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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 第25回記念展示 丸田宗彦展。 会場風景。 しぶや 黒田陶苑における初個展から25年目の今年は、 第25回記念展。 前半の第一部は、酒器・食器の展示。 今回の第二部では、壷・茶盌・水指が展示されます。 茶碗の完成度とは何か。 何をもって完成とするのか。 一碗づつ手に取り、 矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)眺めても、 答えらしきものが目の前にあるのに、 さすがに、言葉にはなりません...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.29 Sun 05:12
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 Gallery 一客(渋谷区神宮前4-7-3)では、 深谷 泰 陶展。 会場風景。 イッチン描きという技法がありまして、 イッチンとは、スポイト型の筒のことで、 この中に泥漿や釉薬を入れて、 絞り出して絵付けをしてゆきます。 結果、平らな器面に描かれた絵や模様は、 盛り上がっています。 ハスやサトイモの葉っぱの表面の 朝露の水玉が、とても美しく感じられるように、 そのわずかな盛り上がりと輝きは、 器面に、 儚い美しさと、生命感を与えるようです...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.24 Tue 05:42
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 杉島大樹 作品展。 会場風景。 鉄・銅・ステンレス・錫・真鍮など様々な素材の個性。 漆を施すことで、日常使いにも配慮されています。 金工は、作家によって、 かくも柔らかい表情を見せるのだという実感。 垣間見える薄さ、鈍い反射によって、 頭の隅では素材が金属であることを理解していますが、 受ける印象は素材感を離れ、 一つの造形物として受け止めています。 金属なので、 極限の正確さ、シャープさを狙えるも...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.21 Sat 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(東京都中央区京橋2-10-10)では、 卯月の宴 展。 会場風景。 加藤委、山田晶、若尾経、氏家昂大、 4人の気鋭、現役作陶家による 茶碗の競演。 貫入の神秘、若尾経。 貫入に銀彩や色漆を施す氏家昂大。 赤地に黒が厳しく配される山田晶。 深く透明な水色の加藤委。 対比の妙というか、 相乗効果というか、 揺るがない美的感性に裏打ちされた 異なる作風が並ぶと、 お互いの個性が際立つなあ、とは素直な感想。 象牙瓷( ぞうげじ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.20 Fri 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、織部 小山智徳展。 会場風景。 造形、絵付け、釉掛け、窯変という変数が、 それぞれの領域で強く自己主張しながら、 渾然一体となって、 たった一つの「出来事」として、 日常のこの場にあるという、 驚きというか、恍惚が、 織部だなあ、と、 わくわくしながら会場を回り、 茶碗を手に取るのでした。 優れた道具は、 作家の感性の体現により、道具の枠を超える。 そんな印象でした。 青織部七角...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.16 Mon 05:01
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、4月限定の透木釜で初炭の稽古。 暖かくなり、炉の終わりの季節になると、 暖かさより、涼しさがありがたくなります。 お客さんに暑さを感じさせないように、 炭火が見えないように考えられた透木釜を使います。 透木釜は、平たくて羽がついてる釜。 この羽を炉壇に引っ掛けます。 釣釜と同じく五徳はありません。 炉壇に直接置くわけにはいかず、空気の流れも配慮したいので、 左右に拍子木のような形の木を置いて釜を乗せます。 この木を透木と呼ぶので、透...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.11 Wed 04:55
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 穴窯陶廊 炎色野(渋谷区渋谷2-7-14)では、小島陽介作陶展。 会場風景。 伊賀の作陶家 小島陽介(こじま ようすけ)。 1976年 三重県阿山町に生まれる。 父・小島憲二に師事、伊賀にて作陶後、 2003年 独立・築窯。 今年、新たに穴窯を作りなおしての初窯作品です。 新しい煉瓦は、炎を吸収して、 使い込んだ穴窯とは微妙に勝手が違い、 想定外の仕上がりになることがあるそうです。 では、それが駄目かというと、 意外とそうではなく、 それはそれで、...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.10 Tue 05:34
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、中野欽二郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー李朝・伊万里の探究ー。 李朝白磁は、 李朝時代(14世紀末〜20世紀初)に作られた焼き物。 「素朴の美」として韓国でも屈指の優美の一つです。 一方で、日本へ連れ帰られた朝鮮人陶工たちを始祖とする、 1616年〜1650年代に焼かれた有田焼のことを 「初期伊万里」といいます。 李朝白磁を模範としていますが、 次第に、日本人好みの枯淡の味わい、温かみが加わります。 ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.09 Mon 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17 )では、桜咲く三人展。 会場風景。 市野雅彦・渡辺愛子・桑田卓郎の3人展。 3回に分けて紹介します。 最後は渡辺愛子。 焼締め陶である伊賀・信楽の女性作陶家である 渡辺愛子の作陶展は、 筆者は、渋谷の「穴窯陶廊 炎色野」で、 毎年4年連続で鑑賞していて、 馴染みある作陶家です。 伊賀茶碗は自家薬籠中の物で、 さすがに隅々まで造り込まれていますが、 黒茶碗は筆者にとっては初見で、 渡辺愛子の手に...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.08 Sun 05:09
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座一穂堂サロン(中央区銀座1-8-17 )では、桜咲く三人展。 会場風景。 市野雅彦・渡辺愛子・桑田卓郎の3人展。 3回に分けて紹介します。 2回目は市野雅彦。 一昨年の年の瀬、 LIXILギャラリー GALLERY3 (中央区京橋3−6) で鑑賞した、 「市野雅彦展ー土のおもむくままー」 のイメージが蘇ります。 (http://monyaart.jugem.jp/?eid=2264) 先の桑田卓郎と同じく、 同じ作家における、 アートと工芸の二面性、 あるいは、それ...
お茶を楽しむ生活 | 2018.04.07 Sat 05:22
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