しぶや 黒田陶苑:曜変天目 瀬戸毅己展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 曜変天目 瀬戸毅己展。 会場風景。 中国南宋時代(12-13世紀)に、 福建省の建窯(けんよう)で焼かれた天目茶碗を建盞(けんさん)と呼びます。 大量に焼かれた建盞のうち、 窯内で偶然に美しい結晶が生じたものを​曜変天目と呼びます。 唐物全盛の室町時代には、 茶碗の中で最高峰に位置付けられました。 曜変天目は、日本にのみ伝世していて、 大徳寺龍光院、静嘉堂文庫美術館、藤田美術館に所蔵される ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.28 Tue 05:40

616.LIXILギャラリー3:田中佐次郎展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリー3(中央区京橋3-6-18)では、 田中佐次郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 〜陶禅一如(とうぜんいちじょ)〜。 朱雲茶垸 。 大きく面が取られ、 稜線が縦にくっきり通り、 面による陰影が交互する幾何学的な造形。 下地に透明釉が掛かり、 艶やかなベースができた上に、 イチゴジャムのようなねっとりとした 釉薬が滴り、 その中には細かい雪のような粒が群れて舞っています。 作品というより出来事と呼びたくなるこの事...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.24 Fri 05:12

615.しぶや 黒田陶苑:笑庵 柴山利彌展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 笑庵 柴山利彌展。 会場風景。 季節のお菓子「初かつを」をいただきますした。 ※かつおの切り身を表現した、 ういろう製の葛を使った蒸し羊羹。 いつものういろうよりも フルっとして瑞々しく、爽やかな食感。 口が美味しく甘くなったところで、 しっかりと点った濃い目の抹茶を、 柴山利彌作の小ぶりな信楽茶碗で喫みました。 最後に一期一会で脳裏に焼き付けるべく、 気持ちを入れて鑑賞しました。 隣には柴山...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.21 Tue 08:11

614.穴窯陶廊 炎色野:大森礼二作陶展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、大森礼二作陶展。 会場風景。     会場に、作品と並んで、 作品と一緒に見てくれと言わんばかりに、 桃山志野の写真集が置いてありまして、 筆者も思わず手に取って、 慶長年間の桃山茶陶の花「志野」の、 国宝級名品をしばし鑑賞しました。   それらは、現在の視点で捉えても、 モダンでアバンギャルドでいながら端正で、 ああ、ここで日本の陶芸の純粋培養が始まったのだなと、 ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.06 Mon 09:01

613.SILVER SHELL:市川 透 展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、市川 透 展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーGlorious Transformationー。 実際、茶事で使おうと(使ってもらおうと)すれば、 花器はなんとかなりますが、 茶碗や水指はかなりの工夫や努力が必要になります。 とはいえ、茶の湯において、 「見立て」は重要な美意識の一つですので、 特に茶碗ではなく、 たまたま器になるオブジェを茶碗に見立て、 それで茶を点て、飲んでも構わないというか、 その事態を亭主と連客で喜ん...

お茶を楽しむ生活 | 2019.05.01 Wed 06:08

612.吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 国立新美術館(港区六本木7−22−2)では、 「吉岡徳仁 ガラスの茶室ー光庵」の特別公開。 吉岡徳仁デザインによる「ガラスの茶室ー光庵」は、 2011年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて発表し、 2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され 大きな話題となりました。 今回は、国立新美術館正面入り口前の広場に設置され、 一般公開されています。 周囲には、パリのオルセー美術館にコレクションされている ガラスのベンチ「Water Block」も併せて展示さ...

お茶を楽しむ生活 | 2019.04.27 Sat 05:28

611.銀座一穂堂サロン:辻村塊 百碗展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17)では、 辻村塊 百碗展。 会場風景。 文字通り100碗あるそうで、 ざっと15種類ほどのスタイルで造り分けられています。 例えば、志野茶碗には、 志野茶碗と名乗るための厳しい規範と、 志野茶碗となった後の無限の自由な広がりの両面が、 一つの茶碗に体現されるという不思議さが、 茶の湯の道具としての茶碗の醍醐味です。 確かに、鍛錬された腕と、 独自で、湧き水のように枯渇しない感性が、 一人の作陶家に宿れば、...

お茶を楽しむ生活 | 2019.04.26 Fri 05:19

610.穴窯陶廊 炎色野:池西剛作陶展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活   穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 池西剛作陶展。 会場風景。 1961年生まれの池西剛(いけにし ごう)は、 日本、韓国、中国の古陶磁を学び、 1993年今治市に五連房の登窯を築窯。 以降個展にて作品を発表してきました。   黄野茶碗。 志野ではなく黄野。 厚みがあって、 手取りがズシリと重い感覚は志野ですが、 野趣、茶味の方向性はずいぶん異なります。 半筒形の穏やかな造形に、 無造作な感じの梅花皮やへら跡で、 変化や動き...

お茶を楽しむ生活 | 2019.04.23 Tue 08:40

609.LIXILギャラリー3:西中千人展

JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 LIXILギャラリー3(中央区京橋3-6-18) では、西中千人(ニシナカユキト )展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー呼継ー。 金継ぎ(きんつぎ)と呼ばれる 割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を 漆によって接着し、 金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法があります。 茶の湯が隆盛を迎える、 室町時代に始まったと言われ、 茶道具においてはポピュラーな技法です。 修理の結果である継ぎ目を 「傷跡」というネガティブ要因ではなく、 「景...

お茶を楽しむ生活 | 2019.04.22 Mon 05:38

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