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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 渋谷ヒカリエ8/ CUBE 1,2,3では、上出長右衛門窯展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーKUTANI CONNEXIONー。 来年140 年を迎える九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」。 六代目にあたる上出惠悟は、 定番と伝統に頼らず、 定番と伝統との相乗効果を図る新しいデザインを試みます。 作風から「遊び心」「軽妙洒脱」と称されますが、 発想や美的感性の方向性が、 第三者にはたまたまそのように見えるだけで、 作家本人達は、 そこが目的ではなく、 革新性と作家性、...
お茶を楽しむ生活 | 2018.10.08 Mon 09:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 古松淳志作陶展。 会場風景。 井戸茶碗が印象深かったです。 棚に置かれているだけで、 深い世界観を湛えています。 見込みを覗くと、 枇杷色がグラフィカルに変化しています。 人の手によるものとは思えない複雑な貫入ですが、 それがいい感じ、というのも不思議です。 胴の上から下まで残された、 6段ほどのロクロ目に作陶家の デザインセンスというか、粘りが現れます。 胴に柔らかなカーブを持たせず、 直線...
お茶を楽しむ生活 | 2018.10.07 Sun 09:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、長板一ツ置で、濃茶、薄茶点前。 風炉の最後の月、10月は中置。 前回は大板を使い、今回は長板。 五行棚も含め、特に使い分けの根拠はありませんが、 それぞれ雰囲気が異なりますので、 限定された短い季節の中で、 色々と楽しみたいものです。 濃茶の準備。 点前の流れや道具の配置は、 大板と共通ですが、 板の幅、奥行きが異なりますので、 ごく自然に見えるような、 板に見合った働き、配慮が必要です。 最後の荘り残し。 ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.10.03 Wed 10:18
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17 )では、 「月夜の茶会」茶道具展。 会場風景。 来年の宮中の歌会始の勅題「光」をテーマに、 実力派作家の作品が並びます。 茶道具と「光」。 茶室の障子を通った、 柔らかい薄暗さのなかで 道具たちはどんな美しさを魅せるか。 自然の光の濃淡と、 地味だけど丁寧に作られた数少ない道具の組み合わせにより、 茶室では、 美しく味わいある時間、空間が創造されます。 西田宣生 大塚茂吉 ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.09.29 Sat 09:58
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 急須でお茶を淹れたとき、ふわふわと水面にホコリのようなものが浮いている。 そんな経験をされたことはありませんか? これ、ホコリではありません。 「毛茸(もうじ)」と呼ばれるもの。 その茶葉が、高品質な新茶であることを表しています!! 毛茸の正体は、茶葉の裏側にあるうぶ毛です。 新しい芽を守るため、ついているもので、 茶葉の成長に伴い、その役目を終え、次第になくなっていってしまいます。 つまり、お茶を淹れたときに毛茸が浮かぶ……ということは...
主婦こまきがススム お茶への道 | 2018.09.21 Fri 15:56
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 名残の季節シリーズとして、 先週は玄々斎好み「五行棚」で中置の稽古をしましたが、 今回は大板を使います。 「火の恋しい時期なので」 火を近付け、水を遠ざけるというコンセプトは同じですが、 風炉だけが点前畳の中央に据えられる インパクトというか、清々しさには 独特の雰囲気があります。 ここまで風炉がメインになれば、 炉の長板一つ置きにおける水指のような 「独壇場」感が醸し出されますが、 何の独壇場かといえば、 風炉や釜ではなく、 「火」そのもののよ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.09.16 Sun 05:21
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は風炉で台天目点前の稽古。 仮に、珈琲道というものを発想し、 淹れ方、飲み方、豆の種類、 及び、カップや道具類にからむ、 「コーヒーを淹れ、飲む」行為が進行する 時間、空間そのものを総合芸術に仕立て、 教本を作成しても、 お客さんに供することを前提としない、 純粋に、淹れるための淹れ方というのは、 有り得ないし、採用されないと思われます。 驚くべきことに、 茶道の点前作法種目には、 遊びに来たお客さんに、 「今日はコーヒーじゃなく、気分を変え...
お茶を楽しむ生活 | 2018.09.15 Sat 05:36
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、 三藤るい作陶展。 会場風景。 唐津の若き女性陶芸家 三藤るい。 2006年有田窯業大学卒業後、川上清美氏に師事、 2009年唐津市に登り窯を築き独立しています。 他の産地に対する唐津焼の独自性でもある、 土や釉薬、技法の違いによる、 様々な種類の茶碗が並びます。 それぞれの特長を生かした作陶というより、 様々な種類は創作の出発点にすぎず、 ここまで来てしまった、 でも、唐津のエッセンスはしなやかに息...
お茶を楽しむ生活 | 2018.09.11 Tue 08:24
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は五行棚を使った 濃茶点前、薄茶点前。 正月から夏休みまでの長さに対して、 夏休みから正月(クリスマス)まではあっという間です。 台風21号が過ぎて、酷暑が戻ってうんざりですが、 すぐに気持ちの良い秋になり、 すると、秋を満喫する間もなく、 手袋やマフラーの冬がすぐにやってきます。 茶道はそんな季節の移り変わりを、 半歩先くらいで視覚化してゆきます。 中置きは、時々寒い日が巡りくる頃に、 炭の火をお客様に近づけるため、 風炉を畳の真ん中に寄...
お茶を楽しむ生活 | 2018.09.05 Wed 12:34
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 ベルント・フリーベリ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー北欧モダニズムと遊ぶー。 ベルント・フリーベリ / Berndt Friberg (1899-1981) 1950年代を中心に活躍した、 スウェーデンを代表する陶芸家です。 会場には淡く美しい発色の、 繊細でシンプルな器が並びます。 独特なフォルムには、 これしかないといった感じの肌合い、色です。 一体どんな方法で轆轤で引き上げたのか 想像を絶しますが、 鋭い...
お茶を楽しむ生活 | 2018.07.31 Tue 05:30
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