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ゴーギャンをモデルにした物語ということで、発表当時大ベストセラーになったそうです。 美を創造するために全てをなげうったストリックランドの人生を知人である作家が回想するという構成のため、画家の美に対する価値観、創造の苦悩を読者が直接窺うことは叶いません。あくまでも、他人の目に映る破天荒な行動からその胸の内を察するほかないのです。没後に評価されなければ彼の情熱は簡単に忘れ去られたことでしょう。 むしろ最も丁寧に描かれていたのは、ストリックランドの才能を最初に発見した画...
Un gato lo vio −猫は見た | 2026.01.03 Sat 12:11
義和団事件鎮圧のため、連合軍の兵士として中国に赴いたワロージャ。故郷で彼の帰りを待つサーシャ。 この二人の手紙が交互に現れる展開ですが、どちらも相手の書いた内容に一切言及していません。一方的に想いのたけを記しているだけなのです。しかも、途中でサーシャはワロージャ戦死の報せを受け取とることになり、どうやらこの手紙は互いの元に届いていないのだな、と察せられます。 でも、この仕掛けは特に重要なものではなく、手紙に記された2つの人生の苦闘ぶりに素直に想いを馳せれば良いように思います。 妻子ある...
Un gato lo vio −猫は見た | 2026.01.03 Sat 11:54
1969年、学生運動の終焉を予感させたこの年、主人公雪森厚雄と池端和香子は新幹線爆破事件の犯人として誤認逮捕され、それから9年の月日を刑務所で苦悩のうちに過ごすことになります。 冤罪を晴らすために検察側に立ち向かう人たちの物語が縦軸ですが、関係者の人生がそれぞれ織り込まれ、さらに人間というものの本質や社会の在り方にまで加賀さんの関心は及び、非常に読み応えがありました。 中でも雪森が獄中で記した「告白」はそれだけでも1冊の小説になり得る内容で、私にとってはこ...
Un gato lo vio −猫は見た | 2026.01.03 Sat 11:47
12月の読書メーター 読んだ本の数:4 読んだページ数:1042 ナイス数:59 積読解消は2冊。今年はもう少し読まなくちゃ。 過疎ビジネス (集英社新書)の感想 新聞の書評で知ったんだったかな。読み始めて、うちが今年ふるさと納税で寄付した福島県国見町の話だと気づいた。小さな町では人手も資金も足りないし大変だろうと寄付したけど、不足して思考停止になってるところを質の悪いコンサルに狙われてしまったのか。自分たちの町は自分たちで考えないと他人にいいようにされてしまう。公務員は全体の奉仕者、議会は権力を監視す...
結婚備忘録 〜初心忘るるべからず | 2026.01.02 Fri 16:01
JUGEMテーマ:読書 昨年12月29日の月曜日。旭川市宮前の「コーチャンフォー旭川店」での購入本4冊の記録です。 ? 『深川安楽亭』(山本周五郎/新潮文庫) 先日読み終えた『寝ぼけ署長』が面白かったので…。「著者最後の作品となった『枡落し』他、珠玉の12編を収録」とのこと。 ? 『四色の藍』(西條奈加/PHP文芸文庫) 「PHP文芸文庫15周年」の企画らしく、ユニークなカバー表紙でしたので、購入済みかもしれないなぁとも思いながらの購入です。それによれ...
北海道・最東端からの不定期通信 | 2026.01.01 Thu 16:02
12月の読書メーター読んだ本の数:12読んだページ数:4002ナイス数:5943ひらやすみ (2) (ビッグコミックス)の感想2025年、最後の一冊。2009年1月の読メ登録から数えて、どうやら1910冊目。極端に遅読な私なので、年数のわりにそう多くはないのだが。ドラマが面白かったので、順次買い揃えつつ(もったいなので)ちょっとずつ読み進めての第2作。「まな板とシマアジ」から「阿佐ヶ谷七夕祭りの乱!」などを経て「ヒロト君のお仕事」までの10話。改めて原作の良さとそれを尊重してのドラマの愉しさを実感した次第。「紅...
北海道・最東端からの不定期通信 | 2026.01.01 Thu 10:19
JUGEMテーマ:読書 12月27日の土曜日。富良野市新富町、国道237号沿いの「GEO富良野店」での購入本2冊の記録です。 ? 『月の立つ林で』(青山美智子/ポプラ文庫) 久々に買ってみた青山美智子。「見えない繋がりが心震わす連作短編集」で5編を収録。 ? 『ひらやすみ 4.』(真造圭伍/小学館) ただいま順次買い揃え中です。
北海道・最東端からの不定期通信 | 2025.12.31 Wed 09:08
JCペニーの支店長を務めていたボイドが銀行強盗を企て、人質としたアンジーと共に嘘が蔓延する米国中を彷徨うロードノベル。登場人物がみな複雑に関係しながら秘密を共有しているうえに、誰もがうさんくさい。訳者後書きで村上さんが記しているように「シリアスな喜劇仕立てで…笑えばいいのか、考え込めばいいのか」分からないという、一筋縄ではいかない小説です。つまり大いに楽しめるわけで。 視線の向け方によって様々な読み方ができるのはオブライエンのサービス精神でしょうか。義理の父によって破滅に...
Un gato lo vio −猫は見た | 2025.12.28 Sun 13:44
JUGEMテーマ:ポッドキャスト JUGEMテーマ:読書
rennyの備忘録 / 株・株価とは何かを考えたことがありますか? | 2025.12.27 Sat 08:18
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