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JUGEMテーマ:野花と草木を詠う ━━━ 万葉の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ むしぶすま 柔(なごや)が下に 臥(ふ)せれども 妹(いも)とし寝ねば 肌し寒しも(藤原麻呂) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 散歩道の菊の奥に生えていた「苧(カラムシ)」 万葉の頃は「蒸(ムシ)」別名は苧麻(チョマ)、マオ。葉の裏が白いので、「ウラジロ」と呼ぶ地域もあります。 古来から、「苧(カラムシ)」は植物繊維を採るために栽培もされてきました。今では丈夫で畑のしつこい雑草として嫌われているようです。 衣類を作...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.10.26 Sun 18:29
━━━ 万葉の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 立ちかはり 古き都と なりぬれば 道のしばくさ 長く生(お)いにけり (万葉集)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今日の植物は「チカラシバ」「シバ」と呼ばれていますが、土手などに生える背の高い雑草です。 万葉の頃の「シバ」というのは今では、野芝と言われるようなものです。 明治以降に入ってきたグランドに生えている芝ではなく背丈が20センチ位の高い草をさします。そして、道端に生えている雑草類も「シバ」と呼ばれていたようです。 「芝居」は、猿楽や田...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.10.19 Sun 15:40
草原で、秋風に揺れる「薄(ススキ)」ススキの花穂が、秋の光に映えています。古事記の八千矛(ヤチホコ)の神とスセリヒメの「合歓の歌」の中でスセリヒメを「一本薄」になぞられています。古代から生育するススキです。 10数年前には、海を渡ってきたセイタカアワダチソウに河原や草原が埋め尽くされてしまうとマスコミでも騒がれたこともありました。その時は、秋の河原や草原は黄色く色づいていました。 年月が経つにつれて、昔から、我が国に生育していたススキのほうが強かったようです。いつのまにか、秋の高原はススキの...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.10.12 Sun 09:18
道端でで大きく育っているジュズダマ(数珠玉)も夏に花が咲いて今は、数珠にならんと実が色づき始めました。ジュズダマ(数珠玉)の別名は「トウムギ(唐麦)」です。 三丁目の夕日の時代の女の子達はジュズダマで遊んでいたと思います。 この季節になると畑の畔道などに行ってこのジュズタマを集めて糸を通してネックレスにしたりお手玉の中身として使ったり、ままごと遊びで、ごはんになったり色々遊んだ思い出を思い起こさせるジュズダマ。熱帯アジア原産の多年草です。 ジュズダマを見つけるとついつい、集めてしまいたくなっ...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.10.05 Sun 15:51
木へんに四季の字を綴ると冬は柊(ヒイラギ)春は椿(ツバキ)夏は榎(エノキ) 秋は、楸(ヒサギ)この字は、ご存知でしたか。私は、知らない漢字でした。それぞれの季節の文字、植物があったのです。 楸(ヒサギ)は、アカメガシワ又はキササゲの古名となっています。平安時代の「和名抄」によると「秋はヒサギ・・・」とでてきます。そのヒサギが何であろうかということで諸説があります。キササゲ説アカメガシワ説江戸時代に貝原益軒が編集した「大和本草」のなかで「楸は ヒサキといい、またカシワと呼ぶ・・・」という説明が根拠とさ...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.09.28 Sun 15:37
秋の花といえば菊ですが 菊が咲きそろう前に、 道端や野原では野菊が 咲きだします。 その中でも、 背が高く紫色の花が 優雅に咲く「シオン」。 背丈は2m以上にもなり 上部で枝分かれをして 分岐した先端に紫色の小花を 散房状に沢山つけます。 一昔前は、紫色のシオンが秋の訪れを知らせていました。 原っぱの片隅に株がひしめき合い、薄紫色で彩られていました。 その薄紫色の花と、シオンという響きが頭に残り 一番早く名前を覚えられた、花の一つです。 今では、農家の畑の片隅や土手などで見かけるだけとな...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.09.21 Sun 15:39
秋の花といえば菊ですが 菊が咲きそろう前に、 道端や野原では野菊が 咲きだします。 その中でも、 背が高く紫色の花が 優雅に咲く「シオン」。 背丈は2m以上にもなり 上部で枝分かれをして分岐した先端に紫色の小花を散房状に沢山つけます。 一昔前は、紫色のシオンが秋の訪れを知らせていました。 原っぱの片隅に株がひしめき合い、薄紫色で彩られていました。 その薄紫色の花と、シオンという響きが頭に残り 一番早く名前を覚えられた、花の一つです。 今では、農家の畑の片隅や土手などで見かけるだけとなり...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.09.21 Sun 15:36
秋の七草、 春の七草は、寒い中から出てきた若葉を 慈しむように、食べる…食べる七草です。 七草粥など、行事の中にも取り入れてられます。 しかし、秋の七草は特に行事は伴っていません。 秋の七草は、あまり派手な花はなく、 夏の終わりから秋の到来をそっと教えてくれるように咲きます。 野の花が咲き乱れている場所を「花野」といいます。 秋風を受けながら 花野で花を眺めて、歌を詠むことを楽しんだものなのでしょう。 秋の七草は、眺める七草といえるでしょう。 その七草が詠まれた歌は多くありますが 秋の七草...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.09.14 Sun 17:00
秋風がたちはじめて 秋の野花もそこここで、目に入るようになりました。 秋の花で一番 知られているのが、 萩(ハギ)の花でしょう。 万葉集で詠まれた 植物の中で、 一番多いのが 萩(ハギ)です。 秋の七草の一つ「萩(ハギ)」です。 ハギの種類は世界にも多くあり、 日本のハギは、中国からの1種が、日本に来ました。 中国から来たハギですが 「萩」の字は、日本で作られた国字です。 何時のころに作られたのでしょう。 この「萩」の字は、万葉集では使われていません。 「和名類聚抄」によると ハギは「鹿...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.09.07 Sun 16:54
空の雲に秋を感じます。 今日は畑の畔道に咲いている、白くて可愛いニラの花。 「韮(ニラ)」は今でも、 食卓によく 登場する野菜です。 特に、中国料理では 餃子にはなくては ならない食材です。 韓国料理でも、 チヂミに入っています。 アジア原産のニラは、 どの国でも 食べられています。 ニラの古名は「コミラ」、「ミラ」 春に柔らかな葉を出し成長します。 ニラには独特の臭みがあります。 その臭みが餃子などにはかかせないのでしょうが… 秋風が立ち始めるころに、その臭みを感じさせない 白い清楚な...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.31 Sun 15:31
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