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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活一畳台目シリーズの9回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。暮雨巷(ぼうこう)「018」の二畳半台目シリーズの3回目で紹介した「暮雨巷」に移築、連結された、一畳台目席があります。■好み:不詳■広さ:一畳台目 中板・中柱■八炉区分:向切逆勝手■床の間位置:下座壁床■類似間取りの茶室:なし「暮雨巷で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。一客一亭にて。■間取り概略。下座壁床、中板入りの一畳台目席。向切の逆勝手で中柱を立てます。床を構えない分、...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.15 Fri 05:03
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 今日は、平水指で濃茶の稽古。平水指は、口が広いので、蓋を開けると水面が多く見え、いかにも涼しげで、夏の点前向きです。共蓋の場合は、風炉先の縁に蓋の中央をもたせかけます。大きな水面。引き続き、薄茶は洗い茶巾で。遠州七窯のひとつ、朝日焼の茶碗に、メダカが泳ぎます。平水指は、替蓋(かえぶた)で。大蓋水指は、畳の上におく場合も、運びつけにしないで、置水指として用います。大蓋(替蓋)の場合、風炉先には立て掛けず、水指の向こう側にもたせかける場合もあります。大きいので...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.14 Thu 15:34
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 一畳台目シリーズの8回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。遺芳庵(いほうあん)京都市高台寺に建つ茶室。吉野太夫こと松田徳子は京都に生まれ、7歳で遊里に預けられました。14歳で二代目吉野太夫の名跡を継ぎ、天下の名妓とうたわれるようになりました。26歳の時に豪商・灰屋紹益(はいやじょうえき)に身受けされ、結婚。彼女は38歳という若さでこの世を去ります。先立った吉野を偲んで紹益が造立したのが、この遺芳庵であるといわれます。■好み:吉野太夫 伝■広さ:一...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.14 Thu 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 一畳台目シリーズの7回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。官休庵(かんきゅうあん)武者小路千家の代表的な茶室です。利休の曾孫(ひまご)で、武者小路千家の流租一翁の創建になります。現在の官休庵は、大正十五年(1926)、愈好斎の再建によるものです。■好み:一翁宗守■広さ:一畳台目 半板・踏半板■八炉区分:向切本勝手■床の間位置:上座床■類似間取りの茶室:なし「官休庵で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。一客一亭にて。■間取り概略。一...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.13 Wed 05:21
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活一畳台目シリーズの6回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。菅田庵(かんでんあん)菅田庵(かんでんあん)は、島根県松江市の、旧松江藩家老有沢家の山荘(有澤山荘)にある、松平不昧治郷ゆかりの茶室です。有澤山荘は、代々家老職をつとめた有澤家の初代織部直玄が、松江藩祖松平直政から賜った眺望の良い山地の山荘。六代織部弌善(かずよし)の時、山荘内に不昧の指図によって菅田庵と御風呂屋がつくられ、続いて不昧の実弟雪川が設計した向月亭が組み合わされました。■好み:松...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.12 Tue 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 一畳台目シリーズの5回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。清隠(せいいん)京都市下京区にある、島原花街の揚屋だった角屋(すみや)。揚屋建築の唯一の遺構として、国の重要文化財建造物に指定されています。主庭に茶室「清隠」があります。薮内竹心門の一人、安富常通清隠斎が建てました。■好み:安富常通清隠斎■広さ:一畳台目 向斜板■八炉区分:向切本勝手■床の間位置:上座床※龕破(がんわり)床■類似間取りの茶室:なし「清隠で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまい...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.11 Mon 05:10
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 一畳台目シリーズの4回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。花晨亭(かしんてい)神道系の教団、大本(おおもと)の京都府亀岡市の亀山城跡にある「天恩郷(大本本部 亀岡宣教センター)」にある茶室です。■好み:不詳■広さ:一畳台目■八炉区分:向切本勝手■床の間位置:下座壁床■類似間取りの茶室:なし「花晨亭で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。■間取り概略。床無、向板無一畳半の貴重な実例。丸畳一畳の客座と、台目一畳の点前座。向板はなく、床の...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.10 Sun 05:11
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活一畳台目シリーズの3回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。四方庵(しほうあん)山田宗徧が小笠原家に出仕していた時の屋敷にあったと伝える茶室です。鎌倉の宗徧流家元に復元されています。■好み:山田宗徧■広さ:一畳台目 向板■八炉区分:向切本勝手■床の間位置:下座壁床■類似間取りの茶室:反古張席「四方庵で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場面。一客一亭にて。■間取り概略。丸畳一畳の客座と、台目一畳の点前座。向切、壁床、向板、...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.09 Sat 05:07
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活一畳台目シリーズの2回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。金毛窟(きんもうくつ)三溪園は横浜市中区本牧三之谷にある、実業家で茶人の原三溪によって作られた日本庭園です。17.5haの敷地に17棟の日本建築が 配置されています。 金毛窟は月華殿と繋がっている建物で月華殿の脇にひっそりと佇んでいます。 ■好み:原三溪■広さ:一畳台目■八炉区分:隅炉本勝手■床の間位置:下座床■類似間取りの茶室:なし「金毛窟で薄茶を点てる。」の図。※建水を進め、居ずまいを正した場...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.08 Fri 05:04
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活一畳台目シリーズの1回目。※丸畳一畳の客座と台目畳の点前座で構成された茶席。一畳台目は、茶の点前に必要な台目の道具畳と、客が座るに最低限の一畳だけにまで切り詰めた究極の茶室で、茶室の中では最も狭い形式。ここは、一客一亭、一期一会の荘厳な世界。狭さを極めつつ、そこに宇宙的スケールの広がりを感じさせる、茶人のクリエイティブな発想力が試されます。炉の位置、板畳による変化などで、快適な使い勝手や、広く感じさせる工夫の数々。以下、間取りを頼りに、名茶室の疑似体験。今日庵(こ...
お茶を楽しむ生活 | 2014.08.07 Thu 05:04
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