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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活十畳半シリーズの1回目。※丸畳九畳と半畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 弘仁亭(こうにんてい)根津美術館は、東武鉄道の創始者である先代根津嘉一郎によって、 昭和15年(1940)創立され、翌年開館しました。自然の趣の深い庭園があり、 創立者の根津嘉一郎は茶の湯をいそしんだ関係で、茶道具の収集も多く、茶室も庭園内に4つあります。弘仁亭は明治末に村井吉兵衛が造立したもので、昭和31年現地に移築されました。■好み:村井吉兵衛■広さ:...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.21 Tue 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活十畳シリーズの5回目。※丸畳九畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 花月樓(かげつろう) 文京区向ヶ丘弥生町にある、江戸千家宗家内に復元されている茶室です。その名の通り、流祖・川上不白が、師の如心斎(表千家七世)とともに考案した、時代即応の新稽古法「七事式」を執行するのに適した造りとなっています。不白は「七事式」を最大限に使って、江戸の地で千家の茶の湯を広めていったのです。■好み:川上不白■広さ:十畳 床脇■八炉区分:四畳半切本勝手■床の間位...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.20 Mon 05:30
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 十畳シリーズの4回目。 ※丸畳九畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 宝松庵(ほうしょうあん) 国立京都国際会館の庭園に建つ茶室。 十畳の広間とそれに隣接する立礼席と小間席から成り、 全体的にたいへん開放的な設計になっています。 宝ケ池の「宝」と、 寄贈者である松下幸之助氏の「松」の二文字を頂き、 「宝松庵」と名づけられています。 ■好み:不詳 ■広さ:十畳 床脇 ■八炉区分:四畳半切本勝手 ■床の間位置:風炉先横床 ■類似間...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.19 Sun 05:24
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 十畳シリーズの3回目。 ※丸畳九畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 不昧軒(ふまいけん) 護国寺(ごこくじ)は、東京都文京区大塚五丁目にある 真言宗豊山派の寺。 実業家・茶人として知られる高橋義雄(箒庵)は、 護国寺の檀家総代を務め、 大正から昭和初期にかけて境内の整備を行いました。 大正十四年の歳末、松平不昧公の墓所が護国寺境内に出来た折に、 松平家から墓門、蹲石、石灯籠が寄付されました。 そこで高橋箒庵は不昧公を記念する茶...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.18 Sat 05:08
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 十畳シリーズの2回目。 ※丸畳九畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 紅松庵(こうしょうあん) 紅葉渓庭園(もみじだにていえん)は、 和歌山城内にある風雅な庭園です。 徳川頼宣が西の丸御殿に築いたものです。 紅松庵は、紅葉渓にある茶室。 昭和48年に和歌山市の名誉市民である 故松下幸之助氏が市に寄贈したものです。 ■好み:不詳 ■広さ:十畳 床脇 ■八炉区分:四畳半切本勝手 ■床の間位置:上座床 ■類似間取りの茶室:桂昌殿・清廉亭・神...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.17 Fri 05:13
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 十畳シリーズの1回目。※丸畳九畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 残月亭(ざんげつてい)表千家の書院。利休の聚楽屋敷の色付書 院を縮小して、少庵が建てたと伝わります。色付九間書院に秀吉の御成があった時、彼は上段のかど柱にもたれ、屋根裏の突上窓から名残りの月を眺めたという逸話から、今も上段の柱を太閤柱と呼んでいます。明治の火難後、同42年に忠実に再現されています。■好み:利休・少庵■広さ:十畳 書院■八炉区分:四畳半切本勝手■床の間位置:上段式...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.16 Thu 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は和巾点の稽古。慶応1年(1865)、玄々斎が56歳の時、玄々斎は孝明天皇に献茶をします。その後、披露の茶会を1月19日に抛筌斎で行います。そこで和巾点(わきんだて)という点前を復興します。御献茶の時に残ったお茶を披露茶会でいただく時、内側に箔を塗った木地中次を使います。それを、献残中次といいます。利休が茶器に古袱紗を敷いてお点前をした所作を復興させて、和巾点という点前を考案しました。2年後の慶応3年(1867)に大政奉還となり、翌年、1868年に明治...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.15 Wed 17:40
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 九畳シリーズの2回目。※丸畳八畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 有合庵(うごうあん)江戸時代末期に、名古屋市の昭和美術館には庭園に、南山寿荘と有合庵の二つの茶室が移設されています。南山寿荘は、「捻駕籠席」※98回で紹介と「九畳広間」※146回で紹介を有しています。もう一つの茶室「有合庵」は、十四山村から移築されました。素封家・佐野家の茶席と伝わります。■好み:不詳■広さ:九畳 床脇■八炉区分:四畳半切本勝手■床の間位置:客座下座床■類似間取り...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.15 Wed 05:31
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活九畳シリーズの1回目。※丸畳八畳の客座と丸畳一畳の点前座で構成された茶室のことをいいます。 南山寿荘広間(なんざんじゅそうひろま)江戸時代末期に、尾張藩の家老渡辺半蔵規綱の別邸に設けられた茶室と広間を、昭和美術館設立者、後藤幸三が昭和10年に現在の地に移築し、昭和53年より昭和美術館が管理しています。渡辺規綱は裏千家玄々斎の実兄でもあり、又日庵と号して風流三昧の日々を送りました。「南山寿荘」はその舞台です。二階に九畳広間席があります。■好み:渡辺規綱■広さ:九畳 地袋...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.14 Tue 05:29
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活八畳半台目シリーズの1回目。※丸畳八畳、半畳、台目畳一畳で構成された茶室のことをいいます。 伯泉亭(はくせんてい)奈良市にある旧佐伯邸は、平成元年10月に86歳で亡くなった近畿日本鉄道の佐伯勇名誉会長が晩年まで暮らした家です。昭和40年に村野藤吾氏の設計で建てられました。別棟の茶室「伯泉亭」は表千家残月亭が参照された、八畳半台目の広間茶席です。■好み:村野藤吾■広さ:八畳半台目 付書院・中板■八炉区分:四畳半切本勝手■床の間位置:上段式風炉先床■類似間取りの茶室:なし「...
お茶を楽しむ生活 | 2014.10.13 Mon 05:05
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