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野老蔓は花ばかりの写真でした。 そこで、似ているヤマノイモの画像をアップします。 野老蔓の花も可愛いですが ヤマノイモの花も、咲いているのかどうかわからない 小花が涼感を誘います。 もともと、中国雲南省の原産のものです。 中国では紀元前から栽培されていたようで、 日本でも、渡来して栽培されていたというのが奈良時代の頃でしょうか。 今では野生化しているのがほとんどです。 強い生命力は、自然薯とともに培われたものでしょう。 茎は細長く、左巻きに 他の植物にからみつきます。 花の後は、 ...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.29 Fri 09:58
秋の気配が、見られるこの頃 木にまつわりついている、 草も多く見られます。 優しそうな花を咲かせる 蔓性の草、「トコロ」 漢字では、「野老」と書きます。 古名は「トコロヅラ」と云われてます。 ヤマノイモと似ていますが、 このトコロは、 秋のムカゴができません。 牧野富太郎の説では 野老(トコロ)は海老に対する名前だそうです。 野老とは、横に這う根茎があって、ひげ根が多いものを 腰の曲がった老人と見立てています。 海の祝い物の、エビを海老といい、 山の祝い物の、トコロを野老とつけ 共...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.24 Sun 16:47
クズは、真夏の日差しのなか、 大きな葉を茂らせています。 草地があれば、 どこまでもどこまでも 蔓を伸ばしているように見えます。 今では、雑草刈りの一番の ターゲットになっています。
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.17 Sun 14:03
時々行く、里山に朝早く散歩に出かけました。 今年は、雷が多く、 夕方には雨が降りますので 暑い中にも、緑の色が 濃いように感じました。 ふと頭をもたげると、 クヌギの花が 開きかけてます。 古代では、クヌギの実は「ツルバミ・橡」と言われました。 現在では、クヌギの実はどんぐりといわれていますが 古名は、「ツルバミ」です。 このツルバミは、いつの頃から日本のこの地に立っていたのでしょうか。 縄文の頃には、ドングリを食用にしていたらしいですから もう何千年もの間、生えているのです。 古代で...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.10 Sun 16:06
散歩道に、青いつゆ草が咲いています。 道の端っこで、それでも根からあらゆる方向に花をつけて咲いています。 この花の呼び名はたくさんあります。 「つきくさ」、花びらの汁をそのまま衣にすりつけると その衣によく色がつくことから「つきくさ」。 「鴨頭草」は、あの青い色の花びらの形が、 マガモの頭の美しい羽に似ているということで「鴨頭草」。 その他には 「ぼうしばな」 「あいばな」 「おおばな」 「うつしぐさ」 「ほたるぐさ」 などと風雅な名前でも、 呼ばれています。 あの花びらの瑠璃色が、 古...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.08.03 Sun 15:32
暑さの中、朝早く開花するハスの花 私の頭の中には、極楽浄土というイメージが刷り込まれているため ハス畑を通るときの、ハスの葉が揺れる風が 別世界からくる風に思われてきます。 仏教は紀元前500年頃に 出てきます。 インドでは、 ハスの花を多産や 生命誕生の象徴とされ 仏教の教えに習い、 極楽浄土に 見立てられています。 仏教には、ハスの花は なくてはならないものです。 このハスは、中国では仏教が伝わる前から 実用植物として栽培していたと記述が残っています。 万葉の頃はどうだったのでしょう...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.07.27 Sun 06:59
梅雨が明けて、いよいよ夏到来です。 昼間は、 庭の草木は暑い太陽の下で うなだれています。 草は、この暑さで、 ぐんぐん伸びる季節です。 夏は、草が敵に見えてきます。 そんな草のなかで、 どんどん他の木に廻りついている草。 草取りの 最初のターゲットになりそうな草。 「屎蔓(クソカズラ)」 これだけでも、名前のインパクトが強いのに その上に、「屁(へ)」がつき 「屁屎蔓(ヘクソカズラ)」といわれています。 私は、この「屁屎蔓」という名前に出会ったのが、 草などに興味を持ったきっかけとなって...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.07.20 Sun 16:44
すみれは、 浜辺から山野まで、あちこちでかわいい花を咲かせています。 浜辺に咲くイソスミレ 山野に生えるアカネスミレ 人家や野原に生えるスミレも種類はたくさんあります。 もともと根が張り繁殖力は強いですから 多種な品種によって存続させてきたのでしょう。 北の北海道から南の九州まで、同じ種類のスミレが咲いているのも 生命力の強さを感じます。 そんなスミレも 道路の整備とともに 道端にはあまり見られなくなりました。 ちょっと足を延ばした林の片隅などには まだまだ咲いていますが… 今年の4月は、...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.07.18 Fri 19:40
源氏物語でも、 末摘花の邸は、使用人もいなくなり 庭にはヨモギが生い茂っていたとされています。 荒れ果てた屋敷の象徴として ヨモギやヤエムグラが、詠われています。 万葉の頃の八重葎(ヤエムグラ)というのは 現在言われている 金葎(カナムグラ)だとされています。 葎(ムグラ)というのは、 荒れ地に生える 雑草のことを指しています。 金葎(カナムグラ)は、 散歩の途中で、 よく見かけていると思います。 茎が金のように硬いということで ついた名前です。 そして、茎と葉にトゲがあり 硬い茎に触ると...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.07.13 Sun 15:18
梅雨の間に、満開になる紅花 源氏物語にも出てくるように、据摘花(スエツムハナ)と呼ばれています。 原産地は中近東で、 中国から 奈良時代の頃に、 日本でも 栽培されるようになりました。 中国の「呉」の藍ということで 「クレナイ」とも 呼ばれています。 この花は、女性にはなくてはならない花、 名前の通り、この花から、紅をとり、口紅になります。 その他には、食品の着色料に使ったりもします。 天然の着色料です。 種子からは、油が摂れ、紅花油になります。 ヘルシーな油で、かなり高価な油です。 ...
野花や草木の散歩道で一句 | 2008.07.06 Sun 17:10
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